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"372000132_0": "「今ので最後です。\\n でも、錬金術師たちの姿が……」",
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"372000132_1": "「……ッ!\\n 取り逃がしたか……」",
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"372000132_2": "「ごめんなさい。\\n 3人組を見失ってしまいました」",
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"372000132_3": "「いや、無事でなによりだ」",
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"372000132_4": "「どうして何も言わずに立ち去るんでしょうか?\\n 助けてくれたし、敵とは思えないんですが……」",
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"372000132_5": "「後ろ暗い事情があるのやも知れん。\\n 小日向も、余り親近感を持つと危険だぞ」",
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"372000132_6": "「……はい」",
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"372000132_7": "「とにかく、一度本部に戻って判断を仰ごう」",
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"372000132_8": "「――翼さんッ!\\n おかえりなさいッ!!」",
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"372000132_9": "「立花……ッ! 戻っていたのか」",
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"372000132_10": "「本当はあと2日くらい現地にいる\\n 予定だったんデスけどね」",
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"372000132_11": "「師匠から連絡があったので、\\n 早めに帰ってきましたッ!」",
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"372000132_12": "「あなたも、帰国早々事件が起きるなんて災難ね」",
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"372000132_13": "「少しはこっちの都合も考えろっつーんだよなッ!」",
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"372000132_14": "「こちらの都合を考慮する者が、街を襲ったりするものかッ!」",
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"372000132_15": "「じ、冗談だっての。\\n でも正直、先輩が帰国していてくれて助かったよ」",
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"372000132_16": "「皆、ご苦労だった。\\n まずアルカ・ノイズを放った錬金術師たちだが……」",
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"372000132_17": "「パヴァリア光明結社の残党だと思われる。\\n 装者を逆恨みしての無差別テロと判明した」",
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"372000132_18": "「犯行が繰り返される可能性は高い。\\n 各自、警戒を怠らないよう注意してくれ」",
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"372000132_19": "「次に、翼からも報告が上がっている通り、\\n 我々は先の戦闘時、正体不明の3人組と遭遇した」",
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"372000132_20": "「彼らの出自や背景は一切不明。\\n 政府筋にも問い合わせたが、該当する組織は無いようだ」",
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"372000132_21": "「確実なのはアルカ・ノイズ、ひいては\\n それを操る錬金術師に敵対しているということだけ」",
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"372000132_22": "「錬金術師たちが動けば、彼らもまた現れるだろう。\\n 事態が混乱しなければいいが……」",
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"372000132_23": "「……正直、あまり悪い人たちには見えませんでした。\\n 市民を護ってくれたのは確かです」",
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"372000132_24": "「ならきっといい人だよッ!\\n 未来がそう言うなら間違いないと思うな」",
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"372000132_25": "「味方が増えるのは大歓迎デス。\\n 仲良くできるといいデスね」",
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"372000132_26": "「あのな、そんな単純な話じゃないだろ」",
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"372000132_27": "「共通する敵の存在で、味方に見えているだけかも知れないわ」",
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"372000132_28": "「錬金術師たちを排除した途端、\\n わたしたちに牙を剥く可能性も否定できないでしょう?」",
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"372000132_29": "「アルカ・ノイズを倒すなんて、かなり強力な兵器だよな?」",
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"372000132_30": "「政府の目を盗んでそんなもんを作れるだけで、\\n 十分危険なわけだ」",
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"372000132_31": "「その通りだ。未来くんや調くんの気持ちも理解できるが、\\n 厳正に対処すべきだろう」",
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"372000132_32": "「はい……」",
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"372000132_33": "「せめて正体が分かれば\\n お前たちの憂いを払うこともできるのだが……」",
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"372000132_34": "「例によって街の監視カメラに\\n 映像は残されてなかった」",
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"372000132_35": "「その上作戦区域では電波障害が起こり、\\n 追跡もままならない始末……こちらの準備不足だ」",
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"372000132_36": "「…………」",
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"372000132_37": "「そう思って写真、撮ってきました」",
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"372000132_38": "「何ッ!?」",
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"372000132_39": "「そうか、月読は彼らに接触を試みたのだったな」",
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"372000132_40": "「さすが調ッ! 名探偵デースッ!」",
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"372000132_41": "「フフ、切ちゃんくすぐったい」",
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"372000132_42": "「それで、その写真って――」",
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"372000132_43": "「こっそり撮影しました。これです」",
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"372000132_44": "「……ッ!」",
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"372000132_45": "「師匠、何か知っているんですか?」",
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"372000132_46": "「これは……\\n グラウスヴァインスーツ、なのか……ッ!?」"
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