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2021-12-29 21:20:38 +03:00

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{
"371000721_0": "「――あの女性の目的は、調様と美遊様、\\n どちらかの肉体を使い……娘を復活させること」",
"371000721_1": "「もし、どちらかが適合し、肉体から魂が切り離された場合――\\n 二度と、元には戻れないそうです……」",
"371000721_2": "「そんな……!",
"371000721_3": " 人の身体をなんだと思ってるの!」",
"371000721_4": "「今ならまだ助かる可能性があるってことだよなッ!\\n 急ぐぞッ 悪いが強行軍だッ」",
"371000721_5": "「――ねぇ。本当にこれでいいの?」",
"371000721_6": "「……何が言いたい」",
"371000721_7": "「退路もなければ補給もない。\\n このまま突っ込めば全滅だってあり得るわ」",
"371000721_8": "「なら全部諦めて、島から\\n 脱出する方法を模索してもいいんじゃない」",
"371000721_9": "「本気か? それ」",
"371000721_10": "「さぁ?」",
"371000721_11": "「……ここに来た以上、全員を無事に返すのが\\n あたしの、いや年長者の仕事だ」",
"371000721_12": "「ただ、もしもの時……\\n 非情な決断を下す覚悟も出来ている」",
"371000721_13": "「それは、全ての可能性が絶たれてからの話だけどな」",
"371000721_14": "「非情な決断……。\\n 本当にあなたにそれができるの」",
"371000721_15": "「さあな」",
"371000721_16": "「…………」",
"371000721_17": "(やっぱり、本当にどうしようもなくなった時は、\\n 自分が死んででも、って考えてるわけね",
"371000721_18": "(本当に、お人よしなんだから……)",
"371000721_19": "(――切歌さんはああ言ってくれたけど、\\n わたしも、やっぱり皆と一緒に戦いたい……",
"371000721_20": "(何か、何かいい方法……!)",
"371000721_21": "「いやー、普通エンジンに違う燃料積んだら壊れるもんですが\\n さすがシンフォギアと言ったところでしょうか」",
"371000721_22": "「……!\\n そうだ それって――」",
"371000721_23": "「ねぇ、ルビー……\\n とっておきの秘策、思いついたんだけど――」",
"371000721_24": "「マリア……ッ!\\n また、操られてしまったんデスね……ッ」",
"371000721_25": "「フン……\\n ただじゃ通してくれないってかッ」",
"371000721_26": "「し、しかも、黒い怪物もたくさんいます!」",
"371000721_27": "「上等だッ!\\n 押し通るッ」",
"371000721_28": "「その通りデスッ!」"
}