xdutranslations/Missions/event066/370000531_translations_jpn.json
2021-12-29 21:20:38 +03:00

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{
"370000531_0": "その頃、セレナたちに救出された隊員たちは――",
"370000531_1": "「このまま私たちだけ逃げ出していいのでしょうか?」",
"370000531_2": "「他の隊員たちのことが気掛かりなのか?」",
"370000531_3": "「だが、俺たちが再び囚われたら、\\n 副隊長たちの足枷になってしまうかも知れんぞ」",
"370000531_4": "「そこですッ! この騒動を隊長と副隊長に収めてもらって、\\n 落ち着いたら戻ってくるんですか どんな顔してッ」",
"370000531_5": "「……ここは。この艦は私たちの家じゃないですかッ!\\n まだ大勢の隊員、いえ家族が残っています」",
"370000531_6": "「家が崩壊の危機なんだったら、私たちが護らないとッ!\\n 家族が間違ったことをしているなら、正さないとッ」",
"370000531_7": "「だから私は、艦に残りたいです」",
"370000531_8": "「…………」",
"370000531_9": "「そうだな。",
"370000531_10": " 俺たちの手で取り返さないとなッ! 家と家族をッ!」",
"370000531_11": "「逃げてる場合じゃねぇなッ!\\n 引き返そうッ」",
"370000531_12": "「<size=40>おおッ!</size>」",
"370000531_13": "「無事にAPPLEのマリアくんを救出できたようだな。\\n みんな、ご苦労だった」",
"370000531_14": "「先生、おかえりなさいデスッ!\\n リトル・マリアもお久しぶりなのデス」",
"370000531_15": "「リ……ッ!?」",
"370000531_16": "「酷い目に遭ったな。\\n まぁ、存外元気そうでよかったよ」",
"370000531_17": "「まぁいいわ。\\n ……妹共々助けてくれてありがとう」",
"370000531_18": "「みんな、心配してたんです」",
"370000531_19": "「風鳴司令、ご協力いただき感謝いたします」",
"370000531_20": "「マリアちゃんッ! 大丈夫だった?\\n ひどいことされてない」",
"370000531_21": "「あんたは相変わらず……ッ!\\n ちゃん付けで呼ぶなッ 子ども扱いするなッ」",
"370000531_22": "「ごめんね、可愛いからつい」",
"370000531_23": "「可愛いっていーうーなッ!」",
"370000531_24": "「しかし、あのナツミさんがクーデターとは本当なのか?」",
"370000531_25": "「分からないわ。\\n わたしが捕まっている間、誰も面会にも来なかったのよ」",
"370000531_26": "「ナツミさんだとしても、目的も分からないままなんです」",
"370000531_27": "「ナツミさんもダーククリスタルの侵食を受けたとか?」",
"370000531_28": "「いえ。あれからダーククリスタルの探知も定期的に\\n 行っていますが、そんな兆候はありません」",
"370000531_29": "「だったら、なんだってクーデターなんて……、\\n もう一遍乗り込んで探る必要があるんじゃないか」",
"370000531_30": "「お願いッ!\\n わたしもすぐに戻りたいのッ」",
"370000531_31": "「まぁ待て。\\n マリアくんたちは、少し休んで回復に努めるほうがいい」",
"370000531_32": "「わたしたちだけ安全な世界で、\\n 休んでるわけにはいかないのよッ」",
"370000531_33": "「姉さん……」",
"370000531_34": "「わたしがもっと強いリーダーなら、\\n きっとクーデターなんて起こらなかった……だからッ」",
"370000531_35": "「大丈夫。あなたは十分に強いリーダーだわ」",
"370000531_36": "「あなたが身体を張って妹を逃がし、\\n その結果、監禁されていた隊員たちも救い出す事ができた」",
"370000531_37": "「捕縛されて歯痒い想いをしたんでしょうけど、\\n 姉としての責務は十分に果たせたのだから……」",
"370000531_38": "「――全然分かってないッ!\\n わたしにとって、部隊全員が家族なのッ」",
"370000531_39": "「自分と妹が助かったからもういいなんて、\\n そんな薄情な考え、できるわけないじゃないッ」",
"370000531_40": "「もういいなんて言ってないでしょう?\\n 今は一度休んで、冷静になりなさい」",
"370000531_41": "「隊長として責任を感じる気持ちは理解できるわ。\\n ただあなたの妹は、あなたを救い出そうと必死だった」",
"370000531_42": "「そんな妹さんの想いを、ないがしろにするのは良くないわ。\\n あなたは、妹さんと並び立つことでより強くなれるんだから……」",
"370000531_43": "「――ッ!\\n 冗談じゃないわッ」",
"370000531_44": "「確かにわたしは弱いわよッ!\\n セレナがいなくちゃ、人じゃ何もできなかったッ」",
"370000531_45": "「そんなつもりじゃ……」",
"370000531_46": "「あなたからは、わたしがわがままで子供っぽくて弱く\\n 見えるんでしょうね……」",
"370000531_47": "「確かにあなたは強いわ。\\n 人でもわたしよりずっと大人で……」",
"370000531_48": "「だけど、妹を亡くさないと\\n その強さを得られないんだとしたら――ッ」",
"370000531_49": "「姉さん、ダメッ!」",
"370000531_50": "「――そんな強さ、わたしはいらないわよッ!」",
"370000531_51": "「…………」"
}