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{
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"367000922_0": "「あいつが待ってんだよッ!」",
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"367000922_1": "「<size=40>だから、そこをどけえッ!!</size>」",
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"367000922_2": "「ヘヘ、やってやったぞ……ッ!」",
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"367000922_3": "「超質量爆弾の内圧高まっています……ッ!\\n このままでは――」",
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"367000922_4": "「まさか、爆発……ッ!?",
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"367000922_5": " マズい、もう、避ける力が――」",
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"367000922_6": "「<size=40>うわあああああッ!?</size>」",
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"367000922_7": "「ノイ・カ・ディンギルによる攻撃は、阻止されました――」",
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"367000922_8": "「見ればわかる……ッ!」",
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"367000922_9": "「も、申し訳ございません……。ですが恐らく、\\n 装者も爆発に巻き込まれ死んだものと思われます」",
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"367000922_10": "「だからなんだというのだ……ッ!\\n 貴重な資材を羽虫ごときに無駄にさせられるとは……」",
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"367000922_11": "「まあいい。もう一度だッ!」",
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"367000922_12": "「ノイ・カ・ディンギルのエネルギー再装填ッ!\\n ブリルロイドも全軍起動ッ!」",
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"367000922_13": "「地球への侵攻の準備を始めろッ!\\n 我々に逆らったらどうなるか、味わわせてやる……」",
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"367000922_14": "「クリス……。\\n 本当に、あれを止めてしまうなんて……」",
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"367000922_15": "(クリスの安否は分からない……。\\n 宇宙空間の向こうじゃ、何を言って、何を唄ったのかも)",
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"367000922_16": "(でも、分かる。クリスはきっと、\\n オレに諦めるなって叫んでた……ッ!)",
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"367000922_17": "(だったら、オレは――)",
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"367000922_18": "「うああああああ――ッ!」",
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"367000922_19": "「ぐあッ!?」",
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"367000922_20": "「チッ、基地内に逃げ場などないというのに、\\n 逃亡を図るか――」",
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"367000922_21": "「申し訳ございませんッ!\\n 不意を突かれ、つい――」",
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"367000922_22": "「懲罰房では済まないと思え。\\n だがまずは、逃亡した反逆者の始末だ」",
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"367000922_23": "「一刻も早く探しだせッ!」",
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"367000922_24": "「ハ……ッ!」",
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"367000922_25": "「はあ……、はあ……」",
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"367000922_26": "(この先に、デュランダルが……)",
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"367000922_27": "(デュランダルを奪い、宇宙に捨てる……ッ!)",
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"367000922_28": "(そうすればエネルギー供給の大部分はストップし、\\n カールは何もできなくなるはずだ……)",
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"367000922_29": "(大丈夫、オレならできる。\\n クリスがやってくれたように――)",
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"367000922_30": "「――ッ!?」",
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"367000922_31": "「見つけたぞ、反逆者めッ!」",
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"367000922_32": "「暴れるなよ。抵抗すれば、発砲していいと言われている」",
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"367000922_33": "「く……」",
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"367000922_34": "(ここまでなのか?",
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"367000922_35": " いや、刺し違えてでも……ッ!)",
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"367000922_36": "「ぐえ……ッ!」",
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"367000922_37": "「うがッ!?」",
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"367000922_38": "「――ッ!?」",
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"367000922_39": "「久しぶりだね、レオポルド」",
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"367000922_40": "「お前……は……まさかッ!?」",
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"367000922_41": "「モーリッツ――ッ!?\\n なんで、どうして……ッ!」",
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"367000922_42": "「カールが、モーリッツを殺したと……」",
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"367000922_43": "「そうか……知ってるんだね」",
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"367000922_44": "「ボクはなんとかカールの目を欺いて、\\n 労働者街へ落ち延びることができたんだ」",
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"367000922_45": "「総統候補でなくなったボクは、労働階級として生きてきた。\\n でも、突然声が聞こえてきたんだ」",
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"367000922_46": "「戦いをやめようって」",
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"367000922_47": "「オレの呼びかけ……。\\n 届いてたのか……」",
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"367000922_48": "「君の声に、ボクが応えないわけがないだろ?」",
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"367000922_49": "「ごめん……、選抜試験の時オレは……」",
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"367000922_50": "「ううん、カールの脅しに屈したボクが悪いんだ。\\n そのせいで君に辛い運命を背負わせてしまった」",
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"367000922_51": "「それより、急いで……ッ!」",
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"367000922_52": "「ボクの仲間が細工をして、ブリルロイドは\\n 起動できなくなっているはずだ」",
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"367000922_53": "「それでも、カールの部下が大勢ここに向かってる。\\n ボクは、できる限り奴らを引き寄せるからッ!」",
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"367000922_54": "「話は、全部が終わってからにしよう」",
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"367000922_55": "「ああ……。ありがとう。\\n 約束だぞ……ッ!」",
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"367000922_56": "「着いた……。\\n あとは、デュランダルを装置から外せば……」",
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"367000922_57": "「させはしない」",
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"367000922_58": "「――ッ!」",
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"367000922_59": "「本気で、我々を導く素晴らしい総統になってくれると\\n 思っていた。本当に残念だ」",
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"367000922_60": "「その覚悟は今も昔も変わらないッ!\\n ただ、やり方が間違っていたと気づいただけだッ!」",
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"367000922_61": "「黙れッ! 和解などありえんッ!\\n 我々こそが正義、我々こそが選ばれた人類なのだッ!」",
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"367000922_62": "「反逆者の命は、私が責任を取って絶たなくては。\\n 死ねッ! レオポルドよ――ッ!」",
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"367000922_63": "「――ッ!」",
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"367000922_64": "「……なんとか、間に合ったか」",
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"367000922_65": "「クリスッ!?」",
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"367000922_66": "「がんばってるみたいだな。\\n 特別に殴るのは無しにしてやる」",
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"367000922_67": "「なぜお前がここにッ!?」",
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"367000922_68": "「爆風で吹っ飛ばされて、\\n たどり着いたのがここだったってわけだ」",
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"367000922_69": "「おまけにこんな場面に出くわすとは、\\n 今日のあたしはよっぽど運がいいらしい」",
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"367000922_70": "「く……」",
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"367000922_71": "「そんなちゃちな銃じゃ、\\n あたしのシンフォギアはビクともしないぞ」",
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"367000922_72": "「諦めて武器を捨てなッ!」",
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"367000922_73": "「劣等種が……」",
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"367000922_74": "「あ?」",
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"367000922_75": "「劣等種が私に指図をするなッ!\\n 私は選民、私が負けるなど、あってはならないのだ……ッ!」",
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"367000922_76": "「お、おい――まてッ!\\n こんなとこで使ったら……ッ!!」",
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"367000922_77": "「死ねッ!\\n 出来損ないどもよ……ッ!」",
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"367000922_78": "「ぐう……ッ!」",
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"367000922_79": "「大丈夫かッ!?\\n く……無茶をしやがる」",
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"367000922_80": "「まだ生きているかッ!\\n ならば、もう一度……ッ!」",
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"367000922_81": "「デュランダル制御装置に過負荷を確認。\\n デュランダル暴走――」",
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"367000922_82": "「は……?」",
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"367000922_83": "「オーバーフローによる爆発までカウント3。\\n 直ちに避難を――」",
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"367000922_84": "「なああ……ッ!?」",
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"367000922_85": "「外壁に穴が……ッ!?」",
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"367000922_86": "「すごい風だ。\\n このままじゃ……ッ!」",
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"367000922_87": "「吸い込まれる……ッ!?\\n いやだ、宇宙空間に投げ出されるなど……ッ!」",
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"367000922_88": "「おい、こっちだッ!\\n 手を伸ばせ……ッ!」",
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"367000922_89": "「断るッ!\\n 劣等種の手を取るくらいなら……ッ!」",
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"367000922_90": "「ブリル協会……ッ!\\n ばん――ざ――」",
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"367000922_91": "「カール……」",
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"367000922_92": "「うわ……ッ!?」",
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"367000922_93": "「別の部屋に通じる隔壁がとじちまってるッ!",
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"367000922_94": " あたしたちもこのままじゃ……ッ!」",
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"367000922_95": "「緊急時用の脱出ポッドがあるはずだッ!\\n こっちへ急げッ!」",
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||
"367000922_96": "「わかった――ッ!」",
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"367000922_97": "「<size=40>うぁああああッ!!</size>」"
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