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2021-05-22 15:36:29 +02:00

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{
"361000221_0": "「なんという覇気……ッ!?\\n 闇の舞台少女……と言ったか」",
"361000221_1": "「3人の女の子が、圧倒されてます……ッ!」",
"361000221_2": "「でも、これはレヴューであり、\\n オーディションなんでしょ」",
"361000221_3": "「もし、負けたらどうなるんですか?」",
"361000221_4": "「心配ですか。わかります」",
"361000221_5": "「この地下舞台で行われているのは、\\n 舞台少女たちのオーディション」",
"361000221_6": "「勝者が『自分の望む舞台に立つことができる』代わりに、\\n 敗者は――」",
"361000221_7": "「舞台少女としての『キラめき』を奪われるのです」",
"361000221_8": "「『キラめき』……?\\n そういえば、先ほどもそのようなことを言っていたな」",
"361000221_9": "「見てください、あの舞台少女たちを。\\n 美しいでしょう、輝いているでしょう」",
"361000221_10": "「ええ、確かに」",
"361000221_11": "「唄って踊って戦って……、\\n すごくキラキラしてますッ」",
"361000221_12": "「そう。『キラめき』こそが、舞台少女の原動力なのです」",
"361000221_13": "「では、敗れた舞台少女はステージに立つ原動力を、\\n 失うということなのか……ッ」",
"361000221_14": "「ええ。『キラめき』が無ければ、舞台に立つ意味も、\\n 喜びも、きっと見いだせなくなってしまうでしょう」",
"361000221_15": "「そんな……ッ!」",
"361000221_16": "「本来のオーディションは、\\n 最終日まで結果がわかりません」",
"361000221_17": "「しかし、今回はすべてが例外。負ければその場で\\n 『キラめき』を失ってしまう。それがルール」",
"361000221_18": "「今日のレヴューも、とても素晴らしいものでした。\\n しかし、それもここまでのようですね」",
"361000221_19": "「これで終わりよッ!」",
"361000221_20": "「お願い……これまであなたと戦った、\\n みんなの『キラめき』を返して……ッ」",
"361000221_21": "「うるさいッ!\\n あれは全部わたしのものなの……ッ」",
"361000221_22": "「きゃああああッ!」",
"361000221_23": "「『キラめき』っていうのがなんなのか、\\n まだいまいちわからないけど……」",
"361000221_24": "「彼女たちが傷つけられているのを見過ごすわけにはいかないッ!」",
"361000221_25": "「取り返しがつかなくなる前に、\\n あのオーディションを止めないとッ」",
"361000221_26": "「突貫しま――」",
"361000221_27": "「……あれ?」",
"361000221_28": "「いけません。上演中は、お静かに」",
"361000221_29": "「そのようなことを言っている場合かッ!」",
"361000221_30": "「攻撃が……やんだ……?」",
"361000221_31": "「どうして……」",
"361000221_32": "「まさか……客席に誰かいるッ!?」",
"361000221_33": "「……フフ。わたしの招待状が届いた人間が、\\n 他にもいたようね」",
"361000221_34": "「ダメよ、ここから逃げてッ!」",
"361000221_35": "「目の前に困っている人がいるのに、\\n 逃げることなんてできないよッ」",
"361000221_36": "「でも……どうしてッ!?\\n 目の前に壁があって、これ以上は近づけない……ッ」",
"361000221_37": "「舞台の上は、舞台少女たちの聖域ですから」",
"361000221_38": "「ならば、こちらも舞台少女に\\n なれば問題ないということだな」",
"361000221_39": "「わたしは、傷ついた彼女たちの『代役』として\\n あのステージに立とうッ」",
"361000221_40": "「――ッ!?」",
"361000221_41": "「面白い、確かに舞台に代役は付き物」",
"361000221_42": "「しかし、部外者のあなたたちが……」",
"361000221_43": "「部外者だと? わたしは部外者ではない。\\n 何故ならば……」",
"361000221_44": "「わたしもまた、このオーディションの招待状を\\n 受け取っているッ」",
"361000221_45": "「招待状、ってさっきの謎のメッセージ?\\n あなたの望んだ星をお持ちなさい、っていう……」",
"361000221_46": "「それって招待状だったんですかッ!?」",
"361000221_47": "「わからない。が、わたしがここへ導かれた理由……。\\n そうとしか思えない」",
"361000221_48": "「おお、異なる世界からの招待ですか。これは楽しみです」",
"361000221_49": "「あなたが、代役になると宣言すれば、\\n それで参加は成立することでしょう」",
"361000221_50": "「わかった、それならば……ッ!」",
"361000221_51": "「あなたの代役として、わたしを舞台に立たせてもらえるか?\\n 大丈夫、戦う術なら持っている……ッ」",
"361000221_52": "「代役……? わたしの代わりになんて、そんな……、",
"361000221_53": " でも……今は……」",
"361000221_54": "「――お願い。\\n このままでは、あの舞台少女にすべてを奪われてしまう……」",
"361000221_55": "「護るべき者を前にして、\\n 防人の剣に納める鞘は無し」",
"361000221_56": "「風鳴翼、代役の任をつかまつるッ!」",
"361000221_57": "「ギアが変化した……。\\n 舞台に上がるための、舞台少女ギアってことね」",
"361000221_58": "「待ってくださいッ!\\n わたしも行きますッ」",
"361000221_59": "「公演終了までお静かに。\\n それとも招待状をお持ちですか」",
"361000221_60": "「ありませんッ!\\n だからくださいッ」",
"361000221_61": "「そのように言われても……私はただの傍観者。\\n そのような権限など持ち合わせてはいないのです」",
"361000221_62": "「でも……翼さん1人に\\n 戦わせることなんて……」",
"361000221_63": "「ねぇ、あなた。さっき言ってたわよね?」",
"361000221_64": "「このオーディションは、\\n とある舞台少女によって開催されたと」",
"361000221_65": "「あの様子だと、あそこにいる不気味な子、\\n 闇の舞台少女が主催なのでしょう」",
"361000221_66": "「ならば……聞きなさいッ!\\n 倒れている舞台少女は人ッ」",
"361000221_67": "「当然、代役も3人必要なんじゃない!?」",
"361000221_68": "「主催に直接訴えかけるとは……。\\n これは面白くなってきましたね」",
"361000221_69": "「……フフ、いいでしょう。\\n あなたたちも『キラめき』を持っているようだし――」",
"361000221_70": "「あッ、わたしの端末にも翼さんと同じメールが……ッ!」",
"361000221_71": "「わたしのところにも……。\\n これで、部外者ではなくなったわね」",
"361000221_72": "「それなら、立花響ッ!\\n 代役やりますッ」",
"361000221_73": "「わたしの、代わりに……?」",
"361000221_74": "「うんッ! わたしに人助け、させてくれるかなッ!?」",
"361000221_75": "「…………」",
"361000221_76": "「お願いッ! みんなのためにも、\\n わたしたちがここで負けるわけにはいかないのッ」",
"361000221_77": "「任せてッ!」",
"361000221_78": "「わたしも。\\n マリア・カデンツァヴナ・イヴ、代役を務めさせていただくわ」",
"361000221_79": "「それじゃあ、今回だけ。もう立ち上がる力が残ってない\\n わたしたちの代わりに、お願いできるかな……」",
"361000221_80": "「ええッ! 正直まだ、何が起きているのかすら\\n わかっていないけど、やるべきことはわかっているわッ」",
"361000221_81": "「それでは、オーディションの再開です」",
"361000221_82": "「トップスタァを目指して\\n 歌って、踊って、奪い合いましょう」",
"361000221_83": "「あとはわたしたちに任せろッ!」",
"361000221_84": "「どうして……身代わりなんて」",
"361000221_85": "「わたし、立花響ッ! 趣味は人助け。\\n あなたは」",
"361000221_86": "「えッ!? わ、わたしは99期生、出席番号1番、愛城華恋。\\n ごめんなさい……でも、ありがとう」",
"361000221_87": "「わたしはあの子ほどじゃないけれど、\\n 目の前で困っている人を放っておけるほど薄情じゃないわ」",
"361000221_88": "「代役を承ると名乗り出たのだ。\\n その名に恥じぬ舞台を演じてみせるッ」",
"361000221_89": "「そう……先ずは試させてもらうわ。\\n あなたたちの『キラめき』を」",
"361000221_90": "「口だけじゃないとわかったら、\\n 望み通り正式にオーディションに参加させてあげましょう」",
"361000221_91": "「オーディションに参加するためにも審査が必要とは、\\n ずいぶん回りくどいことしてくれるじゃない」",
"361000221_92": "「それだけ、『キラめき』が大切なものってことですよね。\\n だったら絶対に負けられませんッ」",
"361000221_93": "「護る者のある限り、わたしの剣は折れたりしないッ!\\n 舞台少女に代わって、いざ推して参るッ」"
}