xdutranslations/Missions/event017/318001111_translations_jpn.json
2018-12-27 11:20:51 -05:00

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JSON
Raw Blame History

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{
"318001111_0": "任務を終えて",
"318001111_1": "「ただいま戻りました」",
"318001111_2": "「ああ、帰ったか。\\n ご苦労様だったね、人とも」",
"318001111_3": "「はい。ご命令のものはこちらに」",
"318001111_4": "「いや、ありがとう。\\n 落ち着かなくてね、この服でないと」",
"318001111_5": "「ホント、くだらない真似してくれちゃって……」",
"318001111_6": "「悪趣味極まりないワケダ」",
"318001111_7": "「さて、少しは反省したかな?\\n 君たちも、これで」",
"318001111_8": "「やはり、先日の件の懲罰でしたか……」",
"318001111_9": "「まあ自由だよ、どう受け止めるかはね」",
"318001111_10": "「君が仲間に解釈させた様にね、\\n 休暇を兼ねた気楽な任務だと」",
"318001111_11": "「途中から薄々、局長の意図には気づいてはいました」",
"318001111_12": "「あれから楽園どころか、ヒマラヤとか昔の南極基地だとか、\\n どんどん危険地帯とか僻地ばかりになってったし……」",
"318001111_13": "「敵のアジトも、協会のセーフハウスだったり、\\n 間に合わせの掘っ立て小屋だったりしたワケダ……」",
"318001111_14": "「局長のお叱りの理由は、充分理解しているつもりです」",
"318001111_15": "「だろうね。困るよ、そうでないと」",
"318001111_16": "「だがまあ、正解だよ。\\n 放棄しなかったことは、今回の任務をね」",
"318001111_17": "「そう……例えば。\\n 燃やされたことにしてね、この服を」",
"318001111_18": "(ギクッ!)",
"318001111_19": "「その時はしなければならなかった、最悪の決断を。\\n 再び虚言を弄して、任務放棄をするようならばね」",
"318001111_20": "(あ、危なかったワケダ……)",
"318001111_21": "「とにかく、正確に伝えるべき物だよ、報告というものは。\\n 良いことも、悪いこともね」",
"318001111_22": "「あってはいけない、嘘なんてね。\\n 僕たちの間には、特にね」",
"318001111_23": "「嘘をついたのはあーしだからッ!\\n ほ、ほら、あーし元詐欺師だし」",
"318001111_24": "「それを言うならわたしだって同罪なワケダッ!」",
"318001111_25": "「いえ、元はといえば、私が蒔いた種です。\\n 咎は全て私にあります」",
"318001111_26": "「かばうとはね、お互いを」",
"318001111_27": "「見目麗しい同胞愛だ。\\n 端で見ている分には、だけどね」",
"318001111_28": "「だけど、3人ともだよ、咎があるのは」",
"318001111_29": "「サンジェルマン……君は報告したね、任務続行可能と。\\n 人のラピスの損壊を報告せずに」",
"318001111_30": "「は、はい。確かに……」",
"318001111_31": "「カリオストロ……君も隠蔽した。\\n カルマイズに吸収され逐電したサンジェルマンの件を」",
"318001111_32": "「は、はーい。反省してますぅ……」",
"318001111_33": "「プレラーティ……君も虚偽報告した、任務完遂間近とね。\\n その上で隠蔽した、二課との独自判断による共闘を」",
"318001111_34": "「申し開きもないワケダ」",
"318001111_35": "「無論、想い合ってのことだろう、互いのことを」",
"318001111_36": "「だからこそ生じる、すれ違いと軋轢が。\\n 取り返しの付かない過ちが」",
"318001111_37": "「窮地に陥ったとしても、助けることはできる。\\n 本来ならばね」",
"318001111_38": "「だが、助けも出せない、前提情報が歪められてはね」",
"318001111_39": "「確かに喜ばしいよ、今回の事態が解決したことは」",
"318001111_40": "「だが――もう少しで失う所だった、何より大事な君たちを」",
"318001111_41": "「看過できない、それだけは。\\n この組織の長として、そして君たちの長年の友として」",
"318001111_42": "「局長……ありがとうございます」",
"318001111_43": "「<size=25>……元はと言えば、局長がアダムスフィアを適当に\\n 放り出していたせいじゃないかしら</size>」",
"318001111_44": "「<size=25>言うだけ無駄なワケダ</size>」",
"318001111_45": "「さて、反省してくれたようだし。\\n これくらいにしようか、堅苦しい会話は」",
"318001111_46": "「きょ、局長ッ!?」",
"318001111_47": "「また何を見せつけてくれるワケダッ!?」",
"318001111_48": "「もう~、なんでまた脱いでるのよッ!?」",
"318001111_49": "「着がえるためさ。一度脱ぐ必要があるだろう?\\n 君たちが持ち帰ってきてくれた、この服を着るためにはね」",
"318001111_50": "「わざわざ人の目の前で着がえる必要はないワケダが……」",
"318001111_51": "「それならばさっさと着がえてください……」",
"318001111_52": "「そう急かさないでくれたまえよ。\\n いけないね、せっかちで」",
"318001111_53": "「ああもう、何をどう突っ込んで良いのかわからないわ……」",
"318001111_54": "「ああ、そう言えば、二課のことだが」",
"318001111_55": "「は、はい。なんでしょうか」",
"318001111_56": "「一応はあるからね、協会の立場というものが。\\n だから、協力はできない……表立っては、ね」",
"318001111_57": "「だが……また会うこともあるだろう。\\n 彼女たちには、きっとね」",
"318001111_58": "「なにしろ、作ってしまったからね。\\n 大きな借りを」",
"318001111_59": "「確かに、今回の件で我々は\\n 彼女たちに大きな負債を抱えました」",
"318001111_60": "(大きく、そしてなによりも眩い、希望という名の、ね)",
"318001111_61": "「ならば返さないとね、いずれ利子をつけて。\\n これは協力ではない、正当な弁済行為というものさ」",
"318001111_62": "「はい、承知しています」",
"318001111_63": "「その時は我々に任せてほしいワケダ」",
"318001111_64": "「借りたものは、借りたあーしたち自身で返さないとね」",
"318001111_65": "「何……。きっと遠くないはずさ、そんなにはね」"
}