59 lines
4.7 KiB
JSON
59 lines
4.7 KiB
JSON
{
|
||
"318000741_0": "「奴は包囲したな?」",
|
||
"318000741_1": "「ああ、あれだけのアルカ・ノイズが相手だ。\\n 流石の奴も消耗するに違いない」",
|
||
"318000741_2": "「よし。弱らせた後、我々の手で仕留め、\\n アダムスフィアを回収して離脱する」",
|
||
"318000741_3": "「そうはさせないッ!」",
|
||
"318000741_4": "「貴様らは――同志の遺した報告にあった二課の装者かッ?」",
|
||
"318000741_5": "「まったく、面倒ばかり起こしてくれちゃって……」",
|
||
"318000741_6": "「なッ? 協会の幹部どもも一緒だと? どういうことだッ!?」",
|
||
"318000741_7": "「お前たちの知ったことではないワケダ」",
|
||
"318000741_8": "「おおかた、奴があんなことになって\\n 政府の犬に尻尾を振ったのだろうさ」",
|
||
"318000741_9": "「ああ、なるほどな。\\n 協会の幹部も堕ちたものだなッ!」",
|
||
"318000741_10": "「なッ!? あんたたちが面倒を起こしたから\\n こんなことになってるんでしょッ!?」",
|
||
"318000741_11": "「激昂するということは、図星というわけか」",
|
||
"318000741_12": "「状況に応じて理念も捨て去り変節する……。\\n だからお前らなどには任せておけぬのだッ!」",
|
||
"318000741_13": "「言わせておけば――ッ!」",
|
||
"318000741_14": "「さあ、ここでまとめて死ぬがいいッ!」",
|
||
"318000741_15": "「わわわッ!? すごい数デスッ!」",
|
||
"318000741_16": "「数だけいても質が伴わなければ意味がないワケダッ!」",
|
||
"318000741_17": "「まったくよねッ!」",
|
||
"318000741_18": "「くッ。流石にやる」",
|
||
"318000741_19": "「だが時間は稼げるだろう。\\n 今のうちにサンジェルマンを仕留め、アダムスフィアを奪還するッ!」",
|
||
"318000741_20": "「あの人たち、今、サンジェルマンのこと言ってた」",
|
||
"318000741_21": "「おそらくこの先にいるデスッ!」",
|
||
"318000741_22": "「言われなくてもわかってるわよッ!」",
|
||
"318000741_23": "「このまま食い破って包囲網を突破するワケダッ!」",
|
||
"318000741_24": "「はい、<ruby=とっかん>吶喊</ruby>しますッ!」",
|
||
"318000741_25": "「お前らの言うことに従うようで癪だが――\\n まとめてぶっ飛ばしてやるッ!」",
|
||
"318000741_26": "「おおおおお――ッ!」",
|
||
"318000741_27": "「はああああ――ッ!」",
|
||
"318000741_28": "「見えたッ!\\n アルカ・ノイズの群れの向こうにサンジェルマンさんがッ!」",
|
||
"318000741_29": "「これはッ!?」",
|
||
"318000741_30": "「ッ!? ちょっとお待ちなさいなッ!」",
|
||
"318000741_31": "「気をつけろ、高出力の魔力反応なワケダッ!」",
|
||
"318000741_32": "「なんだと――ッ!?」",
|
||
"318000741_33": "「何、今のは……?」",
|
||
"318000741_34": "「囲んでたアルカ・ノイズの大軍が……\\n 全部消し飛んだデス……?」",
|
||
"318000741_35": "「それって、さっきの錬金術師の人たちまで……?」",
|
||
"318000741_36": "「どの道、倒さなきゃいけない相手だったけど……」",
|
||
"318000741_37": "「流石にこれは、やり過ぎなワケダ……」",
|
||
"318000741_38": "「…………」",
|
||
"318000741_39": "「サンジェルマン……あーしたちよ。\\n わかる?」",
|
||
"318000741_40": "「我々と共に協会に戻るワケダッ!」",
|
||
"318000741_41": "「あなた、たち、は――?」",
|
||
"318000741_42": "「うううう……あああああ――ッ!!」",
|
||
"318000741_43": "「く――ッ!?」",
|
||
"318000741_44": "「な、何するのよ、サンジェルマンッ!?」",
|
||
"318000741_45": "「理性が飛んでいるというワケダッ!」",
|
||
"318000741_46": "「そんな? それじゃ、どうしたら――」",
|
||
"318000741_47": "「行動不能にして捕縛するしか考えられないワケダッ!」",
|
||
"318000741_48": "「そいつはいいッ!」",
|
||
"318000741_49": "「あいつにも借りが残ってる、一番槍はあたしだッ!」",
|
||
"318000741_50": "「そのギアは――」",
|
||
"318000741_51": "「ブリーシンガメンッ!?」",
|
||
"318000741_52": "「か、奏さんッ!!」",
|
||
"318000741_53": "「はああああ――ッ!!」",
|
||
"318000741_54": "「1人だけで突っ込んだら危ないデスよッ!」",
|
||
"318000741_55": "「響さん、わたしたちも続きましょうッ!」",
|
||
"318000741_56": "「う……うん。わかった、行こうッ!」"
|
||
} |