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"317000721_0": "「これがあのカーバンクルだというのッ!?」",
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"317000721_1": "「大きい……」",
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"317000721_2": "「全然アタシたちのことがわかってないみたいデスッ!」",
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"317000721_3": "「何言ってんだよッ!\\n どんな姿になろうが、あいつはあいつだッ!」",
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"317000721_4": "「あたしが話をつけてやるッ!」",
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"317000721_5": "「待って、危ないよッ!」",
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"317000721_6": "「ダメだ、暴れるな、お前は暴れちゃダメなんだッ!」",
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"317000721_7": "「くッ……頼むから、話を聞いてくれッ!\\n あの子に説教をくらうぞ、いいのかよッ!」",
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"317000721_8": "「危ないッ!」",
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"317000721_9": "「あいつ、あたしを攻撃して……」",
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"317000721_10": "「きっと混乱してるだけだから、\\n 落ち着けばいつものあの子に戻るはずだよッ!」",
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"317000721_11": "「だから、諦めないでッ!\\n 声を掛け続けてあげようよッ!」",
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"317000721_12": "「……あ、ああ、そうだよな」",
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"317000721_13": "「おお……、あれが覚醒かッ!」",
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"317000721_14": "「しかし、暴れているぞッ!\\n 貴瀬瑠璃ッ! 早く制御しろッ!」",
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"317000721_15": "「いいえ、完全覚醒したカーバンクルを制御することは\\n 誰にもできないわ」",
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"317000721_16": "「な、なにッ!? 話が違うではないか……」",
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"317000721_17": "「フフ、驚いて当然よ。これは翠も知らないこと……」",
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"317000721_18": "「私は研究の末、辿りついたのよ。カーバンクルの真の力にッ!\\n でも、完全覚醒の方法が見つからなかった……」",
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"317000721_19": "「そんな時、翠のおかげで、S.O.N.G.が所有するあの兵器を\\n 見つけることができたのよ」",
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"317000721_20": "「あの人、何を言っているんデスか……?」",
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"317000721_21": "「わたしたちを使って、カーバンクルを成長させていた……」",
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"317000721_22": "「……フォニックゲインね」",
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"317000721_23": "「なるほど、だから長年宝珠の姿だったのに、\\n あの時動物型に……。気づかないとは、迂闊だった……」",
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"317000721_24": "「その力のおかげで今、カーバンクルが完全覚醒したッ!」",
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"317000721_25": "「お前は何を言っているんだッ!?\\n 覚醒さえできれば、それだけでいいというのか……」",
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"317000721_26": "「フフ、ええその通り」",
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"317000721_27": "「それより、早く逃げないと危ないわよ?」",
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"317000721_28": "「あいつ、こちらに来るッ!?\\n な、なんとかしろ、貴瀬瑠璃――」",
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"317000721_29": "「ッ!? 人や街が結晶化したッ!?」",
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"317000721_30": "「うそ、だろ……あいつが、人を……」",
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"317000721_31": "「ひいッ、た、助けてくれッ!\\n あのバケモノを早く殺してくれッ!」",
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"317000721_32": "「都合のいいことをッ!」",
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"317000721_33": "「誰がバケモノだッ! あいつはあたしの大切な家族なんだ。\\n バケモノなんて呼ぶんじゃねぇッ!」",
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"317000721_34": "「なあ、お前にはそんなの似合わないだろ。\\n キューキュー言って、悪さして、叱られて、遊んで……」",
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"317000721_35": "「また一緒に暮らそう。な?\\n 多少、でっかくてもあの子は受け入れてくれるって」",
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"317000721_36": "「まずい、避けてッ!」",
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"317000721_37": "「ぐあああッ!」",
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"317000721_38": "「きゃあああッ!」",
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"317000721_39": "「クリスちゃん、調ちゃんッ!」",
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"317000721_40": "「ッ!? 切歌、翼ッ!」",
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"317000721_41": "「な、なんデスか、これは。ギアが、結晶化して……」",
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"317000721_42": "「動かすことが……」",
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"317000721_43": "「ギアのおかげで、身体の結晶化は防ぐことができたようね。\\n でも、もう戦うことは……」",
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"317000721_44": "「くッ……、わたしたちは戦闘を離脱する。\\n ここにいても、邪魔になるだけだ」",
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"317000721_45": "「じゃあ、今動けるのはわたしたち……ッ!\\n クリスちゃんはッ!?」",
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"317000721_46": "「……」",
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"317000721_47": "「よかった、無事だった……」",
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"317000721_48": "「ジュエル型ギアのおかげ、かしら?でも、\\n 無事とは言えないわ、彼女は戦力として数えられない」",
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"317000721_49": "「なんでですか?」",
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"317000721_50": "「心身ともに戦える状態ではないわ。\\n 家族だと思っていた相手が人を殺し、攻撃してきたのだから」",
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"317000721_51": "「そう、ですね……」",
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"317000721_52": "「わたしたちで止めるしかないようね」",
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"317000721_53": "「大丈夫ですかッ!?」",
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"317000721_54": "「小日向か……。ああ、無事だ。\\n だが、ギアは結晶化の影響を受け戦えなくなってしまった」",
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"317000721_55": "「向こうで暴れている、あの龍は……、\\n あの子なんですよね……?」",
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"317000721_56": "「……そうデス」",
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"317000721_57": "「あれが真の姿だと、言っていました……」",
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"317000721_58": "「そんな……」",
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"317000721_59": "「ジュエル型ギア……。あれならば、\\n 止めることができるかもしれないが……」",
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"317000721_60": "「そんな、無理デスよッ! クリス先輩1人で相手を\\n するなんてッ! それに……」",
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"317000721_61": "「大切な家族なのに、戦うなんて……」",
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"317000721_62": "「……」",
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"317000721_63": "「どうした?」",
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"317000721_64": "「わたし、本部に行かないと……」",
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"317000721_65": "「え?」",
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"317000721_66": "「先に戻りますッ! ごめんなさいッ!」",
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"317000721_67": "「行っちゃった……」",
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"317000721_68": "「本部……。まさか……ッ!」"
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