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"345000232_0": "「そこをどきなさいッ!」",
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"345000232_1": "「おや、数が減ってきてしまいましたね。\\n そろそろ追加しましょうか」",
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"345000232_2": "「また増援だとッ!?」",
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"345000232_3": "「どうですか、僕たちが造った『アンドロイド兵』は。\\n 装者といえど、この数を相手にするのは厳しいでしょう」",
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"345000232_4": "「この程度ッ!」",
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"345000232_5": "「そちらにばかり気を取られてていいんデスかッ!」",
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"345000232_6": "「く……ッ!」",
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"345000232_7": "(ダメだ、あの2人は本気で戦えていない。\\n このままではじきに力尽きてしまう)",
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"345000232_8": "「仕方がない、ここは一旦退くぞッ!」",
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"345000232_9": "「いいえッ! 切歌を置いて逃げることなんてできない。\\n わたしは残るわッ!」",
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"345000232_10": "「何を言っている。このまま戦って君が倒れ、\\n 捕まったらどうするつもりだッ!」",
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"345000232_11": "「マリア、ユリウス氏の言う通りだ」",
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"345000232_12": "「お前は暁を助けるためにここへ来たんだろう。\\n 倒されてしまっては、それすら果たすこともままならないぞッ!」",
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"345000232_13": "「で、でも……ッ!」",
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"345000232_14": "「彼女の言う通りだ、状況をよく見ろ。\\n チャンスは今回限りではないはずだッ!」",
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"345000232_15": "「……わかりました」",
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"345000232_16": "「おや、撤退を選びますか。ならば、いいでしょう。\\n こちらとしても無駄な戦闘は望んでいませんからね」",
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"345000232_17": "「敵の動きが止まったッ!?」",
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"345000232_18": "「ほら、逃げるのでしょう。早くしていただけませんかね」",
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"345000232_19": "「どこまでも人をバカにしたやつだ。\\n とは言え、ここは退かせてもらう」",
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"345000232_20": "「このまま逃がすのはなんだかまずい気もするデス……」",
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"345000232_21": "「逃げる相手を背中から撃ちたいのなら止めませんよ?」",
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"345000232_22": "「そんな卑怯な攻撃方法、プログラムされてないデスッ!」",
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"345000232_23": "(あの不自然な言い回し、やはりあの暁は……)",
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"345000232_24": "「切歌……」",
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"345000232_25": "「馴れ馴れしくアタシを切歌と呼ぶなデスッ!\\n アタシのことを切歌と呼んでいいのは……」",
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"345000232_26": "「と、とにかく、",
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"345000232_27": " お前たち、もう二度と、この島に来るなデスッ!」",
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"345000232_28": "「……」",
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"345000232_29": "「行こう、マリア」",
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"345000232_30": "(切歌……。あなたに一体、何があったの……)"
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