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JSON
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{
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"344000712_0": "「お前で最後だッ!」",
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"344000712_1": "「……結構時間がかかってしまいましたね」",
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"344000712_2": "「ああ、急ごう。騒ぎを聞きつけて\\n 主戦力が集まる前にカタをつけないと」",
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"344000712_3": "「そうですねッ!\\n ……では、ドヴァリンさんのいた部屋に踏み込みます」",
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"344000712_4": "「はあ……はあ……」",
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"344000712_5": "「ん……? お前たちは……」",
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"344000712_6": "「あの男は、お前たちを殺し損ねていたんだな」",
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"344000712_7": "「当たり前だッ!」",
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"344000712_8": "「わたしたちは、あなたと、この国がやろうとしていることを\\n 止めに来ましたッ!」",
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"344000712_9": "「ドヴァリン、最後に聞きたい。こんな、悪い人間に\\n 利用されるようなこと、やめる気はないか?」",
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"344000712_10": "「ヴェイグ、お前か……」",
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"344000712_11": "「ドヴァリン、オレのことがわかって――ッ!」",
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"344000712_12": "「あの男が言っていただろう。私はあの男に\\n 利用されているわけではない」",
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"344000712_13": "「全て私の意思だ。人間に対するこの憎しみも、\\n この怒りも……ッ!」",
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"344000712_14": "「ドヴァリン……」",
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"344000712_15": "「お前こそ、人間とずいぶん親しげにしているではないか?」",
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"344000712_16": "「この人たちは、ドヴェルグ族を苦しめた悪い人間とは\\n 違うんだッ! 清い心を持った――」",
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"344000712_17": "「黙れ。人間に清も邪も無い。\\n 皆等しくおぞましい……」",
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"344000712_18": "「だから、私は呪う。この世のすべての人間をッ!」",
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"344000712_19": "「ヴェイグ、人間に与するお前も同じだ。\\n そんなにその人間たちが大切なら、一緒に消えてしまえ――ッ!」",
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"344000712_20": "「そんな……」"
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} |