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"342000632_0": "「まさか、アルカ・ノイズの罠が張られていたなんて……」",
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"342000632_1": "「しかし、大した数ではなかったワケダ」",
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"342000632_2": "「ああ、この程度でオレは止められん」",
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"342000632_3": "「ところで、お前はどうしてファウストローブを\\n 使わないワケダ?」",
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"342000632_4": "「そういえば、キャロルちゃんそのままだったよね」",
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"342000632_5": "「この程度の相手、ファウストローブを使うまでもない。\\n オレの力なら、このままでも十分だ」",
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"342000632_6": "「……それは、遠まわしにわたしのことを貶しているワケダ?」",
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"342000632_7": "「思い当たる節があるならそうかもな。\\n ともかく、今はその時ではない」",
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"342000632_8": "「相変わらず生意気なワケダ……ッ」",
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"342000632_9": "「え、えっと……あッ! アルカ・ノイズがいたってことは、\\n この先の研究所って、当たりかも知れないですよねッ!」",
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"342000632_10": "「確かに、ジルが封印された頃は、\\n まだアルカ・ノイズは作られてはいなかったワケダが」",
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"342000632_11": "「つまり、最近になって奴が訪れたということか」",
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"342000632_12": "「封印から抜け出したことを錬金術師協会に悟られないよう、\\n 欧州から離れて潜んでいた可能性もあるワケダ」",
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"342000632_13": "「日本にこういう場所があるのは、\\n こっちの二課の人たちも知らないんですよね?」",
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"342000632_14": "「錬金術師のアジトは協会でも極秘事項。\\n 外部の者が知るのは難しいワケダ」",
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"342000632_15": "「……おい、内部の者であるはずのオレですら、\\n こんな場所のアジトなど聞いたことがないぞ」",
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"342000632_16": "「これでもわたしは協会の幹部。\\n 下っ端とは持っている情報の量も質も差があるワケダ」",
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"342000632_17": "「このオレを下っ端だと……ッ!」",
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"342000632_18": "「事実なワケダ。\\n 力があっても、年季が浅い以上、当然なワケダ」",
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"342000632_19": "「術師としての年季はオレの方が上だッ!」",
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"342000632_20": "「野良術師としての期間が長くても、意味などないワケダ」",
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"342000632_21": "「貴様……ッ!」",
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"342000632_22": "「そ、そこまでにしましょうよッ!\\n キャロルちゃんも落ち着いてッ!」",
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"342000632_23": "「……チッ……。いいだろう。\\n 局長のやつが戻ったら、全部吐かせてやる」",
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"342000632_24": "「それなら好きにすればいいワケダ」",
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"342000632_25": "(うう……2人とも、どうしてこんなに張り合うんだろう……)"
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