55 lines
4.8 KiB
JSON
55 lines
4.8 KiB
JSON
{
|
||
"360000212_0": "「オオッ! オオオオッ!」",
|
||
"360000212_1": "「くッ……ぐぐッ……、\\n この化物……一体何者なの……ッ!?」",
|
||
"360000212_2": "「聖遺物だ……」",
|
||
"360000212_3": "「お前ッ! 生きているのッ!?」",
|
||
"360000212_4": "「なんとか……次第に身体の感覚が無くなってきてるが……、\\n た、頼む……助けてくれ……」",
|
||
"360000212_5": "「じゃあ今の内に、そいつが何者なのか説明なさいッ!」",
|
||
"360000212_6": "「俺たちは、励起したまま封印されてる聖遺物があると知り、\\n 奪いに来たのだ……」",
|
||
"360000212_7": "「錬金術を利用する武装組織にカネで雇われ……」",
|
||
"360000212_8": "「武装組織? まさかそれはこの前の……」",
|
||
"360000212_9": "「しかし目的のブツはすでに封印の箱から飛び出していて……、\\n 周りの遺物を取り込み、このような形に……」",
|
||
"360000212_10": "「それでは、この化物は、\\n 偶然生まれたって言うんですか?」",
|
||
"360000212_11": "「オオオッ!」",
|
||
"360000212_12": "「周りの遺物……聖遺物を次々と食らっていく……、\\n いわば『アーティファクトイーター』……」",
|
||
"360000212_13": "「オオ……ッ!」",
|
||
"360000212_14": "「確かに……そう形容するのに相応しく、\\n 周りの聖遺物を食い荒らしてますわね」",
|
||
"360000212_15": "「――って、急にこっちにッ!?」",
|
||
"360000212_16": "「オオオッ! オオオッ!」",
|
||
"360000212_17": "「くッ……先ほどよりも力が増していますわ……。\\n 遺物を食って力を得ているのか――ッ!」",
|
||
"360000212_18": "「オオ……オオオッ!」",
|
||
"360000212_19": "「どうやら私も食らいたいようですが……、\\n やられるわけがありませんわ――」",
|
||
"360000212_20": "「このラピス・クォーターズがある限りッ!」",
|
||
"360000212_21": "「オオオーーッ!! オオッ! オオッ!」",
|
||
"360000212_22": "「興奮している……?」",
|
||
"360000212_23": "「コイツは力を持つ遺物を食って……成長するのだ……。\\n 知性はなく、本能のまま動いている……」",
|
||
"360000212_24": "「そうであれば、このラピス・クォーターズは\\n 上等の料理になりますわね……けど――」",
|
||
"360000212_25": "「マナーも知らない化物はお断りですわッ!」",
|
||
"360000212_26": "「――ッ! バ……バケ……」",
|
||
"360000212_27": "「……え?」",
|
||
"360000212_28": "「オオオーーッ!」",
|
||
"360000212_29": "「あ……あ……あああ……」",
|
||
"360000212_30": "「あの人間が……どんどん取り込まれて……」",
|
||
"360000212_31": "「あぁぁ…………」",
|
||
"360000212_32": "「オオオーーッ!」",
|
||
"360000212_33": "「――くッ、なんて馬鹿力なのッ!\\n 長引くほど不利になりそうね……」",
|
||
"360000212_34": "「ウ……ゴゴ……ッ!」",
|
||
"360000212_35": "(ここは一旦退くべき……?\\n いえ、早めに叩かねば後々厄介なことになるわね)",
|
||
"360000212_36": "(何より……退いたところでどうなるというの?\\n 私は1人でも戦えるし、実際それだけの力があるッ!)",
|
||
"360000212_37": "「この程度の化物、新たに得たこの力で、\\n 容易くひねって差し上げますわッ!」",
|
||
"360000212_38": "「ウゴオオォッ!?」",
|
||
"360000212_39": "「そろそろ、フィナーレといたしましょう」",
|
||
"360000212_40": "「ウゴ……ウゴゴ……ッ!」",
|
||
"360000212_41": "「フ、向こうの攻撃自体は単調なもの。\\n あとは、こちらの火力で押し切れば……」",
|
||
"360000212_42": "「ぐッ――アルカ・ノイズッ!? このッ!」",
|
||
"360000212_43": "「アルカ・ノイズがどうして……ハッ」",
|
||
"360000212_44": "「オオオーーッ!」",
|
||
"360000212_45": "「しま……ッ!」",
|
||
"360000212_46": "「ユ、ユユ……油断したな……」",
|
||
"360000212_47": "「なッ!? 言葉を話せるの?」",
|
||
"360000212_48": "「食ったものから言葉を……知性を――オオオーーッ!」",
|
||
"360000212_49": "「まさか……あの錬金術師を食ったことで、\\n 知性を得たということ……」",
|
||
"360000212_50": "「バカなフリで……お前、騙されたな……。\\n ク、クク、ククク……」",
|
||
"360000212_51": "「私としたことが……、\\n まさか、こんな化物に裏をかかれるなんて……」",
|
||
"360000212_52": "「申し訳ありません……マスター……」"
|
||
} |