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JSON
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"347000422_0": "「こいつで一体、何体目だってんだッ!」",
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"347000422_1": "「いくらなんでも、魔物の数が多すぎないか?」",
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"347000422_2": "「そうだな。進む道、入る部屋、\\n 全てが裏目に出ている印象だ」",
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"347000422_3": "「まさか――」",
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"347000422_4": "「え? わ、私?」",
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"347000422_5": "「私がわざと魔物のいる場所に誘い込んでいるとッ!?」",
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"347000422_6": "「こうも頻繁に遭遇していたら、疑いたくもなるわ」",
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"347000422_7": "「確かに……不自然です」",
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"347000422_8": "「私のせいではないッ!\\n 遺跡の中の魔物が活発になってるんですッ!」",
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"347000422_9": "「魔物が活発に?」",
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"347000422_10": "「ああ。原因は不明だがね。\\n だから、私に責任を求めるのはやめていただきたい……」",
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"347000422_11": "「そうなんですね……」",
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"347000422_12": "「それにしても、安全な通路があればいいのにね。\\n そしたら――」",
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"347000422_13": "「きゃあ!?」",
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"347000422_14": "「コレット!?」",
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"347000422_15": "「あいたたた、また転んじゃった……」",
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"347000422_16": "「……あれ? 今、足元で音がしたような?」",
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"347000422_17": "「――っ!」",
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"347000422_18": "「さては、罠の起動スイッチかッ!?」",
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"347000422_19": "「ご、ごめんなさい……」",
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"347000422_20": "「謝らなくていいから、早くこっちへッ!」",
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"347000422_21": "「うん……!」",
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"347000422_22": "「壁が、崩れて……?」",
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"347000422_23": "「魔物の気配はありません。どうやら罠ではないようです。\\n これは……隠し通路?」",
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"347000422_24": "「すごいなッ! こんなの見つけるなんて。\\n あんたも、この通路の存在は知らなかったんだろ?」",
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"347000422_25": "「え、ええ……。そうですね」",
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"347000422_26": "「ど、どうしよう……。壁……壊れちゃった。\\n いいのかな……」",
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"347000422_27": "「ともかく、中に進んでみよう」",
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"347000422_28": "「部屋に……繋がっているみたいです」",
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"347000422_29": "「中には一体何が……。\\n あれは――」",
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"347000422_30": "「似ている……。エターナルソードに……」",
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"347000422_31": "(あの剣、わたしがここへ飛ばされるときに見た剣にも、\\n どこか似ているような……)",
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"347000422_32": "「あれが、君の探していたエターナルソードだって\\n 言うのかいッ!?」",
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"347000422_33": "「似ているけど、本物かどうかはわからない。\\n 近くに行って、確認してみよう」"
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