35 lines
2.8 KiB
JSON
35 lines
2.8 KiB
JSON
{
|
||
"328000942_0": "「今です、翼さんッ!」",
|
||
"328000942_1": "「承知ッ!」",
|
||
"328000942_2": "「互いの気と心とを重ねれば――ッ!」",
|
||
"328000942_3": "「この世に斬れぬものなど無いッ!」",
|
||
"328000942_4": "「<size=40>はあああ――ッ!!</size>」",
|
||
"328000942_5": "「ぐおおおおおおおおおおお――ッ!!」",
|
||
"328000942_6": "「やったッ!?」",
|
||
"328000942_7": "「ああ、そうみたいだなッ!」",
|
||
"328000942_8": "「さすがは翼ね……」",
|
||
"328000942_9": "「なんだ? 傀儡忍者ども、急に糸が切れたみたいに――」",
|
||
"328000942_10": "「まさかこれ全部、オロチが1人で操っていたというの?」",
|
||
"328000942_11": "「どうやらそのようですね……。\\n オロチ……恐ろしい男でした」",
|
||
"328000942_12": "「だが、傀儡忍者が動きを止めたなら、要人暗殺も――」",
|
||
"328000942_13": "「ええ、恐らくは未然に防げたんじゃないかしら」",
|
||
"328000942_14": "「よかった……」",
|
||
"328000942_15": "「この国を、護ることができました」",
|
||
"328000942_16": "「ええ。それも全て、緒川さんのご尽力のおかげです」",
|
||
"328000942_17": "「いいえ。みなさんが力を貸してくださったおかげですよ」",
|
||
"328000942_18": "「あーもうッ、譲り合いとかまどろっこしいなッ!」",
|
||
"328000942_19": "「それを言うならわたしたち全員の力のおかげ、よね」",
|
||
"328000942_20": "「いーえ、全てこの僕のおかげですよッ!」",
|
||
"328000942_21": "「ウェル博士ッ!?」",
|
||
"328000942_22": "「あッ、そういやコイツ、いたんだっけ?」",
|
||
"328000942_23": "「いたんだっけ? じゃありませんよッ!\\n 誰のおかげで突入が間に合ったと思うのですか?」",
|
||
"328000942_24": "「この英雄に階下の雑魚どもの相手をさせるとはッ!\\n まさに適材適所の真逆をいく愚かな所業ッ!」",
|
||
"328000942_25": "「えーと、ドクターもご苦労様。おかげで助かったわ。\\n ……たぶん」",
|
||
"328000942_26": "「とにかく、これは貸しにしておきますからね。\\n いつか僕の英雄部隊の一員となってもらうために……」",
|
||
"328000942_27": "「まだ諦めてなかったのかよ……」",
|
||
"328000942_28": "「フフ……それより、早く戻るとしましょう。\\n きっとみんな、首を長くして待っているわ」",
|
||
"328000942_29": "「そうですねッ!」",
|
||
"328000942_30": "「もうヘトヘトだ。\\n ボチボチ夜も明けちまうだろ……」",
|
||
"328000942_31": "「本当ですね。\\n 空が明るんできました」",
|
||
"328000942_32": "「こうしてまた、何事もない新しい1日が、始まる――」"
|
||
} |