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2021-05-22 15:36:29 +02:00

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{
"359000421_0": "(ズノートの新たな情報の中には、\\n ララに関することも記録されていた……",
"359000421_1": "「ワールドシステムの完成を目指し、\\n 研究を進めるテスラ」",
"359000421_2": "「だけどその一方で、アメリアと再会するための『プランB』、\\n 他の方法も同時並行でいくつか試していたわ」",
"359000421_3": "「その1つが、アンドロイドとして\\n アメリアを蘇らせるというものだった――」",
"359000421_4": "「テスラは、カストディアンの\\n 情報端末から得た知識を使って」",
"359000421_5": "「アメリアが亡くなる直前に、\\n 彼女の生体データを得ることに成功していたの」",
"359000421_6": "「アンドロイド躯体に、生体データを写し取った人造人格を\\n 組み込むことで、アメリアが誕生するはずだった」",
"359000421_7": "「だけど、結果は失敗――。\\n 生まれたのは、アメリアとは全く別の人格だったわ」",
"359000421_8": "「電子チップでは記憶や人格をコピーする際に\\n どうしてもバグが生じてしまうと――」",
"359000421_9": "「やはりワールドシステムでないとダメなのだとテスラは\\n 落胆して、私にその子の破棄を命じた」",
"359000421_10": "「だけどその子には、感情があって、意思があった――」",
"359000421_11": "「私は、どうしてもその子をなかったことにできなくて、\\n 精神年齢に合った外見と、『ララ』という名前を送った」",
"359000421_12": "「スターリットッ!\\n 研究おつかれさま」",
"359000421_13": "「ありがとう。\\n ララは元気にしていた」",
"359000421_14": "「ヤーッ!\\n お散歩したり、お勉強したり」",
"359000421_15": "「そう、えらいわねッ!」",
"359000421_16": "「フフ、ララえらい」",
"359000421_17": "「あと、こんなもの拾った」",
"359000421_18": "「そ、それは『β版・猫語自動翻訳マイク』ッ!?」",
"359000421_19": "「触っちゃダメ……ッ!\\n それは失敗作で――」",
"359000421_20": "「…………」",
"359000421_21": "「……プッ」",
"359000421_22": "「アハハ……まさか爆発するなんて」",
"359000421_23": "「ララ、びっくりした」",
"359000421_24": "「私の発明品に勝手に触っちゃだめよ。\\n 自分で言うのもなんだけど、何が起こるかわからないから」",
"359000421_25": "「ヤーッ! 気を付けるッ!」",
"359000421_26": "「よろしい。\\n 他には何もなかったわね」",
"359000421_27": "「あ……そういえば、\\n ちょっと気になることある」",
"359000421_28": "「気になること? 発明品のことで?」",
"359000421_29": "「ナイン。それとは別のこと」",
"359000421_30": "「たまに、頭の中に変な映像浮かぶ。\\n ララ、それ知らない……」",
"359000421_31": "「映像……?」",
"359000421_32": "「お料理や、お掃除してて……。\\n テスラ様も見える」",
"359000421_33": "「――ッ!」",
"359000421_34": "(ひょっとして、アメリアの記憶が?)",
"359000421_35": "(恐らく、断片がデータとして残っているのね……)",
"359000421_36": "(だけど、この子はアメリアじゃない……。\\n ララとして生きていってほしい。だから……",
"359000421_37": "「それは……なんでもないわ。\\n 気にしなくて大丈夫」",
"359000421_38": "「ララがテスラ様のこと考えるから、見えちゃう?」",
"359000421_39": "「テスラのことを?」",
"359000421_40": "「テスラ様、ララを作ってくれた人。\\n だからララ、テスラ様のこと大好きッ」",
"359000421_41": "「そっか、そうだよね……」",
"359000421_42": "「あ、テスラ様ッ!」",
"359000421_43": "「テスラ様、研究おつかれさまッ!」",
"359000421_44": "「…………」",
"359000421_45": "「ララ、今日――」",
"359000421_46": "「私はまた並行世界の調査にでる。\\n スターリット、こちらのことは任せたぞ」",
"359000421_47": "「え、ええ」",
"359000421_48": "「…………」",
"359000421_49": "「テスラ様、ララのこと嫌い?」",
"359000421_50": "「いいえ、そんなことないわ。\\n ただ、彼は研究が第一だから……」",
"359000421_51": "「でもテスラ様、目も見てくれない……」",
"359000421_52": "「ララのこと好きじゃない……。\\n なら、どうしてララ作ったの……」",
"359000421_53": "「ララは、自分が生まれた理由に興味を持つようになっていた」",
"359000421_54": "「それを探るため、ある時研究所に忍び込んで、\\n 自分の製造計画に関するデータを見つけた」",
"359000421_55": "「ララは、自分がアメリアになれなかった\\n 失敗作だと知ってしまったの……」",
"359000421_56": "「私は、それでもいいと伝えたかった……」",
"359000421_57": "「だけど、ララの出した結論は違っていたわ」",
"359000421_58": "「スターリット、ララにお料理とお掃除のやり方、\\n メイドのお仕事教えてほしい……ッ」",
"359000421_59": "「ララ……?」",
"359000421_60": "「ララ、ララのままじゃテスラ様に\\n 愛してもらえない……」",
"359000421_61": "「テスラ様の好きな、アメリアになる」",
"359000421_62": "「そのために、生まれてきたから……ッ!」",
"359000421_63": "「そうして、ララはアメリアに少しでも近づこうと、\\n 努力をするようになった」",
"359000421_64": "「失敗しても、何度も何度も練習して……」",
"359000421_65": "「だからと言って、テスラがララをアメリアだと\\n 認めることはなかったけれど……」",
"359000421_66": "「テスラはなぜか、\\n そんなララの強い『想い』に興味を示した」",
"359000421_67": "「ブリッツァーには、\\n 何かを願う強い想いが必要だと彼は言ったわ」",
"359000421_68": "「科学的根拠は教えてくれなかった。\\n きっと、いくつかある彼のこだわりのつなんだろうと思う」",
"359000421_69": "「彼は、ララに第二のエレクライトと、\\n ブリッツァーとしての任務を与えた」",
"359000421_70": "「ララは、初めてテスラからもらった使命をとても喜んだわ。\\n 少しでも、テスラの求める自分になることができたんだと……」",
"359000421_71": "「そして、テスラの理想を叶えることで、\\n 彼に認めてもらえると信じるようになっていったの……」",
"359000421_72": "「だからララは、\\n テスラに協力して――」",
"359000421_73": "「ヤーッ!」",
"359000421_74": "「ヒビキ倒してテスラ様のところに連れていけば、\\n もっと喜んでくれる」",
"359000421_75": "「もっと、ララのこと愛してくれる――ッ!」"
}