xdutranslations/Missions/main_ls02/350000711_translations_jpn.json
2020-11-23 16:43:24 +01:00

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{
"350000711_0": "迷い、伸ばす手",
"350000711_1": "先史文明期――",
"350000711_2": "「やっと完成した」",
"350000711_3": "「ルル・アメルの楽園を護るガーディアン――」",
"350000711_4": "「全ての並行世界の未来は、\\n お前たちに任せるよ」",
"350000711_5": "「うう……まだ身体が震えているデス……」",
"350000711_6": "「無事に自分たちの世界に帰ってこれたとはいえ、\\n あんなのは二度と体験したくないな……」",
"350000711_7": "「ええ。\\n 目の前で、世界の消滅が……」",
"350000711_8": "「これは……星命力が急激に減少しているッ!\\n あの装置が吸収しているというのかッ」",
"350000711_9": "「なんですってッ!?」",
"350000711_10": "「…………」",
"350000711_11": "「スサノオが消えてッ!?」",
"350000711_12": "「異なる並行世界に離脱したようじゃの。\\n こちらもうかうかしていると巻き込まれるぞ」",
"350000711_13": "「この星はもう助からぬ。\\n 遠からず消滅するじゃろう」",
"350000711_14": "「くッ、これが並行世界消滅の実態という訳か……」",
"350000711_15": "「ど、どうすればいいデスかッ!?\\n このままじゃアタシたちも――」",
"350000711_16": "「まだ間に合うッ!\\n この世界から、緊急離脱を行うぞ――ッ」",
"350000711_17": "「お主らは生命は取り留めた。\\n ならば、やらねばならぬことがあるはずじゃ」",
"350000711_18": "「調……じゃなくて、\\n ツクヨミさん、なんデスよね……」",
"350000711_19": "「その通りじゃ。この娘の意識は身体の中におる。\\n 話は聞こえておるから安心せい」",
"350000711_20": "「そちらの持つ情報を我々に開示してくれるということだが」",
"350000711_21": "「左様じゃ。そうせねばならぬほどのっぴきならない\\n 事態になってしまった、とも言えるがの」",
"350000711_22": "「まず知りたいのは、わらわが何者か、ということじゃろう?」",
"350000711_23": "「調を助けるために現れた、\\n 調神社の神様じゃないんデスかッ」",
"350000711_24": "「違う。いや、神というのはある意味近いかもしれぬ。\\n アヌンナキこそ、神そのものなのであろう」",
"350000711_25": "「アヌンナキだと……ッ!?」",
"350000711_26": "「わらわたちは、3柱のアヌンナキをもとに作られた、\\n 全並行世界の防衛システムなのじゃ」",
"350000711_27": "「全並行世界の防衛システムッ!?」",
"350000711_28": "「アヌンナキとか全ての並行世界とか、\\n 突拍子もない話ね……」",
"350000711_29": "「防衛システム……。つまり、アヌンナキは、\\n 全ての並行世界を管理していたということでしょうか」",
"350000711_30": "「管理どころではない。並行世界の存在自体、\\n アヌンナキの手によるものだということじゃ」",
"350000711_31": "「なんだと……ッ!?」",
"350000711_32": "「全ての並行世界は、大樹の枝葉のように\\n 相互に影響しながら無数に存在しておる」",
"350000711_33": "「そしてわらわたちは、\\n 大樹を枯らさんとする害虫を駆逐する存在なのじゃ」",
"350000711_34": "「…………」",
"350000711_35": "「とんでもないスケールなのデス……」",
"350000711_36": "「並行世界を作ったアヌンナキの意図を聞こうとしても無駄じゃ。\\n わらわたちの知るところではない」",
"350000711_37": "「今までにも、並行世界を救うために戦ったことはあるのか?」",
"350000711_38": "「何度かの。\\n しかし、いずれも遠い昔の話」",
"350000711_39": "「人間からの呼び名も変わり続け、いまはツクヨミとされているが\\n 名前などわらわたちにとっては些細な問題じゃ」",
"350000711_40": "「じゃあスサノオってのも、\\n 本当の名前じゃないんデスね」",
"350000711_41": "「あやつは破壊神の権能を持つ影法師よ」",
"350000711_42": "「そんなあなたが接触してきたってことは、\\n また全並行世界に危機が訪れているってことなのね」",
"350000711_43": "「左様。前回の戦いの傷を修復するため封印状態となっておったが、\\n 龍脈の乱れを感じ、目覚めたという訳じゃ」",
"350000711_44": "「なるほど。\\n それで、世界蛇との戦いの時に力を貸してくれたんだな」",
"350000711_45": "「事情はわかったが、本題はその先、\\n 今まさに起きている問題についてだな」",
"350000711_46": "「何者かによって引き起こされている、並行世界消滅現象。\\n その真実を――ッ」",
"350000711_47": "「教えてくれッ! レーベンガーとあの巨大装置ッ!\\n あれは一体なんなんだッ」",
"350000711_48": "「わからん」",
"350000711_49": "「そ、そんなーッ!?\\n ツクヨミさんはなんでも知ってるんじゃないんデスかッ」",
"350000711_50": "「わらわが察知できるのは、\\n 龍脈の乱れや星の消滅のみ」",
"350000711_51": "「じゃが今回の脅威……あれは、人の手によるものじゃ。\\n ついに、ここまで大それたことを企む人間が現れるとはの」",
"350000711_52": "「やはりそうか……」",
"350000711_53": "「レーベンガーや巨大装置のことがわからないなら、\\n スサオについて教えてほしいデスッ」",
"350000711_54": "「やつはわらわと同じ目的で作られた存在」",
"350000711_55": "「わらわが世界蛇に反応し目覚めたように、\\n やつはこの危機にいち早く目覚め、対応していたようじゃの」",
"350000711_56": "「星を滅ぼしている存在を追っているのじゃろう」",
"350000711_57": "「それで、いろいろな世界でレーベンガーや巨大装置を\\n 炎で壊して回っていたというわけね」",
"350000711_58": "「それはわかったけど、\\n なんであたしたちが襲われなくちゃならなかったんだッ」",
"350000711_59": "「あたしらは、その件の黒幕野郎とは無関係だぞッ!」",
"350000711_60": "「手加減のできぬやつではあるが、\\n 自ら人間を手にかけることはありえぬ」",
"350000711_61": "「明らかに様子がおかしかった。\\n わらわの呼びかけにも応えず……」",
"350000711_62": "「恐らく、なんらかのダメージが起因して、\\n 制御不能となっているのじゃろう」",
"350000711_63": "「壊れちゃってるデス……ッ!?」",
"350000711_64": "「自身の使命はかろうじて覚えているようじゃが、\\n その攻撃対象は目に入った全て……といったところか」",
"350000711_65": "「迷惑な話デス……」",
"350000711_66": "「仲間同士ってなら、\\n お前がスサオを止めることはできないのか」",
"350000711_67": "「わらわたちは、言わばアヌンナキのコピー。\\n 元となったアヌンナキの性質を持っておる」",
"350000711_68": "「わらわともう1体は人間に働きかけ、\\n 人の力をもって世界の脅威に立ち向かうよう設計されておる」",
"350000711_69": "「確かに、世界蛇の時もそうだったな……」",
"350000711_70": "「わらわは戦う力はほとんど持っていないが……、\\n スサオは真逆じゃ。脅威を端から焼き尽くしていく」",
"350000711_71": "「それが制御不能とあっては、もはや手に負えぬ」",
"350000711_72": "「止める方法がないとか、\\n 防衛システムのくせに厄介すぎるだろッ」",
"350000711_73": "「防衛システムじゃからこそ、止める方法はある。\\n 並行世界の危機を取り除くことじゃ」",
"350000711_74": "「制御不能とはいえ、自身の使命、防衛という目的が\\n 生きている以上、事態が収まれば停止する可能性が高い」",
"350000711_75": "「なるほど。\\n そうなると、やはり黒幕を探さねばならないか……」",
"350000711_76": "「それなら、スサノオを張ればよい。\\n 先だって接触した際に印を付けておいた」",
"350000711_77": "「スサノオに動きがあれば、それを追うことはできる」",
"350000711_78": "「スサノオとの交戦を避けつつ後を追うことで、\\n いずれは黒幕にたどり着くという算段か」",
"350000711_79": "「今までは完全に手探りだったデスけど、\\n ツクヨミさんのおかげで進むべき道が見えてきたデスッ」",
"350000711_80": "「ああ。徐々にだが、それでも確実に事態の中心へ近づいている」",
"350000711_81": "「黒幕を突き止め、\\n 並行世界のこれ以上の消滅を阻止するぞッ」"
}