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Raw Blame History

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{
"346000611_0": "1年で1番幸せな1日",
"346000611_1": "「司令、緊急召集とは、一体何が……?」",
"346000611_2": "「……」",
"346000611_3": "「ああ。今、世界中で起きている事態について共有したい。\\n 恐らく、未曽有の危機だ。心して聞いてほしい」",
"346000611_4": "「そこまでの事態が……?」",
"346000611_5": "「ああ。まずは現在起きている現象から端的に話そう。\\n 世界中のいくつかの地域で、一斉に住人が姿を消したんだ」",
"346000611_6": "「まだ正確な数は割り出せていない状況だが、\\n その被害は数万人規模に上るだろう」",
"346000611_7": "「な――ッ!?」",
"346000611_8": "「まさか、みんなノイズに……?」",
"346000611_9": "「そう考えるのが自然だろう。\\n だが、イズの反応は検知されなかった」",
"346000611_10": "「この映像を見てもらおうか」",
"346000611_11": "「な、なんなんだよ、アレはッ!」",
"346000611_12": "「ノイズ……いや、違うッ!?」",
"346000611_13": "「いや……来ないで……。\\n 来ないでええええええッ」",
"346000611_14": "「人が、消えた……アレに消されちまったッ!?",
"346000611_15": " ――うわあああああッ!?」",
"346000611_16": "「悪夢だ……。\\n こんなの、どうやったって逃げられ――ッ」",
"346000611_17": "「……街の人が何かに襲われてる……。\\n 襲われた人が、光になって消えて……」",
"346000611_18": "(あれ……、今何か聞こえて……?)",
"346000611_19": "「新種のノイズ……いや、違う。\\n 炭素分解ではないようだ」",
"346000611_20": "「ああ。全く未知の敵だ。この敵が世界中に同時発生したことで、\\n 人々の失踪は起こったと考えられる」",
"346000611_21": "「さらに、いくつかの地域では、\\n 自然に発生したものではない大規模な火災が発生した」",
"346000611_22": "「炎に包まれた町は、現在は焦土と化している。\\n 原因は不明だが、恐らくは――」",
"346000611_23": "「住民を襲うだけでは飽き足らず、火付けまで……」",
"346000611_24": "「許せない……こんなの酷すぎる……」",
"346000611_25": "「この敵が何者かについては目下調査中だ。\\n そして、失踪した人々が本当に死んでしまったのかも……」",
"346000611_26": "「また、対応についても検討している」",
"346000611_27": "「前回は遅きに失してしまったが、もしまた現れることが\\n あれば、俺たち二課が止めなくてはいけない」",
"346000611_28": "「……わかりました。\\n 必ずや、報いをこの剣で受けさせてみせます」",
"346000611_29": "「こんなこと、二度とさせない……ッ!」",
"346000611_30": "「頼んだぞ……」",
"346000611_31": "「ところで、さっきの映像、何か聞こえませんでしたか?」",
"346000611_32": "「なに? どのあたりだ?」",
"346000611_33": "「最後のほう、映像が途切れる直前です」",
"346000611_34": "「……なるほど、……確かに何か聞こえるな。\\n 藤尭、友里ッ」",
"346000611_35": "「了解ですッ! 解析してみますッ!」",
"346000611_36": "「喧噪をフィルタリングして、謎の音について\\n 聞こえやすいように調整しました。……これは――」",
"346000611_37": "「……歌? こんなところで、一体誰が唄ってるんだ……?」",
"346000611_38": "「――ッ!?」",
"346000611_39": "(この歌声……聴いたことが……。\\n まさか――ッ",
"346000611_40": "「……既存の歌手や曲などとは、一致しません」",
"346000611_41": "「では何者かが、現場で唄っていたというのか……」",
"346000611_42": "「なんの目的で歌を……まさか、装者とでも……?」",
"346000611_43": "「いや、その可能性は無いだろう。\\n フォニックゲインの反応は検知されていないからな」",
"346000611_44": "「行方不明となっている住人の誰か、という可能性も\\n なくはないが……」",
"346000611_45": "「襲われている状況下で、意味もなく唄い続けるなど\\n 考えられません」",
"346000611_46": "「ああ。そんな目立つことをして、襲われない理由もわからない。\\n とすれば、この敵を使役している者かもしれん……」",
"346000611_47": "(スターリットの歌に似ている――。\\n でも、そんなはずないよね……",
"346000611_48": "「この歌の出どころについても探ってみよう。\\n 今の時点では、何者かは不明だが……」",
"346000611_49": "「…………」",
"346000611_50": "「ま、まさか――」",
"346000611_51": "「いいえ、ノイズよ。\\n 地区に出現確認。中規模ですッ」",
"346000611_52": "「わかったッ!\\n 装者両名、出動だッ」"
}