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JSON
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{
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"346000532_0": "「……」",
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"346000532_1": "（人は、変われるのか……）",
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"346000532_2": "（わたしは、前とはずいぶん変わったと思う）",
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"346000532_3": "（でも、何かのきっかけで、\\n またあの頃のようになってしまうかも……）",
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"346000532_4": "（そんな状態で、本当の意味で変われたっていうのかな……？）",
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"346000532_5": "「――はッ！？」",
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"346000532_6": "「しまッ――」",
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"346000532_7": "「ぐうううう……ッ！」",
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"346000532_8": "（油断した……。\\n 早く、反撃を……ッ！）",
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"346000532_9": "「立花――ッ！」",
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"346000532_10": "「間に合ったか……」",
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"346000532_11": "「……ありがとうございます、翼さん」",
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"346000532_12": "「……」",
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"346000532_13": "「まだ戦いは終わっていない。\\n 目の前の敵に集中しろッ！」",
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"346000532_14": "「はい……」",
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"346000532_15": "（なんとか、倒すことができた――）",
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"346000532_16": "「翼さん、さっきは……」",
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"346000532_17": "「……そのことだが」",
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"346000532_18": "「戦いに集中できないのなら、戦場に出るべきではない」",
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"346000532_19": "「――ッ！」",
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"346000532_20": "「だけどわたしは、困っている人を護るために――」",
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"346000532_21": "「そのような理想は、自分の身すら満足に\\n 護れない者が口にするものではない」",
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"346000532_22": "「そこまで、言わなくたって……ッ！」",
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"346000532_23": "「護ってほしいなんて、頼んでいません。\\n これまでだって自分の力で戦ってきました」",
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"346000532_24": "「……」",
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"346000532_25": "「立花の言う通り、余計な世話だったな」",
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"346000532_26": "「……」",
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"346000532_27": "「……確かに、わたしも悪かったけど」",
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"346000532_28": "「それでもあそこまで言わなくても……」",
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"346000532_29": "「…………」",
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"346000532_30": "（翼さん、スターリット、そして、未来――）",
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"346000532_31": "（わたしの周りには、多くの人がいる。\\n そして、それぞれいろんな考えを持っている）",
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"346000532_32": "（今まで独りきりで生きてきたわたしには、それを全部理解して、\\n 手を取り合うなんて難しいのかな）",
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"346000532_33": "（やっぱり、わたしは変われてなんて――）"
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