44 lines
3.2 KiB
JSON
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JSON
{
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"346000422_0": "「未来に、近づくなああああッ!」",
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"346000422_1": "「…………」",
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"346000422_2": "「未来ッ! 大丈夫?」",
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"346000422_3": "「うん。響のおかげで、なんともないよ」",
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"346000422_4": "「ありが……とう……」",
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"346000422_5": "「未来ッ!?」",
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"346000422_6": "「……」",
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"346000422_7": "「どうして意識が……。\\n まさか、どこかに怪我をッ!?」",
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"346000422_8": "「どうしよう、絶対に護り抜くって言ったのに……」",
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"346000422_9": "「落ち着いて」",
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"346000422_10": "「――ッ!? あなた、さっきの……」",
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"346000422_11": "「脈は安定してるし、外傷も無い……。\\n うん。気絶してるだけね」",
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"346000422_12": "「どうして……」",
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"346000422_13": "「いくらあなたがシンフォギアで護っていたとは言っても\\n ノイズに襲われたのなら、強いストレスを受ける」",
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"346000422_14": "「ギリギリ耐えていた緊張の糸が、\\n ノイズがいなくなったことで切れたのね」",
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"346000422_15": "「ベンチに寝かせて、休ませてあげましょう」",
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"346000422_16": "「襟元を緩めて、バッグを枕にして……、\\n これでよし。きっとすぐに目を覚ますわ」",
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"346000422_17": "「よかった……」",
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"346000422_18": "「あの、ありがとうございます。\\n 少し、取り乱しちゃって」",
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"346000422_19": "「どういたしまして」",
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"346000422_20": "「あと――」",
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"346000422_21": "「そういえば――」",
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"346000422_22": "「あなたの歌、素敵でした」\\n「あなたの歌、素敵だったわ」",
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"346000422_23": "「――ッ!?」",
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"346000422_24": "「――そっか。\\n 私の歌、聴かれていたのね」",
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"346000422_25": "「はい……。\\n とても優しくて、綺麗な歌でした」",
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"346000422_26": "「ありがとう。\\n そう言ってもらえると嬉しいわ」",
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"346000422_27": "「でも……」",
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"346000422_28": "「何かに悩んでいるような、そんな風にも聴こえた……」",
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"346000422_29": "「……」",
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"346000422_30": "「あ、ごめんなさい。いきなりそんな、失礼でした」",
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"346000422_31": "「……いいえ、気にしないで」",
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"346000422_32": "「それじゃあ、私はそろそろ行くわね。\\n その子のことをよろしく」",
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"346000422_33": "「はい、ありがとうございました」",
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"346000422_34": "「あ、歌を聴かれたってことは、\\n ノイズとの戦い、見られてたのかな……?」",
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"346000422_35": "「というか、シンフォギアのことを知っていたッ!?」",
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"346000422_36": "「あの人……一体……?」",
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"346000422_37": "「装者……か……。\\n 思いがけない出会いだったわね」",
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"346000422_38": "(それにしても……)",
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"346000422_39": "(……私が悩んでいる、か……)",
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"346000422_40": "(やっぱり、歌には嘘が吐けないってことかな。\\n ねえ……)",
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"346000422_41": "(……あなたには、\\n 今の私の歌がどう聴こえるのかしら……)"
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