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JSON
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"317000332_0": "「はあ――ッ!」",
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"317000332_1": "「……はあ、はあ……」",
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"317000332_2": "「ジュエル型アルカ・ノイズ……、こうも堅い物なのッ!?」",
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"317000332_3": "「エルフナインがこの前の戦闘データをもとに作ったって\\n 言ってたから、たぶん間違いないと思う」",
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"317000332_4": "「こんなのがたくさん攻めてきたら、\\n はっきり言ってピンチデス……」",
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"317000332_5": "「これまでも、特別な特性を持った敵とは\\n 何度か戦ってきたわ」",
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"317000332_6": "「そんな時、対抗することができたのは……」",
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"317000332_7": "「ギアの心象変化かッ!」",
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"317000332_8": "「なるほどデースッ! あの堅い体を砕くには、えーっと……」",
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"317000332_9": "「こっちも堅くなるとか?」",
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"317000332_10": "「いいアイデアデスッ! あれ……?\\n でも、どんな心象になったら堅くなれるんデスかッ!?」",
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"317000332_11": "「うーむ……。\\n 剣そのものになることができれば。あるいは……」",
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"317000332_12": "「アルマジロ型ギアとか、堅そう」",
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"317000332_13": "「どれも現実的ではなさそうね……」",
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"317000332_14": "「仕方がない。\\n 引き続きシミュレータを相手に鍛錬を積むとしよう」",
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"317000332_15": "「なぜ、撤退させたんだ? おかげでカーバンクルの宝珠を\\n S.O.N.G.に奪われてしまったではないか」",
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"317000332_16": "「計算通りよ。カーバンクルの宝珠の力を引き出すためには、\\n 必要なプロセスなの」",
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"317000332_17": "「あなたたちは、完全に覚醒した状態のカーバンクルの宝珠が\\n 欲しいんでしょう?」",
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"317000332_18": "「ああ、もちろんだ。軍事利用できなければ、意味がないからな」",
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"317000332_19": "「しかし、奪われるのが必要なプロセスとはどういうことだ」",
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"317000332_20": "「ずっと宝珠状態のまま変化のなかったカーバンクルが\\n 動き出した理由……」",
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"317000332_21": "「それは、あの唄いながら戦う兵器にあるわ」",
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"317000332_22": "「あの兵器が近くで起動している時、カーバンクルの宝珠が\\n 活性化する様子が観測できたの」",
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"317000332_23": "「なるほど……。つまり、敢えてあちらに保有させることで\\n カーバンクルの宝珠の覚醒を促すということか」",
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"317000332_24": "「それで覚醒が完了したとして、どうやって回収するつもりだ?」",
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"317000332_25": "「ジュエル型アルカ・ノイズを使えば可能よ。\\n あの兵器にも有効だったのは、あなたたちも見たでしょう」",
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"317000332_26": "「……なるほどな」",
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"317000332_27": "「わかったら、定期的にS.O.N.G.を襲撃しなさい。\\n 倒す必要は無いわ。重要なのは、兵器を起動させることよ」",
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"317000332_28": "「ああ、わかった。\\n そういうことなら任せておけ」",
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"317000332_29": "「……フン、カーバンクルの宝珠の真の覚醒がどういうことかも\\n 知らず、バカな連中だわ」",
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"317000332_30": "「翠に逃亡された時は、肝を冷やしたけれど、\\n あの兵器の登場は、嬉しい誤算ね」",
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"317000332_31": "「錬金術師も、S.O.N.G.も、\\n 私のために働いてもらうわよ……ッ!」"
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