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event: endless summer edited
memoria: miku birthday 2018
2018-11-06 19:10:02 -05:00

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{
"316000821_0": "「くッ! またかよ……」",
"316000821_1": "「大丈夫か?」",
"316000821_2": "「あ、ああ……」",
"316000821_3": "「しかし、相変わらずなんという威力だ……」",
"316000821_4": "「わたしたちなら逃げ切れると踏んで放っているのか?\\n それとも……」",
"316000821_5": "「あのバカは?\\n 今ので吹き飛んだのか」",
"316000821_6": "「いや、立花に限ってそれは――」",
"316000821_7": "「まさかッ!?」",
"316000821_8": "「くう――ッ!」",
"316000821_9": "「あ、あのバカッ、何やってんだッ!?」",
"316000821_10": "「変化したギアの腕に乗って、\\n ヴィマーナに――」",
"316000821_11": "「後先考えずに、荒技すぎるだろッ!」",
"316000821_12": "「だって――シャロンちゃんに会わないとッ!」",
"316000821_13": "「ったく。\\n ああなったら、もう止められやしないか――」",
"316000821_14": "「ああ……ここからではわたしたちには手の出しようもない。\\n ひとまず急いで二課に戻ろう」",
"316000821_15": "「そうだな」",
"316000821_16": "(あたしらが行くまで無茶すんなよ)",
"316000821_17": "「これがヴィマーナの中……」",
"316000821_18": "「ぼうっとしてる場合じゃない。\\n シャロンちゃんを探さないとッ」",
"316000821_19": "「この部屋は……S.O.N.G.の格納庫みたいな……」",
"316000821_20": "「オートマシンッ!?」",
"316000821_21": "「こんなに沢山……眠ってるみたいに……」",
"316000821_22": "「まるで最初からここに置いてあったような――」",
"316000821_23": "「まさかッ!?」",
"316000821_24": "「こちら響ッ! 聞こえますかッ!?」",
"316000821_25": "「なんだと、それは本当かッ!?」",
"316000821_26": "「……わかった、また何かわかったら連絡をくれ」",
"316000821_27": "「ただいま戻りました」",
"316000821_28": "「今の通信、まさか?」",
"316000821_29": "「ああ、立花くんからだ」",
"316000821_30": "「何があったんだ?」",
"316000821_31": "「ヴィマーナの中に、稼働前のオートマシンが\\n 大量に格納されていたそうだ」",
"316000821_32": "「やはり……」",
"316000821_33": "「それってまさか……。\\n オートマシンはヴィマーナから送り込まれてたってことか」",
"316000821_34": "「再確認ですが、ヴィマーナは、\\n オズワルド氏とNEXTが起動させたのですね」",
"316000821_35": "「ああ……恐らくは、そのはずだ」",
"316000821_36": "「だとすれば、答えは明白です」",
"316000821_37": "「すべて、オズワルドの自作自演だと……?」",
"316000821_38": "「はい」",
"316000821_39": "「自作自演? なんだってそんなことする必要が?」",
"316000821_40": "「途中廃棄されたヴィマーナ計画の存続の為、だろうな」",
"316000821_41": "「人類の脅威を自ら演出することで、ヴィマーナの存在を\\n 正当化させるため――といったところでしょうか」",
"316000821_42": "「マッチポンプかよッ!\\n そのために何人死んだんだッ」",
"316000821_43": "「しかし、あの少女がこちらの庇護下にある時にも\\n オートマシンは来襲した。それは何故だ」",
"316000821_44": "「確かに現状では全ての疑問が解消できたわけではなく、\\n 断定とまではいかないかもしれません」",
"316000821_45": "「……古いご友人を信じたい気持ちもわかります」",
"316000821_46": "「ですが……現況を省みれば、彼の関与は明白です」",
"316000821_47": "「ここしばらくの近隣でのオートマシンの襲撃多発も、\\n 彼の意図があったものだと思われます」",
"316000821_48": "「意図だと?」",
"316000821_49": "「はい」",
"316000821_50": "「ヴィマーナ起動に足るまでヤントラ・サルヴァスパを励起\\n させるべく、シャロンに力を使わせようとしていた――」",
"316000821_51": "「そう考えれば、今までのオートマシンの出現の偏重も、\\n 不可解な行動も、辻褄が合います」",
"316000821_52": "「あの少女は、装者である立花くんに懐いていた……」",
"316000821_53": "「無理やりではなく、\\n 自ら力を使わせるように仕向けたと」",
"316000821_54": "「しかし、オズワルドが、自らの娘を――」",
"316000821_55": "「おかげですべての材料が揃った。\\n これで始めることができる」",
"316000821_56": "「まさか……あの子が鍵だったのか……?」",
"316000821_57": "「そうだ」",
"316000821_58": "「ヤントラ・サルヴァスパの力を引き出し、\\n それと同化することで、あらゆる機械を自在に操らせる……」",
"316000821_59": "「そう、ヴィマーナにはその力が必要だった」",
"316000821_60": "「あたしらまで利用されてたっていうのかよ?」",
"316000821_61": "「そういえば、\\n オートマシンがカルマイズを護ったのはなんでだ」",
"316000821_62": "「あの黒いノイズは、我々の世界における最大の脅威だった。\\n それを倒せる力となれば、政界の者なら彼に賛同するだろう」",
"316000821_63": "「つまりそれも自演のためってわけか……、\\n カルマイズをぶっ倒して力を示すための」",
"316000821_64": "「ああ、そういう筋書きだろう」",
"316000821_65": "(オズワルド……、\\n 私は、そうは考えたくなかった……",
"316000821_66": "「今まさに1人の少女が、偽りの大義名分のために\\n 犠牲になろうとしているのです」",
"316000821_67": "「それを黙って見ているなど、防人の――、\\n 風鳴の血を引く者としてありえませんッ」",
"316000821_68": "「翼……」",
"316000821_69": "(弦……お前がここにいれば、\\n 同じことを言うのだろうな……",
"316000821_70": "「……そうだな。それこそが風鳴の者――、\\n 防人たる者の矜持であったな」",
"316000821_71": "「はい……」",
"316000821_72": "「2人とも、至急ヴィマーナへ向かってくれッ!\\n 足はこちらで手配する」",
"316000821_73": "「それではッ!?」",
"316000821_74": "「うむ」",
"316000821_75": "「特異災害対策機動部二課司令としてS.O.N.G.の装者諸君に、\\n 正式にシャロンの救出作戦の遂行を要請するッ」",
"316000821_76": "「謹んで受諾いたしますッ!」",
"316000821_77": "「ったく。これだから石頭親子は、いちいち手間がかかる」",
"316000821_78": "「そんなもん、頼まれなくたってやってやるッ!」",
"316000821_79": "「待ってろよ、\\n 今すぐ飛んで行くからなッ」"
}