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"351000751_0": "「過去の資料を見るまでもない、私も経験している。\\n 草体の危険性、その恐ろしさを」",
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"351000751_1": "「早急に対処しなければ、草体が花を咲かせ、\\n 種子の発射に伴う酸素爆発で周辺が消滅することになる」",
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"351000751_2": "「消滅ッ!?」",
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"351000751_3": "「かつて私は、草体の爆発で、\\n 仙台が消滅したのをこの目で見た」",
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"351000751_4": "「その時の爆破範囲は、6キロ四方だったと聞いている」",
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"351000751_5": "「範囲が6キロ四方なら、ここは大丈夫ですよね?\\n この砦は、10キロ以上は離れてますし……」",
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"351000751_6": "「そうとは言えない、あの草体は、\\n 仙台で見たそれよりも大きいように思える」",
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"351000751_7": "「爆発範囲を6キロと決めつけるのは危険だ」",
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"351000751_8": "「じゃあ、花が咲いたらここも……」",
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"351000751_9": "「砦を放棄して逃げる策もあるが、\\n 我々に多くの傷病者を輸送する手段はない」",
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"351000751_10": "「何より、レギオンがいつ砦に押し寄せてくるか\\n わからない状況で、輸送のために戦力を割く余裕は無い」",
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"351000751_11": "「さらに悪いことに、\\n 斥候によればギャオスの姿も確認されたという……」",
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"351000751_12": "「こんな時にアイツら……ッ!」",
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"351000751_13": "「私たちには草体を破壊できるほどの火力はない。\\n そもそも、近づくことすらできないだろう」",
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"351000751_14": "「わたしたちもレギオンの群れを突破して、\\n 草体を破壊するのは至難の業だと思う」",
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"351000751_15": "「おまけに、ギャオスもいるんだよね……」",
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"351000751_16": "「Zバスターも使えない……」",
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"351000751_17": "「くッ……、\\n 何か少しでも我々が生き残る術を見つけねば……」",
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"351000751_18": "「失礼しますッ! 司令ッ!」",
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"351000751_19": "「レギオンですッ!\\n レギオンが、砦に向かって来てますッ!」",
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"351000751_20": "「それだけじゃありません、\\n ギャオスも確認されていますッ!」",
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"351000751_21": "「ついに来たか……」",
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"351000751_22": "「……」",
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"351000751_23": "「……大丈夫」",
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"351000751_24": "「きっと、ガメラが来てくれるから……」"
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