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2020-12-25 21:31:19 +01:00

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{
"351000151_0": "「ここが人が住んでる場所?\\n 『人類戦線』でしたっけ」",
"351000151_1": "「うん、そう。中を案内してあげるよ」",
"351000151_2": "「ここまでの街があんな様子だったから、\\n 人も少ないのかなって思ってたけど、大勢いるんですね」",
"351000151_3": "「大人も、子供もたくさん。\\n あそこにいる人なんてどこかで見たことあるような――」",
"351000151_4": "「あッ!」",
"351000151_5": "「えッ!?」",
"351000151_6": "「セレナちゃんッ!?」",
"351000151_7": "「な、なんでみなさんがここにッ!?」",
"351000151_8": "「そりゃ、こっちのセリフだッ!」",
"351000151_9": "「あれ、セレナの知り合い?」",
"351000151_10": "「真琴ッ!?\\n お前、一体どこへ行ってたんだッ」",
"351000151_11": "「少し東の街の方に行ってたの。\\n 危ないところをセレナに助けてもらったんだよ」",
"351000151_12": "「セレナ? 彼女のことか?\\n ということは、君も戦えるのか」",
"351000151_13": "「おおッ! アレックスも知ってるんだね。\\n あのカッコ可愛いのー」",
"351000151_14": "「あ、ああ。俺も彼女たちに助けられたんだ」",
"351000151_15": "「真琴ちゃんじゃないかッ!\\n 無事だったんだなッ」",
"351000151_16": "「もう、どこ行ってたのよ。みんな心配してたのよッ!」",
"351000151_17": "「ごめん、ごめん。心配させちゃって。\\n でも、わたしは大丈夫だよー」",
"351000151_18": "「すごい人気だな」",
"351000151_19": "「あの、すみません。わたし状況がわからなくて……。\\n 教えていただいてもいいですか」",
"351000151_20": "「ちょうどその話をするところだったんだ」",
"351000151_21": "「ここでは騒がしすぎるだろう?\\n 落ち着ける場所を用意したからついて来てくれ」",
"351000151_22": "「ありがとうございます」",
"351000151_23": "「わたしもいくー」",
"351000151_24": "「並行世界にシンフォギアだと……」",
"351000151_25": "「まるで物語の中のお話みたい」",
"351000151_26": "「作り話と決めつけるには、\\n ギャオスと渡り合うだけの力を実際に見せられているからな」",
"351000151_27": "「だが、残念だ。話を聞く限りでは\\n シンフォギアの技術は到底、俺たちに扱えるものじゃない」",
"351000151_28": "「櫻井了子という人物も聞いたことがない」",
"351000151_29": "「国外では、どうですか?」",
"351000151_30": "「海外も日本とさほど状況はかわらない。\\n 間違いなく、そんな技術はないだろうな」",
"351000151_31": "「そっか……」",
"351000151_32": "「すみません、この世界の話も聞かせてもらえますか?」",
"351000151_33": "「ああ、人類戦線のことはもう話したな。\\n なら、俺たちが置かれた状況を話そう」",
"351000151_34": "「今からだいたい20年前のことだ……。\\n ギャオスの大量発生により、人類の文明は幕を閉じたんだ」",
"351000151_35": "「20年も前からあんなのがいるのか」",
"351000151_36": "「そのせいで日本は分断され、国単位の政治機構もなくなり、\\n いくつかの小さなコミュニティ内で人々は生活してる」",
"351000151_37": "「俺たちは旧自衛隊の装備を使って武装し、\\n ギャオスと戦いながら、どうにか社会を維持している状態だ」",
"351000151_38": "「過酷って一言で表せるものじゃないけど、\\n 大変な世界なんですね……」",
"351000151_39": "「人の住める場所も限られているの。\\n あなたたちもしばらくはここにいるといいよー」",
"351000151_40": "「そう言ってもらえるとありがたい。今のわたしたちは、\\n 帰ることもできず、行くあてもないからな……」",
"351000151_41": "「あのギャオスの巣がなくならないと、\\n 元の世界に戻ることはできないですもんね……」",
"351000151_42": "「ポイントZのことだな。\\n 俺たちはあの巨大な巣を破壊するために長年戦ってきたんだ」",
"351000151_43": "「巣を破壊できれば、活動範囲も拡大できるし、\\n 他の基地との連携も取りやすくなる」",
"351000151_44": "「俺たちの勝利へと大きく前進するための要因なんだ」",
"351000151_45": "「それほどまでに重要な場所だったんですね」",
"351000151_46": "「これはなんの騒ぎだ」",
"351000151_47": "「あなたは?」",
"351000151_48": "「や、八坂司令ッ!?」",
"351000151_49": "「貴様たち、見ない顔だが外から来たのか?」",
"351000151_50": "(この人がこの基地の司令官……)",
"351000151_51": "「報告が遅れてしまい申し訳ありません。\\n 彼女たちは我々を救ってくれた協力者ですッ」",
"351000151_52": "「協力者、だと?」",
"351000151_53": "「はい、彼女たちはあのギャオスを退けただけではなく、\\n 我々の部隊をジズから逃してくれたんです」",
"351000151_54": "「ガメラほどではありませんが、\\n 対ギャオスとなり得る人類の希望ですよ」",
"351000151_55": "「こんな年端もいかぬ小娘たちが……人類の希望だと?\\n とても信じられないな」",
"351000151_56": "「自分もこの目で見るまでは信じられませんでした。\\n ですが、事実です」",
"351000151_57": "「お前が私に嘘を吐く理由は無いし、まあいいだろう。\\n その力、後で見させてもらおう」",
"351000151_58": "「<size=20>なんか、やけに偉そうだな……</size>」",
"351000151_59": "「<size=20>兵士たちを束ねる者だ。こういう人もいるだろう</size>」",
"351000151_60": "「それと……」",
"351000151_61": "「ガメラなどという過去の遺物にすがるのはやめろ」",
"351000151_62": "「――ッ!?」",
"351000151_63": "「え?」",
"351000151_64": "「ううん、ガメラは、来るよ」",
"351000151_65": "「………」",
"351000151_66": "「ガメラは、必ずわたしたちを助けに来る」",
"351000151_67": "「真琴、お前はまた、砦を抜け出したらしいな」",
"351000151_68": "「……これを、見つけて、取りに行っていたんだよー」",
"351000151_69": "「それは、まさか、イリスの勾玉?」",
"351000151_70": "「うん、それに殻もある」",
"351000151_71": "「この解析がうまく行けば、ガメラを――」",
"351000151_72": "「ガメラはいない。20年前に死んだのだ」",
"351000151_73": "「そんなくだらないことを続けていないで、\\n お前も人類のために何かやったらどうだ」",
"351000151_74": "「わからず屋……」",
"351000151_75": "「…………」",
"351000151_76": "「――アレックス、任務の報告をしろ」",
"351000151_77": "「は、はいッ!\\n 作戦は無事に完了いたしましたッ」",
"351000151_78": "「よくやってくれた。\\n お前に任せた私の判断は間違っていなかったようだな」",
"351000151_79": "「ありがとうございます。\\n ですが、今回の任務で部隊の半数が犠牲に……」",
"351000151_80": "「……そうか。\\n だが、我々の戦いに犠牲は付き物だ」",
"351000151_81": "「犠牲は付き物だとッ!\\n あんたは人の命をなんだと思ってるんだよッ」",
"351000151_82": "「…………」",
"351000151_83": "「……アレックス、報告は以上か?」",
"351000151_84": "「は、はい……」",
"351000151_85": "「おいッ! 無視するんじゃねえよッ!」",
"351000151_86": "「あんたも何か言うことがあるだろッ!\\n 知らねえ人間が死んだってわけじゃないだろうッ」",
"351000151_87": "「……俺も、司令の言う通り、必要な犠牲だと思う」",
"351000151_88": "「こいつ……ッ!」",
"351000151_89": "「雪音ッ!」",
"351000151_90": "「なんだよ、それ……。軽い、軽すぎる……。\\n 人の命なんだぞ……」",
"351000151_91": "「軽くなど見ていない。\\n 人類の勝利のため礎なのだからな」",
"351000151_92": "「行くぞ、アレックス」",
"351000151_93": "「は、はいッ!」",
"351000151_94": "「ガメラは、いるのに……」",
"351000151_95": "「真琴さん……」",
"351000151_96": "「もうじき切り札となる新兵器\\n バスター』が完成する」",
"351000151_97": "「……シンフォギアといったか。\\n ここで新たな戦力の登場とは、我々にも運が向いてきたな」",
"351000151_98": "「司令。彼女たちの協力があれば、\\n Zバスターを無理に使用する必要はないのでは」",
"351000151_99": "「いくら戦えるとはいえ、先ほど聞いた報告では、\\n ジズには歯が立たなかったと言っていなかったか」",
"351000151_100": "「それは、そうですが……」",
"351000151_101": "「別の世界から来たなどということはこの際どうでもいい。\\n 彼女たちには、Zバスター完成までの時間稼ぎをしてもらう」",
"351000151_102": "「…………」",
"351000151_103": "「不満があるのなら、お前が時間稼ぎをするか?\\n 兄のように、戦闘機に乗って」",
"351000151_104": "「……いえ、俺には無理です」",
"351000151_105": "「だろうな。お前は何も考えず、\\n 私の命令に従っていればいいのだ」",
"351000151_106": "「そうすれば、兄の仇も討てるだろう」",
"351000151_107": "「…………」",
"351000151_108": "「ここ、ここッ!\\n ここがセレナたちのお部屋だよ」",
"351000151_109": "「ありがとうございます」",
"351000151_110": "「こんな状況の中で、\\n わたしたちに部屋を提供してもらえるのはありがたい」",
"351000151_111": "「そうですね」",
"351000151_112": "「気にしないで。実のところ部屋は結構余ってるんだー」",
"351000151_113": "「そうなんだね。なんか意外……」",
"351000151_114": "「数年前は、ぎゅうぎゅうだったんだけど、\\n 今はもう、だいぶ減っちゃったからね」",
"351000151_115": "「…………」",
"351000151_116": "「気にしないでいいよ。\\n ここでは、驚くことじゃないから」",
"351000151_117": "「それより、あとで、セレナたちの世界のお話を聞かせてッ!」",
"351000151_118": "「はい、わたしでよければ」",
"351000151_119": "「やったッ! それじゃーわたしはやることがあるからこれで。\\n ゆっくりしていってねー」",
"351000151_120": "「本当に、大変なところにきちゃったね」",
"351000151_121": "「はい……」",
"351000151_122": "「早く現状を打開して、S.O.N.G.に連絡しなければな」",
"351000151_123": "「…………」",
"351000151_124": "「……クリス、大丈夫?」",
"351000151_125": "「え? あ、ああ、なんだ?\\n なんか言ったか」",
"351000151_126": "「さっきから黙ったままだけど、\\n 何か気になることでもあった」",
"351000151_127": "「いや、マジで戦争中みたいでさ……、なんか……」",
"351000151_128": "(そうか、雪音は、バルベルデの時の自分を重ねて……)",
"351000151_129": "「わりぃ、でも大丈夫だ……」",
"351000151_130": "(くそッ! 嫌なこと思い出しちまう……)"
}