39 lines
3.7 KiB
JSON
39 lines
3.7 KiB
JSON
{
|
||
"208002711_0": "超覚醒:セレナ・カデンツァヴナ・イヴ【TOMTE†BLESSING】",
|
||
"208002711_1": "「すっかり街もクリスマスの装いになってきてるね……」",
|
||
"208002711_2": "(クリスマスって、こんなに祝うようなことなのか?\\n 誰かの誕生日だと聞いたが)",
|
||
"208002711_3": "(今はそういうのを抜きにして、イベントとして楽しむの。\\n 大切な人と過ごす、特別な日なんだよ)",
|
||
"208002711_4": "(そうか。どうりでみんな楽しそうなわけだ)",
|
||
"208002711_5": "(こうやって幸せそうな人たちを見てるとね、\\n わたしも早くクリスマス来ないかなって気分になるんだ)",
|
||
"208002711_6": "(ほら。特別な日に誰かと一緒に過ごせるのって、\\n とっても幸せなことだしね)",
|
||
"208002711_7": "(そういうもんかね)",
|
||
"208002711_8": "(……で? お前は大切な人と過ごさないのか?)",
|
||
"208002711_9": "(マムやF.I.S.の人たちとお祝いできたらいいんだけど、\\n マムはそういうのが苦手だから……)",
|
||
"208002711_10": "「おかえりなさい、セレナ。\\n ゆっくり休むことはできましたか?」",
|
||
"208002711_11": "「街へ気分転換に行ったんですけど、\\n 街中、クリスマスの飾りがされていてとってもきれいでした」",
|
||
"208002711_12": "「……そうですか」",
|
||
"208002711_13": "「どうかしたんですか?」",
|
||
"208002711_14": "「いえ、なんでもありません」",
|
||
"208002711_15": "「休めるときに休んでおきなさい。\\n いつ出撃になるか、わかりませんからね」",
|
||
"208002711_16": "「はいッ!」",
|
||
"208002711_17": "「……」",
|
||
"208002711_18": "「マム、この近くですかッ!?」",
|
||
"208002711_19": "「ええ、ノイズはその付近に発生しました。\\n 見つけ次第、排除しなさい」",
|
||
"208002711_20": "「了解ですッ!」",
|
||
"208002711_21": "「……クリスマス・イブなのに、街に誰もいない。\\n 避難勧告が出てるから当たり前なんだけど」",
|
||
"208002711_22": "「今日を楽しみに待ってた人たちがたくさんいたはずなのに……、\\n こんなことになるなんて」",
|
||
"208002711_23": "(だったら、さっさとノイズを片付けて、\\n みんなが出歩けるようにしてやればいい)",
|
||
"208002711_24": "「うん、そうだね。わたしがノイズを倒して\\n 幸せなクリスマス・イブを取り返すッ!」",
|
||
"208002711_25": "「Seilien coffin airget-lamh tron――」",
|
||
"208002711_26": "(お前、そのギアッ!)",
|
||
"208002711_27": "「……クリスマスベルの音色には魔を祓い、\\n 幸せの到来を告げるって意味があるの」",
|
||
"208002711_28": "「だから、わたしがノイズを祓って、\\n みんなに幸せを届けてみせるッ!」",
|
||
"208002711_29": "「セレナ、あなたに1つ伝えていなかったことがあります」",
|
||
"208002711_30": "「今日はF.I.S.でもクリスマスを祝おうと準備を進めています」",
|
||
"208002711_31": "「えッ?」",
|
||
"208002711_32": "「だから、あなたにも手伝ってもらいたいのです」",
|
||
"208002711_33": "「マム……ッ!」",
|
||
"208002711_34": "「無事に帰ってきなさい、セレナ。\\n あなたの帰りを、皆で待っていますよ」",
|
||
"208002711_35": "「ありがとうございます……ッ!」",
|
||
"208002711_36": "「絶対に帰りますッ!\\n みんなを幸せにして、みんなと幸せになるためにッ!」"
|
||
} |