better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
78 lines
6.7 KiB
JSON
78 lines
6.7 KiB
JSON
{
|
||
"104001111_0": "ARCANA No.00・後編",
|
||
"104001111_1": "「大丈夫と信じてたけど、\\n ニュースでは詳しいことが流れないから心配だったんだよ」",
|
||
"104001111_2": "「このくらいでいいかなー。\\n じゃあ次は牛乳を入れて……」",
|
||
"104001111_3": "「今日はいつかのリベンジ。\\n あれからこっそり作り方を勉強してたんだから」",
|
||
"104001111_4": "「……未来」",
|
||
"104001111_5": "「ん?」",
|
||
"104001111_6": "「何かを手に入れたいと思ったら……、\\n 他の何かを手放さなきゃいけないのかな?」",
|
||
"104001111_7": "「全部、なんとかしたいって思うのは、わがままなのかな?」",
|
||
"104001111_8": "「わたし……響のわがまま、好きだよ」",
|
||
"104001111_9": "「え……?」",
|
||
"104001111_10": "(中学の頃、短距離走の記録に伸び悩んでたわたしにとって、\\n 周りはみんなライバルで――)",
|
||
"104001111_11": "(――誰かを思いやることなんて簡単にはできなかった)",
|
||
"104001111_12": "「もうちょっと~ッ!」",
|
||
"104001111_13": "「ひ、響……?\\n 何してるの、危ないよッ!」",
|
||
"104001111_14": "「へいきッ! へっちゃらッ!\\n うぇッ!? あ、わあああああッ! ――あいたッ!?」",
|
||
"104001111_15": "「ありがとう、おねえちゃん」",
|
||
"104001111_16": "「ありがとう」",
|
||
"104001111_17": "「どうもねぇ……」",
|
||
"104001111_18": "「……大丈夫?」",
|
||
"104001111_19": "「泣いてる子がいたからさ、ちょっと頑張り過ぎちゃったよ」",
|
||
"104001111_20": "「本当は、誰よりも泣きたくて、救ってもらいたいはずなのに、\\n それでも誰かの為に無理をする……」",
|
||
"104001111_21": "「誰かの背中なんて見たくなかったあの頃。\\n でも、わたしの前を行く優しい背中だけは特別だった」",
|
||
"104001111_22": "「誰かの前を走るのではなく、ずっと並んで歩いて行きたいと\\n 思ったあの日」",
|
||
"104001111_23": "(そしてわたしは、中学卒業と同時に陸上部を辞めた。\\n わたしの胸の内は、きっと誰にも打ち明けられないだろう)",
|
||
"104001111_24": "(それでも想いをカタチにしたくて……、\\n いつか、ピアノを習いたいと願った……)",
|
||
"104001111_25": "「ごちそうさまでした」",
|
||
"104001111_26": "「おそまつさまでした」",
|
||
"104001111_27": "「ねえ、響……」",
|
||
"104001111_28": "「ん?」",
|
||
"104001111_29": "「響が……響のままやりたいことがわがままなら、\\n わたしは響のわがままを応援する。だから――」",
|
||
"104001111_30": "「…………」",
|
||
"104001111_31": "「響のわがままはね、\\n きっと、困っている人に差し出された手なんだよ」",
|
||
"104001111_32": "「未来……ありがと」",
|
||
"104001111_33": "「うん」",
|
||
"104001111_34": "「異端技術に関する、資料らしい資料は掻き集めたつもりだ。\\n 他に必要なものがあったら、なんでも言ってほしい」",
|
||
"104001111_35": "「はい、ありがと――あッ!?」",
|
||
"104001111_36": "「……大丈夫かッ!?」",
|
||
"104001111_37": "「……根を詰めすぎちゃいないか?」",
|
||
"104001111_38": "「ご、ごめんなさい。でも……」",
|
||
"104001111_39": "「キャロルから貰った身体です。\\n 2人で1人。だから2人分頑張らないと……」",
|
||
"104001111_40": "「……ッ!」",
|
||
"104001111_41": "「どうした?」",
|
||
"104001111_42": "「……これは……」",
|
||
"104001111_43": "「これは?」",
|
||
"104001111_44": "「以前、ガングニールと融合し、いわば生体核融合炉と化していた\\n 響さんより錬成されたガーベッジです」",
|
||
"104001111_45": "「あーッ! あの時のかさぶたぁ?」",
|
||
"104001111_46": "「……とはいえ、あの物質にさしたる力は無かったと\\n 聞いていたが……」",
|
||
"104001111_47": "「世界をひとつの大きな命に見立てて作られた賢者の石に対して、\\n このガーベッジは――」",
|
||
"104001111_48": "「――響さんという1人の小さな命より産み出されています。\\n つまりその成り立ちは正反対といえます」",
|
||
"104001111_49": "「今回立案するシンフォギア強化計画では――」",
|
||
"104001111_50": "「ガーベッジが備える真逆の特性をぶつけることで\\n 賢者の石の力を相殺する狙いがあります」",
|
||
"104001111_51": "「つまりは対消滅バリアコーティングッ!」",
|
||
"104001111_52": "「そうです。錬金思想の基本であるマクロコスモスと\\n ミクロコスモスの照応によって導き出された解答ですッ!」",
|
||
"104001111_53": "「誰か、解説してほしいけれど……」",
|
||
"104001111_54": "「その解説すらわからない気がするデス」",
|
||
"104001111_55": "「その物質、どこぞのバカの中から出たってんだから、\\n さしずめ愚者の石ってところだな?」",
|
||
"104001111_56": "「愚者とは酷いよクリスちゃん」",
|
||
"104001111_57": "「うむ、なるほど。\\n 賢者の石に対抗する、愚者の石……」",
|
||
"104001111_58": "「うわ、まさかの師匠までッ!?」",
|
||
"104001111_59": "「それで、その石はどこに?」",
|
||
"104001111_60": "「一通りの調査を終えた後、無用不要なサンプルとして、\\n 深淵の竜宮に保管されていたのですが……」",
|
||
"104001111_61": "「愚者の石の回収は、まさに泥の中から1粒の砂金を\\n さらう作業だ。長丁場になるが、頼んだぞ」",
|
||
"104001111_62": "「了解」",
|
||
"104001111_63": "「あちゃー……」",
|
||
"104001111_64": "「思ってた以上に……」",
|
||
"104001111_65": "「ぺちゃんこデスよ……」",
|
||
"104001111_66": "(――あの時も)",
|
||
"104001111_67": "(――バルベルデの時も)",
|
||
"104001111_68": "「今思えば、もう少し冴えたやり方があったのかもな」",
|
||
"104001111_69": "「こんなんで本当に見つかるんだろうな……」",
|
||
"104001111_70": "「ぎゃあああッ!」",
|
||
"104001111_71": "「ッ!」",
|
||
"104001111_72": "「アルカ・ノイズの反応を検知ッ!」",
|
||
"104001111_73": "「反応座標、絞り込みますッ! 敵は――\\n ッ!? 我々のほぼ直上ですッ!」",
|
||
"104001111_74": "「まさか、こちらの動きに合わせて?」",
|
||
"104001111_75": "「Zeios igalima raizen tron――」"
|
||
} |