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2018-10-20 23:56:30 -04:00

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{
"302001351_0": "「奏、わたしに話って……」",
"302001351_1": "「ああ。\\n ……戻ったら話そうって約束したからな」",
"302001351_2": "「そうだったね……。\\n 実際は戻る前に向こうで会ってしまったけど」",
"302001351_3": "「……話しておきたかった。今夜のうちに。\\n そうしないと、話せなくなるかもしれないからな」",
"302001351_4": "「……」",
"302001351_5": "「お前を最初に見たとき、心臓が止まるかと思った。\\n 死んだはずの翼がそこにいたんだからな……」",
"302001351_6": "「……わたしも、同じ。\\n 奏に会えるなんて、思っていなかった……」",
"302001351_7": "「ごめんな。冷たい態度をとって」",
"302001351_8": "「そんな……」",
"302001351_9": "「あたしはずっと怖かったんだ。\\n 翼に軽蔑されるのが……」",
"302001351_10": "「あのライブの日、翼はあたしに言ったんだ。\\n 『歌を絶やさないで欲しい』って」",
"302001351_11": "「だけどあたしはそんな歌を捨てて、ただノイズを殺すため\\n だけに生きてきた……そんなあたしを見られたくなかった」",
"302001351_12": "「だから理由を付けて翼を遠ざけようとして、見ない様にして、\\n ごまかしてきたんだ」",
"302001351_13": "「……」",
"302001351_14": "「向こうで翼の歌を聴いて、わかった。\\n あたしはやっぱり翼の歌が大好きなんだって」",
"302001351_15": "「一緒には唄えなかったけど、あの歌を思い出すだけで、\\n あたしは大丈夫だ。だから、もう――」",
"302001351_16": "「違う――ッ!」",
"302001351_17": "「翼……?」",
"302001351_18": "「奏は歌が大好きな筈だッ! 唄えない筈なんて無いッ!\\n どうしてそんな悲しい事ばかり言うのッ」",
"302001351_19": "「あたしは、今のあたしは唄えないんだよ……。\\n あたしだって、昔の自分に戻りたいと――」",
"302001351_20": "「それが間違ってるッ! 昔の奏が唄うんじゃない、\\n 今の奏が唄わなきゃ意味が無いッ」",
"302001351_21": "「今の……あたしが唄う……?」",
"302001351_22": "「今の奏は唄えないんじゃない、唄わないんだッ!\\n 歌が好きなのに、歌を遠ざけてるだけだッ」",
"302001351_23": "「お願い……唄う事を――諦めないでッ!」",
"302001351_24": "「――ッ!? それでも……無理な物は無理なんだよッ!\\n 今さら、あたしはもう――ッ」",
"302001351_25": "「――奏ッ!」",
"302001351_26": "「……みんな、それで考えてもらえたか?\\n 元の世界に戻るなら――」",
"302001351_27": "「――それは不要です。\\n 防人として、戦う覚悟は済んでいますから」",
"302001351_28": "「ま、そういうこった。\\n やられっぱなしで帰るなんて出来る訳ねーだろ」",
"302001351_29": "「こっちを平和にして来いって、\\n 向こうの師匠にも言われてますからッ」",
"302001351_30": "「そういうことね」",
"302001351_31": "「デスッ!」",
"302001351_32": "「誰一人、逃げたりなんかしない」",
"302001351_33": "「すまない、ありがとう……」",
"302001351_34": "「もう、みんなバカなんだから~。\\n それじゃ、一緒に最後まで頑張りましょうか」",
"302001351_35": "「では作戦を説明する。\\n 了子くん、頼む」",
"302001351_36": "「はいはい。残るカルマノイズは2体、この前見たので\\n 恐らく最後よ」",
"302001351_37": "「それで作戦だけど、そっちの世界でやったように、こちらでも\\n 戦いやすい場所に相手をおびき寄せようと思うの」",
"302001351_38": "「では、また歌を?」",
"302001351_39": "「うーん、それだと準備もあるし、唄っている装者が戦いにくく\\n なるのよね。だから、代わりの物を用意するわ」",
"302001351_40": "「代わり……といってもフォニックゲインを人為的に高める\\n 装置なんて聞いたことないけど……」",
"302001351_41": "「実際にフォニックゲインを発生させる必要はないのよ。\\n 要はあのイズの知覚を狂わせればいいの」",
"302001351_42": "「それなら、この前の装置の派生でちょちょいっと\\n 作れるわ」",
"302001351_43": "「さっすが了子さん……」",
"302001351_44": "「……なんか複雑だけどな」",
"302001351_45": "「ということで、決戦はライブ会場よ。残りのカルマノイズを\\n 倒して、みんなでパーティでもしましょ」",
"302001351_46": "「――ああ、全部倒してやらあッ!」",
"302001351_47": "(奏……)",
"302001351_48": "「……翼、なんだ?」",
"302001351_49": "「奏……昨日は……」",
"302001351_50": "「いいんだ。悪いのはあたしだから……」",
"302001351_51": "「そうじゃない、そうじゃないんだ……。\\n わたしは、奏に――」",
"302001351_52": "「……始めるわ」",
"302001351_53": "「……来るぞッ」",
"302001351_54": "「最初から2体でくるたぁ、相変わらずノイズのくせに\\n ベタベタと仲良くしやがってッ」",
"302001351_55": "「とにかく隙を作るわよ。\\n そうしてでトドメを刺すしかないわ」",
"302001351_56": "「頑張るデスッ」",
"302001351_57": "「うん、わたしたちがやらなきゃ」",
"302001351_58": "「全力でいきましょうッ!」",
"302001351_59": "「……わたしたちが人類守護の砦だ。\\n ここで決着をつけるぞッ」"
}