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JSON
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"302001311_0": "七人の装者",
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"302001311_1": "「昨日カルマノイズを倒した事で、\\n ギャラルホルンに変化があった」",
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"302001311_2": "「変化……ですか?」",
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"302001311_3": "「はい。今までと比べてアラートが弱まっているようなのです」",
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"302001311_4": "「これは、こちらに出現したカルマノイズが倒れた影響だと\\n みています」",
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"302001311_5": "「恐らくは、カルマノイズが倒れたことで、異変が\\n 治まりつつあるということになると思います」",
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"302001311_6": "「異変が治まりつつある……となると、ノイズは――?」",
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"302001311_7": "「推測ですが、少なくともまたあのノイズがこちらに現れる\\n ようなことは無いと思います」",
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"302001311_8": "「もしかしたら、普通のノイズも現れないかもしれません。\\n 元々この世界のバビロニアの宝物庫は閉じていますから」",
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"302001311_9": "「……良かったな」",
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"302001311_10": "「奏……?」",
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"302001311_11": "「こっちの世界が無事なら、後はあたしたちの世界の問題だ。\\n ……後は、あたし1人でも――」",
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"302001311_12": "「……わたしは、降りるつもりはない。\\n こちらの世界だけでなく、そちらの世界が救われるまでは」",
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"302001311_13": "「わたしも同じですッ!\\n こんな中途半端で手を退くなんて、出来ません」",
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"302001311_14": "「そういうことよ。\\n 勝手にわたしたちを除け者にしないでくれるかしら?」",
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"302001311_15": "「……いいのか、本当に?」",
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"302001311_16": "「……君はもっと他人を頼っていいんだ。\\n 少なくとも俺たちは、君も君の世界も見捨てたりはしない」",
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"302001311_17": "「……ああ、ありがとう」",
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"302001311_18": "「では装者全員に指令を伝えるッ! 速やかに並行世界へと渡り、\\n 問題の元凶、カルマ化したノイズを全て撃破するんだッ!」",
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"302001311_19": "「準備はいいな。みんな」",
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"302001311_20": "「もちろん」",
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"302001311_21": "「バッチリですッ!」",
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"302001311_22": "「……ああッ!」",
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"302001311_23": "「よし、それでは出発するッ!」",
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"302001311_24": "「……帰って来たんだな。あたしは」",
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"302001311_25": "「奏ちゃん、聞こえてる?\\n もしかして翼ちゃんとか他の子もいるのかしら?」",
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"302001311_26": "「聞こえてるよ。何かあったのか?」",
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"302001311_27": "「大量のノイズが現れてるの。この前こっちに来た3人も\\n 向かってるけど、あなたたちも向かってくれるかしら?」",
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"302001311_28": "「ああ、もちろんッ!」",
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"302001311_29": "「うらああああああッ!\\n ぶっ飛べえええッ!」",
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"302001311_30": "「休む暇もないデス……ノイズ、ノイズ、ノイズって、\\n いい加減しつこすぎるのデスッ!」",
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"302001311_31": "「でも、誰かが倒さないと……」",
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"302001311_32": "「それは分かってるデスけど……」",
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"302001311_33": "「はんッ、こんな雑魚ノイズなんて相手になんねーよッ!\\n いくらでもきやがれってんだッ!」"
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