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JSON
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{
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"302001221_0": "「もう、本当に驚いたよ……」",
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"302001221_1": "「だよね、わたしも向こうで会った時は驚いたよ~」",
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"302001221_2": "「なんかごめんな? 驚かせて」",
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"302001221_3": "「い、いえッ、奏さんが悪い訳じゃないですから……」",
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"302001221_4": "「……それで、わたしたちはどうしてここに?」",
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"302001221_5": "「それはッ! わたしが未来へのお詫びの為に、\\n おばちゃんのお好み焼きを奢ることになったからですッ!」",
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"302001221_6": "「……それは聞いたけど、どうしてわたしたちまで?」",
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"302001221_7": "「いいじゃねーか。\\n 腹が減っては戦はできぬ、だろ?」",
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"302001221_8": "「……まあ、いいけれど」",
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"302001221_9": "「あ、響。こっちの豚玉も食べる? お皿貸して」",
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"302001221_10": "「ありがと、未来」",
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"302001221_11": "「ううん、はい。たくさん食べてね?」",
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"302001221_12": "「はぐッ、はぐッ……うん、やっぱりおばちゃんの\\n お好み焼きは1番だねッ!」",
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"302001221_13": "「もう、ソースついてるよ。\\n ……はい、取れた」",
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"302001221_14": "「……」",
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"302001221_15": "「どうしたの? 手が止まってるわよ?」",
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"302001221_16": "「……いや、少し昔を思い出しただけさ」",
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"302001221_17": "(……あたしもあんな風に翼と食事したっけな)",
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"302001221_18": "「あッ! 次はそっちの海鮮お好み焼きも食べたいッ!」",
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"302001221_19": "「もう、しょうがないな~。はい、あーん……」",
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"302001221_20": "「あーん……んん~ッ、美味しいッ!」",
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"302001221_21": "「……本当にあなたたちは仲が良いわね。\\n 調と切歌を見ているみたい」",
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"302001221_22": "「……」",
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"302001221_23": "「どうしたの?」",
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"302001221_24": "「ほら、口開けろ。あ~ん……」",
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"302001221_25": "「ぶッ!?」",
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"302001221_26": "「うわッ! 汚ねぇなッ!\\n 何してるんだよ」",
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"302001221_27": "「それはこっちの台詞よッ!?\\n お茶を吹いちゃったじゃないッ!」",
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"302001221_28": "「いや、ちょっとあいつらの真似してみようかと思って」",
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"302001221_29": "「そんなことしなくていいから、静かに食べなさいよッ!」",
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"302001221_30": "「んだよ、ノリが悪いねぇ……」",
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"302001221_31": "「……はぁ、あなたって思ったより――」",
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"302001221_32": "「ん? なんだ?」",
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"302001221_33": "「何でもないわよッ!\\n 昔の翼の苦労がしのばれると思っただけッ!」",
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"302001221_34": "「はぁ、食べた食べた~」",
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"302001221_35": "「いつもよりたくさん食べたね。\\n 苦しくない?」",
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"302001221_36": "「大丈夫。直前まで訓練してたから。\\n でもこのまま横になりたい気分~」",
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"302001221_37": "「もう、食べてすぐ寝たらダメだよ?」",
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"302001221_38": "「――この音、警報だな」",
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"302001221_39": "「ええ、ノイズが出たみたいね」",
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"302001221_40": "「……未来、行って来るねッ!」",
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"302001221_41": "「うん……待ってるから。頑張って、響ッ!」"
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