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JSON
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"302000732_0": "「――奴への道が開けたッ!\\n 一気に行くぞッ! イグナイトモジュール――」",
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"302000732_1": "「――抜剣ッ!」",
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"302000732_2": "「ぐッ!? なッ……あああああああッ!?」",
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"302000732_3": "「デスッ!? うああああああッ!?」",
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"302000732_4": "「くッ……な……うううううッ!?」",
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"302000732_5": "「はぁ、はぁ……な、何だってんだよ……」",
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"302000732_6": "「イグナイトが……おかしいのデス」",
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"302000732_7": "「制御できない……」",
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"302000732_8": "「そんな……クリスちゃんたちまで……」",
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"302000732_9": "「まさか、カルマノイズがイグナイトを封じている……?」",
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"302000732_10": "「目標のエネルギーが急速に減衰していますッ!」",
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"302000732_11": "「どういうことだッ!?」",
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"302000732_12": "「……目標、消失しました」",
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"302000732_13": "「……消えた……?\\n 何なんだよッ! わっけわかんねーッ!」",
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"302000732_14": "「でも、助かった……」",
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"302000732_15": "「デス……」",
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"302000732_16": "「先ほどのカルマ化したノイズ……、\\n カルマノイズについて、分かったことがあります」",
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"302000732_17": "「話してくれ」",
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"302000732_18": "「まずあのノイズは、正確にはまだこちらに出現していません」",
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"302000732_19": "「現れたのに出現してないって意味わからねーっての」",
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"302000732_20": "「先ほど現れたのは、鏡像のようなものと思ってください。\\n 一時的にこちらの世界へ干渉してきた幻のようなものです」",
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"302000732_21": "「幻……あれが……」",
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"302000732_22": "「はい。\\n だから並行世界側からの揺り戻しで、消えたと考えられます」",
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"302000732_23": "「周りの人たちが争っていたのは何なんデスか?」",
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"302000732_24": "「それはあのノイズの能力でしょう。\\n あれは人へ破壊衝動を植えつける呪いを持っているようです」",
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"302000732_25": "「破壊衝動の呪い……それってイグナイトと一緒……?」",
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"302000732_26": "「厳密には違いますが、イグナイトの不調の原因はそれに\\n 間違いないと思います」",
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"302000732_27": "「ダインスレイフの呪いにカルマノイズの呪いが重なり、\\n より強い破壊衝動を呼び起こしていたのでしょう」",
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"302000732_28": "「……だからイグナイトが制御できなかったのね」",
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"302000732_29": "「はい……あのノイズが相手の場合、イグナイトの使用は\\n 自殺行為です。イグナイト無しで戦うしかありません」",
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"302000732_30": "「それと、さっきのカルマノイズですが、このままだと\\n 遠からずこちらの世界に存在が確定してしまうかも知れません」",
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"302000732_31": "「存在が確定……?」",
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"302000732_32": "「こちらに実体を持って出現するということです」",
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"302000732_33": "「そ、それってかなりのピンチじゃないデスかッ!」",
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"302000732_34": "「とにかく急いで並行世界側の異変を収めないと……」",
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"302000732_35": "「……急ぐ理由が増えたわね」",
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"302000732_36": "「そうですね……」"
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