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"302000641_0": "「お帰りなさい。\\n 送ってきたの?」",
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"302000641_1": "「……ああ。全く、並行世界へのゲートだなんて初めて見た。\\n あんなものが、本当にあるとはな……」",
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"302000641_2": "「信じてなかったの?」",
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"302000641_3": "「いや、翼が居た時点で信じてはいたが、\\n 実際に目にした衝撃は別物さ」",
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"302000641_4": "「――司令ッ!\\n ノイズと思われる反応がッ!」",
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"302000641_5": "「……くッ、間の悪い……。\\n 奏、頼むぞッ!」",
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"302000641_6": "「ああ、あたしに任せときなッ!」",
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"302000641_7": "「……」",
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"302000641_8": "(そう、あたしはこれでいい……。\\n これでいいんだ……)",
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"302000641_9": "「この世界はあたしの世界……あいつらに頼るなんて間違いだ。\\n 今までのように、あたし1人でやってやるッ!」",
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"302000641_10": "「とりぁぁぁぁぁッ!」",
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"302000641_11": "「まだまだ――ッ!」",
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"302000641_12": "(あたしは負けない……ノイズを全部駆逐するまでッ!\\n もっと力を――ッ!)",
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"302000641_13": "「……ッ!? なッ、後ろッ!?」",
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"302000641_14": "「ぐううううッ!?\\n ……ちッ、やってくれるじゃねーかッ!」",
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"302000641_15": "「あたしの後ろに、翼はもういないんだ……。\\n だからあたしが――ッ!」",
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"302000641_16": "「この技は――ッ!?」",
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"302000641_17": "「いないなんて悲しいことを言わないで、奏……。\\n わたしはいつだって、奏の傍にいるッ!」",
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"302000641_18": "「……お前、どうして帰らなかったんだ?」",
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"302000641_19": "「わたしが奏を見捨てられるはずが無いじゃない。\\n だから、1人で残ったの」",
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"302000641_20": "「……あたしは、お前の知っている奏じゃない」",
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"302000641_21": "「わかってる。それでも、奏は奏だから」",
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"302000641_22": "「……。\\n ノイズをぶっ殺す。遅れんじゃねーぞッ!」",
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"302000641_23": "「ああ。奏の背中はわたしが護るッ」"
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