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2018-10-20 23:56:30 -04:00

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{
"302000411_0": "黒いノイズ",
"302000411_1": "「昨日はゆっくり休めたか?\\n 朝から集まってもらってすまない」",
"302000411_2": "「ばっちりですッ、師匠」",
"302000411_3": "「師匠……?」",
"302000411_4": "「あわわ、気にしないで下さい」",
"302000411_5": "「あ、ああ……?\\n さて、とにかく昨日の続きだ」",
"302000411_6": "「君たちの目的は聞いたし、こちらで起きている異変については\\n 共有できたと思う。他に聞きたい事はあるだろうか」",
"302000411_7": "「……そうね。それなら一つあるわ。\\n こちらの風鳴翼について話してくれるかしら」",
"302000411_8": "「な――ッ!」",
"302000411_9": "「マリア……?」",
"302000411_10": "「こっちの翼さん……?」",
"302000411_11": "「あなたたちはわたしたちと会った時、翼を見て驚いていたわね。\\n つまり、こちらの翼も装者なのでしょう」",
"302000411_12": "「……その通りだ。翼は二課所属の装者だった」",
"302000411_13": "「装者、だった……?」",
"302000411_14": "「順を追って話そう。\\n 翼は奏と共に、アーティストユニットを組んでいた」",
"302000411_15": "「……ツヴァイウィング」",
"302000411_16": "「……そうか、そこはそちらの世界でも同じなのか。\\n なら話が早い。事件はそのファーストライブの会場で起きた」",
"302000411_17": "「――ッ!?」",
"302000411_18": "「ライブ当日、大量のノイズが会場に現れた。\\n その中に、カルマ化したイズが混じっていた……」",
"302000411_19": "「あの個体が観測されたのは、恐らくそれが初だ。\\n 翼と奏は奴と戦い、瀕死の重傷を負った」",
"302000411_20": "「そして、その時……翼は奴を倒すために、絶唱を唄い、\\n 天羽々斬のギアが砕け散るほどの一撃で奴を倒した」",
"302000411_21": "「……その身すらも犠牲にしてな」",
"302000411_22": "「…………ッ」",
"302000411_23": "「これが、我々の世界の翼の話だ……」",
"302000411_24": "「……興味深いわね。そこが恐らくこの世界とわたしたちの\\n 歴史の分岐点よ。そうでしょう、翼」",
"302000411_25": "「……ああ」",
"302000411_26": "「分岐点……ということはそっちでは何が起きたのかしら?」",
"302000411_27": "「……奏さんが、絶唱を使って……」",
"302000411_28": "「……生き残ったのは、わたしの方だった」",
"302000411_29": "「後は、こちらではそんなおかしなノイズは現れてないわ。\\n ……代わりに、後から凄いのが出たけどね」",
"302000411_30": "(フィーネという、怪物がね……)",
"302000411_31": "「ん? 何かしら?」",
"302000411_32": "(櫻井了子……フィーネは宿っていないのかしら……。\\n ……念の為フィーネの事は少しぼかしておくべきね",
"302000411_33": "「……何でもないわ。\\n ライブの後にこちらであった事だけど――」",
"302000411_34": "「……そうだったのか。ルナアタックにフロンティア事変、\\n さらには魔法少女事変とは……」",
"302000411_35": "「こちら以上に、戦いだらけの世界ねぇ~。\\n しかも装者が もう、大盤振る舞いじゃないの」",
"302000411_36": "「こちらでは翼さんと奏さん以外にいないんですか?」",
"302000411_37": "「……ああ、見つかっていない。もしかしたら、こちらの世界の\\n 君たちを見つければ、装者になれるのかもしれないが……」",
"302000411_38": "「……難しいわね。\\n わたしのアガートラームは見つかっていないのでしょう」",
"302000411_39": "「大きく変化したのがそのライブからだってだけで、他にも\\n 細かな違いはあるはずよ。装者の資質だって分からないわ」",
"302000411_40": "「ま、そうでしょうね~。\\n ところでそうそう、そのアガートラームなんだけど」",
"302000411_41": "「わたしにじ~っくり、見せてくれないかしら?」",
"302000411_42": "「え?」",
"302000411_43": "「もう、見たことない聖遺物だから気になって気になって~。\\n ね、いいでしょ ほらほら、遠慮しないで」",
"302000411_44": "「あ、あの、ちょっとッ! ひ、引っ張らないでってばッ……」",
"302000411_45": "「弦十郎くん、後は任せたわ。\\n わたしは、この子と向こうでイイコトしてくるわね」",
"302000411_46": "「イイコトって……ッ!?」",
"302000411_47": "「……お手柔らかにな、了子くん」",
"302000411_48": "「……なんか、落ち着きます。\\n 了子さんは了子さん……ですよねッ」",
"302000411_49": "「……ああ」",
"302000411_50": "「……どういうことだ?」",
"302000411_51": "「何でもありませんッ!\\n それより師匠――って、違う違う……」",
"302000411_52": "「……それなんだが、すまないがどうして君は俺を師匠と\\n 呼ぶんだ そちらでは俺は君の師匠なのか……」",
"302000411_53": "「はい、武術の師匠なんですッ!」",
"302000411_54": "「……俺は人に武術を教えるなんて出来ないぞ。\\n 最低限の護身術程度しか修めていない」",
"302000411_55": "「またまた~。素手でもわたしたち装者より強いくせに~」",
"302000411_56": "「翼さんの必殺技を拳で止めたり、震脚でアスファルトを\\n ひっくり返したり出来るんじゃないんですか」",
"302000411_57": "「……それは、本当に人間か?」",
"302000411_58": "「え? その……出来ないんですか?」",
"302000411_59": "「……なにわけわかんねーこと言ってるんだ。\\n 弦十郎のダンナが戦えるはずないだろ」",
"302000411_60": "「ああ、そんな事は逆立ちしたって出来やしないさ」",
"302000411_61": "「……どうやら、そっちは思ったよりこっちと違うらしいな」",
"302000411_62": "「奏……」",
"302000411_63": "(……なら、奏にとってのわたし、こちらの風鳴翼は……?)",
"302000411_64": "「そうですね……びっくりですッ!\\n まさか師匠が普通の人だなんて……」",
"302000411_65": "「俺としては、そんな事が出来るというそっちの俺の方が\\n びっくりなんだが……」",
"302000411_66": "「……なぁ、お前」",
"302000411_67": "「はい?」",
"302000411_68": "「……お前たちの方でのあたしは――」",
"302000411_69": "「――高質量のエネルギーを検知、ノイズですッ!」",
"302000411_70": "「……奏、それに並行世界の装者たち……。\\n ――頼んだぞッ」"
}