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{
"346000211_0": "独りじゃない",
"346000211_1": "――とある並行世界にて",
"346000211_2": "「ここにも痕跡が……」",
"346000211_3": "「周辺に漂う残留エネルギーから見ても、\\n 別の並行世界で見つけたものと同じかと思われます」",
"346000211_4": "「一体この痕跡はなんなのでしょうか?\\n イズともガンドとも違う、まったく別の何か……」",
"346000211_5": "「今のところは不明だ。\\n しかし、不自然な並行世界の消滅と無関係とは思えない」",
"346000211_6": "「……世界蛇は確かに倒した。\\n ベアトリーチェもな……」",
"346000211_7": "「ではまさか、ウロボロスの残党がッ!?」",
"346000211_8": "「それも考えたが、ベアトリーチェや石屋を失ったウロボロスに\\n こんなことができるとは思えない……」",
"346000211_9": "「待て、これは――」",
"346000211_10": "(……そろそろ出ないと。\\n 未来も待ってるだろうし――",
"346000211_11": "「響、おはよう」",
"346000211_12": "「おはよう、未来」",
"346000211_13": "「ごめん、毎朝迎えに来てもらっちゃって」",
"346000211_14": "「ううん、全然。\\n あ、そういえば、今日提出の課題持ってきた」",
"346000211_15": "「ちゃんとカバンに入ってるよ」",
"346000211_16": "「すごいね、二課のこともあるのに……」",
"346000211_17": "「まあ、先生に何か言われるのも面倒だし」",
"346000211_18": "「もし両立が大変だったら、手伝うから言ってね?」",
"346000211_19": "「大丈夫だよ。\\n 自分でやるべきことはやるから」",
"346000211_20": "「それならいいんだけど……。あのね、\\n 学院の寮の、人部屋がつ空いてるんだって」",
"346000211_21": "「もしそこに響と住んだら、任務で大変なとき、\\n 宿題を手伝ったりできると思ったんだけど……」",
"346000211_22": "「え、未来と同じ部屋で暮らすってこと……ッ!?」",
"346000211_23": "「あ、ごめん、嫌だった……?」",
"346000211_24": "「ううん、嫌じゃない。というか……むしろ嬉しいんだけど、\\n いきなりは緊張するというか……」",
"346000211_25": "「まだこの生活に慣れたわけじゃないし、\\n 当面は人暮らしを続けようかな……」",
"346000211_26": "「それもそうだね。わたしも転入したばっかりだし、\\n まずは学院の生活に慣れないと」",
"346000211_27": "(び、びっくりした……同じ部屋、か……)",
"346000211_28": "「……ん、あれ……?」",
"346000211_29": "「どうかしたの?\\n ……あ、外国の人だね。何か困ってるのかな」",
"346000211_30": "「……ちょっと、行ってくる。\\n 時間かかりそうだったら、先に行ってて」",
"346000211_31": "「あ、うん……」",
"346000211_32": "「……待っててくれたんだ」",
"346000211_33": "「あの人、道に迷ってたみたい。\\n 駅に行く道を知りたがってたから、教えてきた」",
"346000211_34": "「……響って、本当に親切だよね」",
"346000211_35": "「え? そんなことないと思うけど……」",
"346000211_36": "「ううん、昔からそういうところあったよ。\\n わたし、覚えてるもん」",
"346000211_37": "「……勘違いだよ。そんなことないから」",
"346000211_38": "「フフ、照れなくてもいいじゃない。\\n 褒めてるんだよ」",
"346000211_39": "「昔、わたしが泣いてたときも……」",
"346000211_40": "「もう、勘弁してよ……。\\n もうすぐ学院に着くんだから」",
"346000211_41": "「学院でももっとそういう顔を見せたらいいのに。みんなが本当の\\n 響を知ったら、間違いなく人気者になると思うんだけどな」",
"346000211_42": "「そういうのは柄じゃないから。\\n それに、未来がわかってくれてたらいいよ」",
"346000211_43": "「う、うん……」",
"346000211_44": "「もう、この話はおしまい。行くよ」",
"346000211_45": "「うんッ!」",
"346000211_46": "「響、帰ろうか?」",
"346000211_47": "「ごめん、この後用事だから。\\n ……いつものあれ」",
"346000211_48": "「<size=25>……二課の用事だね。\\n うん、わかった。頑張って</size>」",
"346000211_49": "「行ってくる」",
"346000211_50": "「また明日」",
"346000211_51": "「……これは、ちょうどいいかな?」",
"346000211_52": "「お、来たね」",
"346000211_53": "「この前の話ですよね?」",
"346000211_54": "「うん、今日は時間ができたから、ちょうどいいなって」",
"346000211_55": "「それじゃ、今のうちに一緒に計画考えようか」"
}