42 lines
3.4 KiB
JSON
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{
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"372000612_0": "「――ぐぁッ!」",
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"372000612_1": "「きゃ……ッ!!」",
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"372000612_2": "「ぅ……ッ!!」",
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"372000612_3": "「だから引っ込んでろって言ったんだッ!\\n 足手まといなんだよッ!」",
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"372000612_4": "「なんの、これしき――」",
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"372000612_5": "「ガキが死に急ぐなッ!」",
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"372000612_6": "「……ッ!」",
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"372000612_7": "「おい、リミッターを外すぞ、いいなッ!」",
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"372000612_8": "「過去10回の実験は全部失敗してますけどね……\\n 11回目の正直なんて聞いたことないです」",
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"372000612_9": "「そいつぁ縁起がいいなッ! 確か初めて月面着陸に\\n 成功したのはアポロ11号だったはずだぜ」",
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"372000612_10": "「なんだ、何をしようとしている……ッ!?」",
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"372000612_11": "「――音声入力モード起動。\\n コード1996」",
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"372000612_12": "『声紋認証――海宝環。\\n 承認、コード1996を実行』",
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"372000612_13": "「リミッター……解除ッ!」",
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"372000612_14": "「――ッ!? グラウスヴァインスーツ内に、\\n 超高エネルギー反応を確認ッ!」",
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"372000612_15": "「こ、これは……グラウスヴァイン本体が\\n 暴走しているとしか……ッ!」",
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"372000612_16": "「やめさせろッ!!\\n 辺り一帯が吹き飛ぶぞッ!!」",
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"372000612_17": "「はぁ……ぁ……く……ッ!\\n さすがに、熱いね……これは……」",
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"372000612_18": "「スーツ内の冷房……ケチって安物買ってきたのは\\n <ruby=あね>姐</ruby>さんじゃねぇかよッ!」",
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"372000612_19": "「ボクはダイエットはじめようと思ってたんで\\n これは、これで……」",
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"372000612_20": "「や、やめてください……ッ!\\n それ以上は……ッ!!」",
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"372000612_21": "「<ruby=あね>姐</ruby>さん、そろそろ機体が持たない……ッ!\\n ここいらが限界だッ!」",
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"372000612_22": "「……翼、黙って見てな。\\n これが大人の戦い方だッ!」",
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"372000612_23": "「耐えて、忍んで……ぶっ放すッ!」",
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"372000612_24": "「――斉射ッ!!!!」",
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"372000612_25": "「す、すごい……レーベンガーを\\n 全部薙ぎ払っちゃった……」",
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"372000612_26": "「これが、グラウスヴァインスーツの本気……」",
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"372000612_27": "「はぁ……はぁ……」",
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"372000612_28": "「うそ……オレたちまだ、生きてる……?」",
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"372000612_29": "「環さんッ!!」",
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"372000612_30": "「近寄るなッ!」",
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"372000612_31": "「ですが、そのスーツはもう……ッ!」",
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"372000612_32": "「高熱で変形し始めてるってかッ!?\\n 言われなくても、文字通り肌で感じとるわッ!」",
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"372000612_33": "「――緊急脱出ッ!」",
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"372000612_34": "『承認、装甲をパージします』",
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"372000612_35": "「……」",
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"372000612_36": "「……環さん。やはりあなたか……」",
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"372000612_37": "「え、うそ……」",
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"372000612_38": "「さっき、助けてくれた人……」",
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"372000612_39": "「……ッ! あんたたち、よく見りゃ昼間のッ!?\\n なんて巡り合わせだい……装者だったとはね……」"
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