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{
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"371000521_0": "「イリヤ……どこ行ったの……!」",
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"371000521_1": "「クローッ!\\n どこデスかーッ!」",
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"371000521_2": "「まさか、あの怪物に……」",
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"371000521_3": "「<size=28>ぁ……ちょっと……クロ……皆、来てるから……</size>」",
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"371000521_4": "「<size=28>駄目……もう少し、だけ……んっ……</size>」",
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"371000521_5": "「あっちから2人の声が聞こえたような……」",
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"371000521_6": "「本当デスかッ!?\\n イリヤーッ! クローッ!」",
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"371000521_7": "「ひゃ!? き、ききき、切歌さん!?」",
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"371000521_8": "「心配したデスよッ!",
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"371000521_9": " 2人はそこで何してたデス?」",
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"371000521_10": "「それはその……えーっと……」",
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"371000521_11": "「まぁまぁ、細かいことは気にしない!」",
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"371000521_12": "(……あ、クロエさんがやたら艶々していらっしゃる)",
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"371000521_13": "「……イリヤ、お疲れ」",
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"371000521_14": "「あ、ありがと……」",
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"371000521_15": "「お、お前らまさか……ッ!\\n キ、キ……」",
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"371000521_16": "「まあね、イリヤとは相性がいいの。\\n これでいくらかは回復したわ」",
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"371000521_17": "「最近の小学生はどうなってんだ……ッ!\\n 爛れすぎだぞ……」",
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"371000521_18": "「タダレ?」",
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"371000521_19": "「……お前らは気にすんな」",
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"371000521_20": "「あ、分かったデスッ!\\n 仲良しって意味デスねッ!」",
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"371000521_21": "「確かに、3人はお互いを\\n 想いあってる感じがするね」",
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"371000521_22": "「そう? そっちこそ\\n 以心伝心って感じだと思うけど」",
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"371000521_23": "「はいッ! アタシたちも仲良しデースッ!」",
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"371000521_24": "「切ちゃん……」",
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"371000521_25": "「や、やめろッ!\\n 2人をそういうのに巻き込むなッ!」",
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"371000521_26": "「あら? 何をそんなに慌ててるの?」",
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"371000521_27": "「そうデスよ。\\n クリス先輩、どうしたんデスか?」",
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"371000521_28": "「うぐ……」",
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"371000521_29": "「顔も真っ赤……」",
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"371000521_30": "「あーもう、さっきから話がそれまくりだッ!」",
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"371000521_31": "「しばらくは共同戦線を張ることになったんだッ!\\n これから作戦会議するぞッ!」",
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"371000521_32": "「おぉ……共同戦線……なんかカッコイイかも……」",
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"371000521_33": "「その前に……イリヤと少し話がしたい」",
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"371000521_34": "「へ?」",
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"371000521_35": "「2人きりで……駄目?」",
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"371000521_36": "「……分かった。\\n あたしたちはここで会議してるから、あまり遠くに離れるなよ」",
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"371000521_37": "「……ここでいい?」",
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"371000521_38": "「う、うん……\\n どうしたの? 急に改まって」",
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"371000521_39": "「――イリヤ。\\n これ以上は無茶しないで」",
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"371000521_40": "「魔法少女の力が弱体化して、シンフォギア装者の人たちに\\n 頼らないといけない状況は、イリヤが想像するよりずっと危険」",
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"371000521_41": "「えっと、一応分かってはいるつもりなんだけど……」",
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"371000521_42": "「じゃあ例えば、今この瞬間、\\n 敵に襲われたらどうするつもり?」",
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"371000521_43": "「そ、それは……」",
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"371000521_44": "「さっきだって……」",
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"371000521_45": "「待ってイリヤ!\\n わたしはいいから――」",
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"371000521_46": "「大丈夫、飛んで逃げれば――」",
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"371000521_47": "「あいた!?」",
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"371000521_48": "「あー……あれは咄嗟の行動でして……」",
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"371000521_49": "「気持ちは嬉しいけど、\\n イリヤに何かあったら、わたし……」",
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"371000521_50": "「美遊……」",
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"371000521_51": "「だからお願い。いざと言う時は1人で逃げて」",
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"371000521_52": "「うーん、なるべく\\n そういうのはしたくないけど……」",
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"371000521_53": "「イリヤ。お願い……」",
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"371000521_54": "「う、うん、分かったよ。",
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"371000521_55": " 心配してくれてありがとうね。気を付けるよ!」",
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"371000521_56": "「そうしてくれると嬉しい……」",
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"371000521_57": "「……そろそろ戻ろっか」",
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"371000521_58": "「……うん」",
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"371000521_59": "(本当に……分かってるのかな……)",
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"371000521_60": "「ただいまー」",
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"371000521_61": "「お、おかえりデス~……」",
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"371000521_62": "「切歌さん、どうしたんですか!?」",
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"371000521_63": "「他の皆さんのお話が難しくて、\\n 少々混乱してしまったみたいです」",
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"371000521_64": "「わ……クロとルビーがいつになく真剣……」",
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"371000521_65": "「――なるほど。お借りした地図によれば、今いる海岸から、\\n 南東に進んだ場所に研究所はあるようですね」",
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"371000521_66": "「なら森の奥を漠然と探すより、\\n ここを確実に調査した方が手がかりは得られるでしょう」",
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"371000521_67": "「でも、わたしはともかく、子供の足じゃ\\n 足手まといになる可能性も高いわよ」",
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"371000521_68": "「港に定時連絡の輸送船が来るんでしょ?\\n わたしたちはそれに乗って避難するのが一番じゃない?」",
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"371000521_69": "「どうせろくに戦えないわけだし」",
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"371000521_70": "「いいえ。島から離れるのはむしろ危険です」",
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"371000521_71": "「そうですねぇ。例えばわたしたちがその船に乗っている最中、\\n 並行世界同士の重なりが元に戻ったとします」",
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"371000521_72": "「あー、途端に海に投げ出されたりするわけ?」",
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"371000521_73": "「その可能性は十分あります。\\n この島にいた方が安全でしょうね」",
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"371000521_74": "「分かった。\\n じゃあ輸送船から補給物資を貰った後、出発するぞ」",
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"371000521_75": "「……いいタイミングだ。\\n 噂をすりゃ、船が見えてきた――」",
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"371000521_76": "「な……黒い怪物が!?」",
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"371000521_77": "「クソ……ッ!\\n 船が行く手を阻まれてやがる……ッ!」",
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"371000521_78": "「船もいいけど、周り見て!」",
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"371000521_79": "「敵もいよいよ本気ってワケか……ッ!」"
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