xdutranslations/Missions/event067/371000111_translations_jpn.json
2021-12-29 21:20:38 +03:00

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JSON
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{
"371000111_0": "エマージェンシー・アイランド",
"371000111_1": "『――警告』",
"371000111_2": "『コード48の盗難発生。コード48の盗難発生――』",
"371000111_3": "「コード48……『死者の書』の盗難だとッ!?\\n 本島に移送する計画を目前にして、なんてことだ……ッ」",
"371000111_4": "「あれだけ厳重に保管されていたのに、\\n いったい誰が……」",
"371000111_5": "「移送中はS.O.N.G.の護衛が付くという話だったが、\\n その前に盗み出されるとは……ッ」",
"371000111_6": "「無駄口はあとにしてッ! すぐに研究所の全区画を封鎖ッ!\\n 職員を一箇所に集めるのよッ」",
"371000111_7": "「は、はいッ!」",
"371000111_8": "「私は警備班と一緒に、現場を確認するわ」",
"371000111_9": "「しかし、それでは主任が危険ですッ!\\n 犯人がまだ研究所内にいる可能性も……」",
"371000111_10": "「レベルSの緊急事態よ。警備班だけには任せておけない。\\n さ、分かったら急いでッ」",
"371000111_11": "「りょ、了解ですッ!」",
"371000111_12": "(……ごめんなさい。\\n 私には、あの聖遺物が必要なの……",
"371000111_13": "「おまたせ。ゆら」",
"371000111_14": "「……ママ……?」",
"371000111_15": "(ゆら……可愛い可愛い私の娘。そんな大切な子が、\\n こうやって機械に頼らないと生きていけないなんて……",
"371000111_16": "「あ……ぁ……」",
"371000111_17": "「ゆらッ!? どうしたの??\\n ママは傍にいるわ、あなたの傍に……だから頑張ってゆらッ」",
"371000111_18": "「マ……マ……ごめ――」",
"371000111_19": "「大丈夫よ。\\n ゆらのことは、ママが必ず助けてあげる」",
"371000111_20": "「マ……<size=27>マ……</size>」",
"371000111_21": "「あ……あぁ……ッ!\\n 私のゆら……ゆらぁ――」",
"371000111_22": "「……ついに逝って、しまったのね……」",
"371000111_23": "「病気を治してあげられなくて、\\n ごめんなさい……力のないママをどうか赦して――」",
"371000111_24": "「だけど、あなたをこのまま\\n あの世へ行かせたりしない……ッ」",
"371000111_25": "「もう一度、なんとしてでももう一度……ッ!\\n あなたの笑顔を、この手に取り戻してみせる――ッ」",
"371000111_26": "「この、この『死者の書』を使って――」",
"371000111_27": "「――起動ッ!」",
"371000111_28": "「こ、これが……聖遺物の力……ッ!!」",
"371000111_29": "「でも……何が起ころうと引き返すわけにはいかない……。\\n 全ては娘を、ゆらを救うため……ッ」",
"371000111_30": "「――今より3時間前、五島列島沖に浮かぶ離島で、\\n 局所的な地震が確認された」",
"371000111_31": "「以来、島との通信が途絶え、\\n 未だ島民の安否が確認できない状況だ」",
"371000111_32": "「五島列島沖?\\n 確か……」",
"371000111_33": "「ああ。その離島には聖遺物研究所があり――」",
"371000111_34": "「響くんとマリアくんが、\\n 聖遺物護送の任務でその島に訪れている」",
"371000111_35": "「2人がピンチデスかッ!\\n こうしちゃいられないデスッ すぐ助けに行くデスよッ」",
"371000111_36": "「とりあえず話を最後まで聞け」",
"371000111_37": "「地震で電波塔が倒れて、\\n 連絡がつかないだけってことも――」",
"371000111_38": "「いや。……残念ながら、尋常ではない『何か』が\\n 起きているのは確かなようだ」",
"371000111_39": "「地震直後に上陸した調査班は、予定の時間を\\n 超えても戻らなかった。それに――」",
"371000111_40": "「はい。衛星カメラ、赤外線レーダーなど\\n あらゆる計測データが異常を示しています」",
"371000111_41": "「数値上は、『島が全く同じ場所に、二重に重なっている状態』\\n でないと説明がつかないような……」",
"371000111_42": "「そんなことあり得るのかよッ!?」",
"371000111_43": "「あり得ない。\\n と、言いたいところだが――」",
"371000111_44": "「先ほども言った通り、\\n 事が起こった島には、聖遺物研究所がある」",
"371000111_45": "「なるほど。保管されていた聖遺物のいずれかにより、\\n 特異災害が引き起こされた可能性があると……」",
"371000111_46": "「だったらやっぱり、\\n 人は助けを必要としてるかもしれないんデスねッ」",
"371000111_47": "「そうみたいだね……ッ!」",
"371000111_48": "「あの2人のことだ。めったなことはないと思うが――」",
"371000111_49": "「それでも、じっとなんてしていられないデスッ!」",
"371000111_50": "「ああ、もとよりそのつもりだ」",
"371000111_51": "「島内の調査、ならびに島民と装者2名の救出には、\\n クリスくん、調くん――そして切歌くんに行ってもらうッ」"
}