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JSON
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{
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"370000131_0": "「ごめんね、姉さん」",
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"370000131_1": "「どうしたの?」",
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"370000131_2": "「わたし……ウロボロス残党の潜伏先と思われる施設に、\\n ハッキングしてたの。ナツミさんに手伝ってもらって……」",
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"370000131_3": "「どうせ、わたしの呪いを解く方法でも探ってたんでしょ?」",
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"370000131_4": "「えッ? 知ってたの?」",
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"370000131_5": "「知らなかったわよ。\\n でもセレナが意味もなくそんな事する訳ないじゃない」",
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"370000131_6": "「姉さん……。\\n だけどあのログを辿られるなんて……」",
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"370000131_7": "「しッ! 静かにッ!」",
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"370000131_8": "「ギッ……ギッ……ギッ……」",
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"370000131_9": "「どれだけ引っ張り出したのよ。\\n まさか、ロボットが反乱を起こした訳じゃないでしょうね」",
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"370000131_10": "「艦や、すれ違う隊員たちには攻撃してないし、\\n 誰かに再プログラムされて、命令されているんだと思う」",
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"370000131_11": "「でも、わたしたちを捕縛しにきた隊員は攻撃されたわよね?」",
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"370000131_12": "「多分、もっと上位の命令に反する命令を出したから、\\n 反逆と見做されたんじゃないかな?」",
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"370000131_13": "「ほら、あの時『攻撃をやめろ』って言ってたでしょう?」",
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"370000131_14": "「信じたくはないけど……、\\n 隊員の誰かがクーデターを起こして――」",
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"370000131_15": "「その『上位の命令』を<ruby=ろかく>鹵獲</ruby>機に仕込んだり、\\n ニセの発令書を隊員に送ったってこと?」",
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"370000131_16": "「その可能性が一番高いと思う。\\n どれだけの隊員が係わっているのかまでは分からないけど……」",
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"370000131_17": "「バカな事を考えるやつもいたものね。\\n 誰だか知らないけど、見つけ出してとっちめてあげるわ」",
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"370000131_18": "「わたしたち2人がこの艦の最大戦力なんだから、\\n 捕まらなければ、クーデターはじきに止められるはず……」",
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"370000131_19": "「お前たちはスタンバイモードで\\n 大人しくしているんだ」",
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"370000131_20": "「ギーッ、ギッギッ」",
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"370000131_21": "「な、なぜ命令を聞かないッ!?\\n 命令権は俺たち隊員にあるはずだッ!」",
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"370000131_22": "「ギッ、ギッ」",
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"370000131_23": "「隊長たちを排除しようとしているのか?\\n 2人にはまだ嫌疑がかかっているだけだッ!」",
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"370000131_24": "「まずは俺たちが話を聞く。\\n だから、スタンバイモードに――」",
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"370000131_25": "「ギギッ!」",
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"370000131_26": "「うわぁぁぁぁぁッ!」",
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"370000131_27": "「ギッ、ギッ」",
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"370000131_28": "「ギギッ」",
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"370000131_29": "「隊員を気絶させて、どこかへ連れ去るつもり?」",
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"370000131_30": "「どこに連れていくつもりよッ!\\n セレナ、助けるわよッ!」",
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"370000131_31": "「姉さんッ!\\n 通路から新手が……ッ!」",
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"370000131_32": "「邪魔するつもりなら、片っ端からぶっ壊してあげるわッ!」"
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