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"368000631_0": "「結局、バイト先のスーパーで\\n 当面の必需品は全部揃ったデス」",
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"368000631_1": "「うん。バイトリーダーがオマケしてくれたおかげで\\n 安く買えたし」",
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"368000631_2": "「およ? この甘い匂いは――」",
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"368000631_3": "「あ、クレープのお店があるよッ!」",
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"368000631_4": "「美味しそうだね……」",
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"368000631_5": "「……調ッ!\\n あれ食べたいデスッ!」",
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"368000631_6": "「ダメだよ切ちゃん。\\n せっかくのお給料を無駄遣いしちゃ……」",
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"368000631_7": "「うう……、でもこんな甘い匂いを嗅いでしまったら、\\n もう抗えないデスよ……」",
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"368000631_8": "「わたしのお腹の虫も、もう耐えられないみたい……」",
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"368000631_9": "「せめて一口ッ! もうアタシの口はクレープバッチコイな\\n 感じになっちゃってるデスよッ!」",
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"368000631_10": "「……それなら1つだけ買って帰って、みんなで分けようか。\\n そのくらいなら、今日節約できた分でまかなえるし……」",
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"368000631_11": "「調ちゃん、ナイスアイデアッ!\\n さて、このお店のオススメはなんだろう?」",
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"368000631_12": "「あの張り紙がきっとオススメのメニューデスよッ!」",
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"368000631_13": "「宇宙だいこん調和……? 空気中のはっぴーこすもじうむ?\\n 宇宙の子と神聖宇宙神を繋ぐ……」",
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"368000631_14": "「切ちゃん、どうしたの?」",
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"368000631_15": "「な、なんでもないデスッ!",
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"368000631_16": " ここは願掛けの意味も込めて……チョコ明太子味デスッ!」",
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"368000631_17": "「それじゃ、早速注文を――」",
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"368000631_18": "「やあ、奇遇だね。\\n 君たちもクレープを食べに来たのかな?」",
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"368000631_19": "「そうデスけど……。そっちは誰デスか?」",
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"368000631_20": "「怪獣優生思想のシズムっていうんだけど、\\n ガウマから聞いてないかな?」",
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"368000631_21": "「え? あなたが……?」",
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"368000631_22": "「君たちはダイナゼノンの新しい乗り手?」",
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"368000631_23": "「そ、そうだけど……」",
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"368000631_24": "「まさか、ここで戦うつもりデスかッ!」",
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"368000631_25": "「そんなつもりはないよ。\\n 君たち――、いや、並行世界に興味がわいたんだ」",
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"368000631_26": "「君たちの世界に怪獣はいるの?」",
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"368000631_27": "「普段はいないよ。今は、こっちの世界の影響なのか、\\n 現れてるみたいだけど……」",
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"368000631_28": "「それより、あなたはどうして怪獣を操って、\\n 街を破壊したりするの?」",
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"368000631_29": "「そうデスッ!\\n 怪獣だって操られて悪いことしたくないはずデスよッ!」",
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"368000631_30": "「……君たちみたいに、別の世界にも激しい情動を持つ人が\\n いるんだね。それが分かってよかったよ」",
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"368000631_31": "「答えて……ッ!\\n どうして怪獣を暴れさせているのッ!?」",
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"368000631_32": "「……前に別の人間にも\\n 同じことを聞かれたっけ」",
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"368000631_33": "「でも、君たちが戦ってた怪獣は\\n 俺が操ってたわけじゃないよ」",
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"368000631_34": "「じゃあ怪獣が勝手に暴れてたって言うの……?」",
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"368000631_35": "「誰も操ってないからね。そうなんじゃない?」",
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"368000631_36": "「さて、クレープもできたみたいだし、\\n もう行くよ。ガウマによろしく」"
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