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"368000421_0": "「操縦って難しかったんデスね……」",
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"368000421_1": "「うん、もっと思った通りに動かせると思ってた……」",
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"368000421_2": "「慣れりゃなんとかなるさ。\\n <ruby=よもぎ>蓬</ruby>たちだって、最初はメチャクチャ下手クソだったしな」",
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"368000421_3": "「そのヨモギさんって、ガウマさんの仲間ですか?\\n あの、どんな人なんですか?」",
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"368000421_4": "「<ruby=よもぎ>蓬</ruby>はそうだな……俺の命の恩人だ。バイトばっかしてるし\\n 一見ウジウジして見えるが、実は熱いやつだ」",
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"368000421_5": "「他には?」",
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"368000421_6": "「<ruby=ゆめ>夢芽</ruby>だろ。アイツはすぐ約束を破るとんでもねぇ女で\\n いっつもどこか不満そうにしてるが、でも実は熱いやつだ」",
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"368000421_7": "「あと<ruby=こよみ>暦</ruby>な。働くのが大嫌いな怠け者で、言い訳は多いし\\n 逃げ口上ばっか達者なんだが、本当はすげぇ熱いやつだ」",
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"368000421_8": "「最後はちせ。背は小せぇし、寂しがり屋ではあるが、\\n 実は行動力に溢れた熱いやつだ」",
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"368000421_9": "「アハハ……。\\n ガウマさんの仲間って、みんな熱い人なんですね」",
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"368000421_10": "「それに仲間のみんなが大好きだってことが、\\n よぉく伝わってきました」",
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"368000421_11": "「そ、そんなんじゃねぇだろ?」",
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"368000421_12": "「グエェェェェェッ!」",
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"368000421_13": "「あ、ゴルドバーン。\\n ……って、あれ? 誰か乗ってる……?」",
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"368000421_14": "「……放し飼いにするな」",
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"368000421_15": "「飼ってねぇよ! けどまあ、ちせが戻るまでは\\n 俺が面倒見るしかねぇか……」",
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"368000421_16": "「えっと……?」",
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"368000421_17": "「おう、こいつはナイト。一応仲間だ。\\n あと、こいつのツレの妙な女が1人……で、俺の仲間は全員だな」",
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"368000421_18": "「2代目のことを下品に言うな」",
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"368000421_19": "「……仲間の紹介をしてたんだよ。\\n いちいち噛みついてくんじゃねぇよ!」",
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"368000421_20": "「ん?\\n コイツらは……」",
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"368000421_21": "「ああ、臨時メンバーとしてダイナゼノンに\\n 乗ってもらってる。響、切歌、調だ」",
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"368000421_22": "「暁切歌デスッ!\\n ガウマ隊のムードメーカーとはアタシのことデスッ!」",
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"368000421_23": "「わたしは月読調です。\\n ダイナウイングやらせてもらってます」",
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"368000421_24": "「立花響ですッ! 趣味は人助けですッ!\\n よろしくお願い――」",
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"368000421_25": "「……いや、お前とは面識がある」",
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"368000421_26": "「……え? わたしですかッ!?\\n あの、どちらさまで……?」",
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"368000421_27": "「――グリッドナイトだ」",
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"368000421_28": "「グリッドナイトッ!?\\n でも、その姿は……」",
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"368000421_29": "「どちらも俺自身だ」",
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"368000421_30": "「なぜお前たちがここにいる?」",
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"368000421_31": "「それは――」",
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"368000421_32": "「気が付けば飛ばされていた……か……」",
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"368000421_33": "「……どう思う?\\n 俺は<ruby=よもぎ>蓬</ruby>たちを消した怪獣の仕業だと思うが……?」",
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"368000421_34": "「同じ怪獣の能力のように見えるな」",
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"368000421_35": "「でもアタシたち、\\n もとの並行世界で怪獣とは戦ってないデスよ?」",
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"368000421_36": "「能力に巻き込まれただけということもあり得る。\\n 怪獣が能力を調整できるとも限らないからな」",
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"368000421_37": "「大雑把な野郎だな」",
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"368000421_38": "「怪獣も、お前にだけは言われたくないと思うが……」",
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"368000421_39": "「なんだと!」",
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"368000421_40": "「まぁまぁ……。",
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"368000421_41": " ナイトさんは、わたしたちが帰る方法に見当がつきますか?」",
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"368000421_42": "「その能力を持つ怪獣を倒すしかあるまい」",
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"368000421_43": "「結局、それしかないんですね……」",
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"368000421_44": "「ところで……来たのはお前たちだけか?\\n アイツは一緒ではないのか?」",
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"368000421_45": "「アイツ……? ああッ! 翼さんのことですか?\\n ナイトさんは以前、翼さんと一緒に戦ってましたもんね」",
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"368000421_46": "「残念ながら、翼さんは一緒じゃなかったのデス……」",
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"368000421_47": "「そうか……アイツもいれば、俺もまた戦う力を\\n 取り戻せるかと思ったが……」",
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"368000421_48": "「ナイトさん……戦えない状態なんですか?」",
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"368000421_49": "「ああ。転送能力を持つ怪獣と戦って以降な」",
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"368000421_50": "「……俺のせいで……大怪我させちまったことが原因だ。\\n ……すまねぇ……」",
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"368000421_51": "「俺の招いたことだ。\\n 何度も言わせるな」",
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"368000421_52": "「グエェェェェェッ!」",
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"368000421_53": "「ゴルドバーン、どうしたデスか?」",
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"368000421_54": "「山を越えた向こう側に煙が見えます――ッ!」",
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"368000421_55": "「街にまた怪獣が現れたのか! お前ら、急いで戻るぞ!\\n 響はひとまず、俺と一緒にダイナダイバーに乗れ!」",
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"368000421_56": "(わたしだって、役に立ちたいのに……ッ!)",
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"368000421_57": "「あッ! ダイナソルジャーが光ってるッ!\\n 今ならもしかしてッ……?」",
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"368000421_58": "「どうした響? 急げ!」",
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"368000421_59": "「待ってください。",
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"368000421_60": " アクセスモード・ダイナソルジャーッ!」",
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"368000421_61": "「おぉッ! 響さんがアクセスに成功したデスッ!」",
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"368000421_62": "「これで、またダイナゼノンに合体できる……ッ!」",
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"368000421_63": "(やっぱり、ダイナソルジャーは\\n わたしの想いに応えて力を貸してくれてるのかも……)"
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