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2021-12-29 21:20:38 +03:00

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{
"367000931_0": "「……チッ、ダメだな。\\n ポッドの動力部が完全に壊れてやがる」",
"367000931_1": "「爆発の衝撃だろう。エンジンが動かなければ\\n こんなもの、宇宙を彷徨う鉄の棺桶に過ぎん」",
"367000931_2": "「あたしの通信機もさっきのでおしゃかだ」",
"367000931_3": "「宇宙空間で、できることは何も無い。\\n 完全に、ここまでか――」",
"367000931_4": "「悪い、せっかく来てくれたのに」",
"367000931_5": "「オレも、ブリル協会も、変われると思った」",
"367000931_6": "「オレの声に、かつての友達が応えてくれたんだ」",
"367000931_7": "「だけど、もう会うことは――」",
"367000931_8": "「そういえば、あたしはお前に言いたいことがあったんだった」",
"367000931_9": "「そのために、わざわざ月まで来てやったんだぞ」",
"367000931_10": "「言いたいこと?」",
"367000931_11": "「一緒に海に行こう」",
"367000931_12": "「な、何を言っているッ!\\n オレたちはこのまま、死んでいくしかないんだぞッ」",
"367000931_13": "「海に行くなど……ッ!\\n 頭がおかしくなってしまったのか」",
"367000931_14": "「はああああ~ッ! 確かに少しはマシになったみたいだが、\\n お前はほんとネガティブだなあ」",
"367000931_15": "「ネガティブとかではないだろッ!\\n 誰が考えたって――」",
"367000931_16": "「じゃ、賭けをしよう」",
"367000931_17": "「もし助かったら、\\n 拒否権は無しだぞ」",
"367000931_18": "「なんでもいい。\\n どうせ、そんな奇跡は――」",
"367000931_19": "「――奇跡じゃない。\\n わかるんだ」",
"367000931_20": "「――脱出ポッドを確認」",
"367000931_21": "「あれに間違いなさそうですねッ!」",
"367000931_22": "「ああ、モーリッツくんが状況を教えてくれたおかげだ」",
"367000931_23": "「それにしても、一度は沈黙したガングニールと天羽々斬の中の\\n デュランダルが再励起するなんてね」",
"367000931_24": "「通信機を通して、わたしたちにも雪音の歌が聴こえました」",
"367000931_25": "「そして、クリスちゃんの想いもッ!」",
"367000931_26": "「そしたら、距離が離れてても、\\n 手は繋がってるって思えたんですッ」",
"367000931_27": "「ああ。そして、その想いにデュランダルも応えてくれた」",
"367000931_28": "「行きましょうッ!\\n クリスちゃんとレオくんを迎えに……ッ」",
"367000931_29": "「――ッ!\\n 窓から、光が漏れて……」",
"367000931_30": "「あれは……ッ!?」",
"367000931_31": "「な、言った通りだったろ?」",
"367000931_32": "「奇跡なんかじゃなく、あたしたちの手は繋がってる」",
"367000931_33": "「あたしの友達なら、絶対に助けに来てくれるって、\\n 分かってたんだ」",
"367000931_34": "「………フ」",
"367000931_35": "「ハ、ハハハ……ッ! \\n ああ、そうだな。オレの負けだよ」",
"367000931_36": "「一緒に、海に行こう」"
}