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2021-05-22 15:36:29 +02:00

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{
"364000421_0": "「どうしたの?\\n 急に呼び出しだなんて」",
"364000421_1": "「怪物化現象事件について、何か進展があったとか?」",
"364000421_2": "「ン~フフフフ、\\n うぉっほんうぉっほんわざとらしい咳払い」",
"364000421_3": "「――時に、\\n <ruby=チミ>君</ruby>たちはアプトン社を知っているかね?」",
"364000421_4": "「そりゃあ……まぁ……」",
"364000421_5": "「有名な大企業だからねぇ」",
"364000421_6": "「そうッ、実に有名な大手一部上場企業の\\n アプトン社である」",
"364000421_7": "「先の作戦で、怪物化現象の被害者たちを\\n 多数保護しておるわけだが……」",
"364000421_8": "「その治療および研究に、\\n 同社が名乗り出てくれたのだよッ」",
"364000421_9": "「あのッ、超有名なアプトン社がッ!」",
"364000421_10": "「わッ、すごい」",
"364000421_11": "「よかった……あの会社なら、\\n いい結果が期待できるんじゃないかな」",
"364000421_12": "「それはナイスですッ!」",
"364000421_13": "「というわけで、この件に関しては官民協力し合って\\n 対応することになったのだ」",
"364000421_14": "「二課が被害者の保護、\\n アプトン社が治療と原因究明と言った具合にな」",
"364000421_15": "「それで今日は、社長自ら<ruby=ボキ>僕</ruby>のもとに\\n 挨拶に来ることになっている」",
"364000421_16": "「そこで、<ruby=ボキ>僕</ruby>と社長がガッチリ手を結ぶところを\\n <ruby=チミ>君</ruby>たちにも拝ませてあげようと思ってね」",
"364000421_17": "「何なら写真撮影もオッケー。\\n <ruby=ボキ>僕</ruby>の爽やかな笑顔をフレームに収めてくれたまえ」",
"364000421_18": "「ただしッ! いくら<ruby=チミ>君</ruby>たちが<ruby=デジタルネイティブ></ruby>だからといって、\\n に拡散するようなことは控えてくれたまえよ」",
"364000421_19": "「司令の性格の悪さを見て、\\n やっぱり辞退するって言いださないといいけど……」",
"364000421_20": "「それはナイスじゃないですね……」",
"364000421_21": "「司令、アプトン社の社長が到着されました」",
"364000421_22": "「むふぅ、通してくれたまえ」",
"364000421_23": "「この度は、弊社の申請を受諾していただき、\\n 誠にありがとうございました」",
"364000421_24": "「私が社長の丸良忠雄。\\n こちらが秘書の六角です」",
"364000421_25": "「お初にお目にかかります」",
"364000421_26": "(この人が……)",
"364000421_27": "(アプトン社の社長……)",
"364000421_28": "「うむ、これで<ruby=チミ>君</ruby>たちアプトン社も、\\n 政府公認機関と提携できたわけだ」",
"364000421_29": "「<ruby=チミ>君</ruby>も社員たちも、さぞ鼻が高かろう。\\n ンフフフフフ」",
"364000421_30": "「ええ、それはもう光栄なことです」",
"364000421_31": "(大人の対応ですわッ!)",
"364000421_32": "「ただね、権力に媚びるのは結構だが、\\n きちんと結果を出してくれないと困るのだよ」",
"364000421_33": "「<ruby=チミ>君</ruby>たちの研究技術を、<ruby=ボキ>僕</ruby>は買っているのだからね」",
"364000421_34": "「はい、もちろんです。ですが……」",
"364000421_35": "「……フフ、本当にキミは変わらないね。\\n 学生の頃から、そのままだ」",
"364000421_36": "「学生の……ふむ、む……」",
"364000421_37": "「……ハッ、まさか……ッ!?\\n 丸良……ハナマルの丸良かねッ」",
"364000421_38": "「?」",
"364000421_39": "「やっぱり凪クンだろう? ただの同姓同名だったら\\n どうしようかと思ったけれど」",
"364000421_40": "「別人が真似できるキャラクターではないしね、キミは。\\n おっと、もちろんこれは褒め言葉だよ」",
"364000421_41": "(さなぎマンとアプトン社の社長が……)",
"364000421_42": "(御学友でしたとは……)",
"364000421_43": "「ぐ、ぐ、ぐ……貴様がアプトン社の社長だったとは……。\\n いや、成績トップの貴様なら不思議はないが……」",
"364000421_44": "「このような形で再会できたことを、\\n とても喜ばしく思っているよ」",
"364000421_45": "「ぐぬぬ……超有名な一部上場企業の社長になったからと\\n 偉そうに……ッ」",
"364000421_46": "「確かに、知名度では<ruby=ボキ>僕</ruby>の方がちーっとばかり\\n 劣るかもしれんッ」",
"364000421_47": "「だがそれは、<ruby=ボキ>僕</ruby>の組織は防衛機密の塊でッ!\\n あまり表沙汰にできないからだッ」",
"364000421_48": "「しかぁしッ、それでも特異災害対策機動部二課は\\n 政府直属の秘密組織ッ」",
"364000421_49": "「<ruby=ボキ>僕</ruby>の方が立場が上であることを\\n 忘れるなッ」",
"364000421_50": "「当然じゃないか。私も旧友がそんな地位にまで\\n 上り詰めたと思うと誇らしいよ」",
"364000421_51": "「誰が旧友かッ!」",
"364000421_52": "「思い出すなぁ。凪クンが宿題の提出前に、\\n 私の回答をわざわざチェックしてくれたりして」",
"364000421_53": "「う、うむッ!?\\n そんなこともあったかも……」",
"364000421_54": "「…………」",
"364000421_55": "「…………」",
"364000421_56": "「…………」",
"364000421_57": "「チガウヨ? 回答ノマルウツシトカシテナイヨ?」",
"364000421_58": "「おっと、想い出話をしに来たんじゃなかったね」",
"364000421_59": "「我々が立ち向かわなくてはいけないのは、\\n 人間の怪物化という恐ろしい現象だ」",
"364000421_60": "「既に検査は始めているよ」",
"364000421_61": "「怪物化し一定時間暴れた後、人の姿に戻り昏倒した被害者たち。\\n 彼らの意識はまだ戻っていない。体内に原因の核があるはずだ」",
"364000421_62": "「だけど、必ず突き止め、救ってみせるよ」",
"364000421_63": "「凪クンが二課を背負い誇りを持って戦っているように、\\n 私にもアプトン社社長としての誇りがある」",
"364000421_64": "「さすがは『弱きを助け、強さは持たない』で\\n おなじみの社長ッ」",
"364000421_65": "「こらこら……ッ!」",
"364000421_66": "「ハハハ、構わないですよ。……『強さ』は君たちに託します。\\n メックヴァラヌスを纏う竜姫たち」",
"364000421_67": "「何ィッ!? 貴様、機密情報をどこからッ!?」",
"364000421_68": "「ノイズとの戦闘は隠しきれるものでもないし、\\n この立場にいると、自然と色々な情報が入ってきてしまうんだ」",
"364000421_69": "「む、むぅ……」",
"364000421_70": "「社長、そろそろ次の予定が……」",
"364000421_71": "「そうか。すまない、久々に会ったのだから、\\n もっとゆっくり話したかったのだけど、それはまたの機会に」",
"364000421_72": "「フンッ、こっちから話すことなど、\\n 何もないわッ」",
"364000421_73": "「竜姫の皆さんも、よろしくお願いします。\\n そして、どうかご無事で」",
"364000421_74": "「怪我を治すのは我々の仕事ですが、\\n 傷つかずに済むのが一番ですから」",
"364000421_75": "「はいッ!」",
"364000421_76": "「それでは……今後ともよろしくお願いいたします」",
"364000421_77": "「ほぇ~……さすが、アプトン社の社長、\\n できた人間だったねぇ……」",
"364000421_78": "「チッ、竜姫たちに取り入りよって……。\\n そういうところが昔から大嫌いだったのだよッ」",
"364000421_79": "「器ちっちゃい……」",
"364000421_80": "「慣れてしまっていましたが、こうして比べてしまうと、\\n やはり……」",
"364000421_81": "「なぜか<ruby=ボキ>僕</ruby>の評価が急転直下ッ!?」",
"364000421_82": "「それじゃあ、わたしたち、もう帰っていい?」",
"364000421_83": "「いや、さすがに<ruby=ボキ>僕</ruby>だって写真撮影のためだけに<ruby=チミ>君</ruby>たちを\\n 呼んだりはせんよ もうつ用件があるのだ」",
"364000421_84": "「本当にそれだけだと思ってた……」",
"364000421_85": "「トホホ……。先日の戦闘で、\\n 久々にデヴァステイターを起動させたろう」",
"364000421_86": "「そこから受けた影響を検査する意味で、\\n 戦闘シミュレーションを行うつもりだったのだ」",
"364000421_87": "「なるほど。司令の威厳を保つための方便でもなさそうだし、\\n いっちょやりますか」"
}