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2019-10-25 17:33:24 -04:00

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{
"329000631_0": "「大丈夫だった、キャロルちゃん?」",
"329000631_1": "「オレに触るなッ!」",
"329000631_2": "「キャロルちゃん……」",
"329000631_3": "「ちッ……」",
"329000631_4": "「ようやく会えたな」",
"329000631_5": "「お前は……」",
"329000631_6": "「待ってくださいッ!」",
"329000631_7": "「いいから、黙ってるワケダ」",
"329000631_8": "「ここはサンジェルマンに任せて」",
"329000631_9": "「キャロル・マールス・ディーンハイム、\\n 我々のことがわかるか」",
"329000631_10": "「錬金術師協会の追手だろう?」",
"329000631_11": "「なるほど、今はその程度の認識というわけか」",
"329000631_12": "「これでもお前とは、永い年月の間に、幾度も会っているのだが」",
"329000631_13": "「…………」",
"329000631_14": "「その様子では、\\n やはり相当量の想い出を焼却してしまったようだな」",
"329000631_15": "「だったら、なんだと言うのだ?」",
"329000631_16": "「オレはまだ貴様らの縛につくわけにはいかぬのだッ!」",
"329000631_17": "「残された命題を果たす、その時まではッ!」",
"329000631_18": "「そのためならば――幾らでも代償を払ってやるッ!!」",
"329000631_19": "「はああ――ッ!!」",
"329000631_20": "「あの子ったら、そんな身体で無茶をッ!?」",
"329000631_21": "「キャロルちゃん、ダメッ!!」",
"329000631_22": "「愚かな……自ずから滅びを望むか」",
"329000631_23": "「ぐッ――貴様、何、を――?」",
"329000631_24": "「当て身か……見事な技前だ。\\n 錬金術師にしておくのが惜しい程にな」",
"329000631_25": "「死に急ぐこともないだろう」",
"329000631_26": "「それに、お前には聞かねばならぬこともある」",
"329000631_27": "「記憶が残ってれば、というワケダが」",
"329000631_28": "「でも、この感じだとちゃんと残ってるか怪しいわね……」",
"329000631_29": "「サンジェルマンさんッ!」",
"329000631_30": "「どうした?」",
"329000631_31": "「もう少しだけ待ってもらえませんか。\\n その……キャロルちゃんを、捕まえるのを……」",
"329000631_32": "「どうしてだ?」",
"329000631_33": "「さっきの様子を見ても、キャロルちゃんを悪者と\\n 決めつけるのはまだ早いと思うんです」",
"329000631_34": "「それは飲めない相談よ。\\n この子は協会からのお尋ね者なんだから」",
"329000631_35": "「そもそも、こいつがチフォージュ・シャトーを持ち出して\\n 協会を出奔しなければ、こんな事態にはならなかったワケダ」",
"329000631_36": "「それは……そうかもしれませんけど……」",
"329000631_37": "「でも、きっと何か、事情があるはずです。\\n あのエルって子のことも」",
"329000631_38": "「そんな不確かな話で聞けるわけないでしょ。\\n ね、サンジェルマン」",
"329000631_39": "「……いいだろう」",
"329000631_40": "「サンジェルマンッ!?」",
"329000631_41": "「嘘でしょッ!?」",
"329000631_42": "「キャロルの身柄は、一時お前たちに預ける」",
"329000631_43": "「流石にそれは局長も黙ってないワケダッ!」",
"329000631_44": "「いつからそんな甘ちゃんになったわけ?」",
"329000631_45": "「別に、情に絆されたわけではない」",
"329000631_46": "「なら、どうしてよ?」",
"329000631_47": "「納得のいく理由を聞かせてほしいワケダ」",
"329000631_48": "「お前たちも先刻言った通り、キャロルのこの状態を見るに、\\n 必要な情報を引き出せるかわからない」",
"329000631_49": "「その一方で、敵がキャロルに固執している以上、\\n その身柄を護るには護衛も必要」",
"329000631_50": "「そう言えば、あのノエルとかいう奴、\\n キャロルの身は預けておくとか言ってたな……」",
"329000631_51": "「敵襲からの防衛に適した拠点ならば、\\n 我々の仮アジトより二課のほうが適切だろう」",
"329000631_52": "「それは、そうかもしれないけどさ……」",
"329000631_53": "「……サンジェルマンがそう決めたなら、従うワケダ」",
"329000631_54": "「もう、仕方ないわね……」",
"329000631_55": "「サンジェルマンさん、ありがとうございます」",
"329000631_56": "「お前のためではない。\\n それが最善と考えたまでだ」",
"329000631_57": "「だが、そうと決まればキャロルの身柄を二課に移そう。\\n とにかく衰弱が酷い」",
"329000631_58": "「はいッ!」",
"329000631_59": "(キャロルちゃん、しっかり……)"
}