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2019-10-25 17:33:24 -04:00

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{
"329000311_0": "共同戦線",
"329000311_1": "「よく来てくれた。歓迎する」",
"329000311_2": "「社交辞令は不要。単刀直入に進めさせてもらう」",
"329000311_3": "「では早速だが、キャロルについて聞かせてもらえるか」",
"329000311_4": "「その前に、何故お前たちはキャロルのことを知っているワケダ?」",
"329000311_5": "「まさか、うちの組織にスパイでも送り込んでるの?」",
"329000311_6": "「いや、そういうわけではない」",
"329000311_7": "「あたしが前に戦ったのさ」",
"329000311_8": "「キャロルと、以前に?」",
"329000311_9": "「でもさっき、知ってるのは名前だけ、とか言ってたじゃない」",
"329000311_10": "「ああ。解せぬワケダ」",
"329000311_11": "「1から説明すんのは面倒なんだけどな……」",
"329000311_12": "「掻い摘まんで言うと、キャロルのことを知っている人間の\\n 仮想脳領域内で交戦した、ということよ」",
"329000311_13": "「仮想脳領域……。\\n つまり精神世界で記憶上の存在と戦ったと、そういうことか」",
"329000311_14": "「流石は錬金術師。\\n 飲み込みが早くて助かるわ」",
"329000311_15": "「だが、キャロルたちのことを知る者とは、一体――」",
"329000311_16": "「……そうか。立花響たちの」",
"329000311_17": "「そうだ。キャロルと配下のオートスコアラーたちは、\\n 響くんたちの世界にも存在していたらしい」",
"329000311_18": "「それならば合点がいくというワケダ」",
"329000311_19": "「ならば、下手に隠し立てしても意味はないな」",
"329000311_20": "「察しの通り、キャロルは元々、\\n 我ら錬金術師協会に属していた錬金術師だ」",
"329000311_21": "「だけど、はぐれ錬金術師と言ってたな」",
"329000311_22": "「ああ。\\n わたしのチフォージュ・シャトーを奪って出奔したワケダ」",
"329000311_23": "「チフォージュ・シャトー?」",
"329000311_24": "「わたしが丹精込めて設計、開発した城だ」",
"329000311_25": "「……お城を奪って、出奔?」",
"329000311_26": "「城なんて造ってどうするんだ?」",
"329000311_27": "「凡人には言ってもわからぬというワケダ」",
"329000311_28": "「なんだとッ!?」",
"329000311_29": "「やめろ、2人とも」",
"329000311_30": "「そのチフォージュ・シャトーと、\\n 一連の事件の犠牲者にはどういう関係があるんだ」",
"329000311_31": "「犠牲者って?」",
"329000311_32": "「オートスコアラーたちに\\n 人間のエネルギーを吸収させているようね」",
"329000311_33": "「それは、想い出の力を集めさせているのだろう」",
"329000311_34": "「想い出の力、だって?」",
"329000311_35": "「そうだ。キャロルは過去、\\n 協会で想い出を力と変える研究を行っていた」",
"329000311_36": "「詳細までは不明だが、それは一定以上の成果があったのだろう。\\n だから、オートスコアラーを使って、想い出を集めている」",
"329000311_37": "「つまりそれは、他の人間から抽出したものも利用できる、\\n ということね」",
"329000311_38": "「恐らくは」",
"329000311_39": "「なるほど、犠牲者の意識が戻らないわけね……」",
"329000311_40": "「想い出を……奪う、だとッ?」",
"329000311_41": "「ふざけやがってッ!\\n 人の大事な想い出をなんだと思ってやがるッ」",
"329000311_42": "「やったのはキャロルよ。\\n あーしらに当たり散らさないで」",
"329000311_43": "「落ち着け。彼女たちの言う通りだ」",
"329000311_44": "「チッ……胸くそ悪いったらないな」",
"329000311_45": "「それで、君らはキャロルをどうするつもりだ?」",
"329000311_46": "「もちろん、裏切り者が本格的にオイタをする前に捕まえに来たのよ」",
"329000311_47": "「建造中のチフォージュ・シャトーも、\\n 完成前に回収しなければならないワケダ」",
"329000311_48": "「ようやくキャロルの配下である\\n オートスコアラーたちを見つけて、追い詰めたのだがな……」",
"329000311_49": "「謎の騎士とアルカ・ノイズのおかげで、取り逃がしたというワケダ」",
"329000311_50": "「謎の騎士?」",
"329000311_51": "「ああ。黒い鎧を纏った騎士だ」",
"329000311_52": "「黒い騎士……だと? 何者だ?」",
"329000311_53": "「それが、あーしらもさっぱりなのよね」",
"329000311_54": "「恐らくはキャロルの子飼いなワケダ」",
"329000311_55": "「向こうの装者たちの仮想脳領域で戦ったと言っていたな。\\n そういった存在については見なかったのか」",
"329000311_56": "「……いや、騎士は見てない」",
"329000311_57": "「……うーん。残念だけど、これまでの事件記録や研究データにも、\\n 該当するものは見当たらないわね」",
"329000311_58": "「では、響くんたちが来た時にでも聞いてみるか」",
"329000311_59": "「そうねえ……」",
"329000311_60": "「こちらも情報を提供したのだから、\\n 何かわかった時は、知らせてほしい」",
"329000311_61": "「ああ、もちろんだ。\\n 何か新しいことがあれば知らせよう」",
"329000311_62": "「そーこなくっちゃね」",
"329000311_63": "「では、みなさんに無線機をお渡ししておきます。\\n 何かあればこちらに連絡しますから」",
"329000311_64": "「感謝する」",
"329000311_65": "「話がついたならお暇しましょ」",
"329000311_66": "「ああ、長居は無用というワケダ」"
}