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"326000752_0": "「……」",
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"326000752_1": "「……ウェル博士」",
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"326000752_2": "「そうやって君はッ! 誰かを守るための拳で、\\n もっと多くの誰かをぶっ殺してみせるわけだッ!」",
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"326000752_3": "「破壊衝動に身を任せずとも、\\n あなたの拳は既に血塗られていたわけね」",
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"326000752_4": "「違う……わたしは――」",
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"326000752_5": "「どう違うというのかしら?\\n 実際にここまでそうしてきたのに?」",
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"326000752_6": "「……ッ!!」",
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"326000752_7": "(そうだ、確かにわたしはさっきまで破壊衝動の赴くままに、\\n 相手を壊して――)",
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"326000752_8": "「う……うえええぇぇぇッ!!」",
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"326000752_9": "「あらあら、吐いてしまうなんて、そろそろ限界が近いのかしら」",
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"326000752_10": "「はあ、はあ、はあ……」",
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"326000752_11": "「――ぐッ!」",
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"326000752_12": "(どうして、さっきまで破壊衝動なんかを受け入れて――。\\n ダメだ、あんな戦い方をしたら、わたしは――)",
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"326000752_13": "「うぐッ……あ……う……」",
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"326000752_14": "「違う……わたしの拳は、血塗られてなんて……」",
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"326000752_15": "「これでまた一歩、深淵へ近づく……」",
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"326000752_16": "「……ッ!!」",
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"326000752_17": "「これは――瘴気ッ!?\\n 翼たちの言っていた――」",
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"326000752_18": "「くッ!?\\n ドクターとネフィリムから瘴気が漏れてるデスよッ!」",
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"326000752_19": "「話に聞いた通りなら、もうすぐわたしたちも外に――」",
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"326000752_20": "「2人ともッ! 無理にでもアレを仕留めるわよッ!\\n わたしに合わせてッ!」",
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"326000752_21": "「はあああああ――ッ!!」",
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"326000752_22": "「はあ――ッ!!」",
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"326000752_23": "「やったわッ!」",
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"326000752_24": "「うッ……」",
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"326000752_25": "「マリアッ! 姿が消え――ッ!」",
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"326000752_26": "「アタシたちもデスッ!?」",
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"326000752_27": "「時間切れみたいね……」"
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