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2021-12-29 21:20:38 +03:00

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{
"371000811_0": "Don't Give Up",
"371000811_1": "「ここが響さんたちの言ってた、敵のアジト……?」",
"371000811_2": "「壮大なお出迎えがあると思ったが、\\n 黒い怪物どもはいないみたいだな」",
"371000811_3": "「――ッ!\\n あ、あれ……ッ」",
"371000811_4": "「調ーッ!\\n 迎えに来たデスッ」",
"371000811_5": "「……」",
"371000811_6": "「……あら?\\n ゆら、お友達を呼んだのかしら」",
"371000811_7": "「よかったわ。ちょうどゆらの魂が、\\n 新しい肉体に入ったところよ……」",
"371000811_8": "「これからは、たくさん遊べるわ。\\n  ゆら……」",
"371000811_9": "「そんな、間に合わなかった……!?」",
"371000811_10": "「諦めるのはまだ早いですよ! 調さんの魂と肉体の繋がりが\\n 完全に消滅する前に、何らかの方法で魂を引き離せば――」",
"371000811_11": "「あの死者の書っていうのを、\\n とりあえず壊せばいいんデスよねッ」",
"371000811_12": "「ま、待てッ!」",
"371000811_13": "「あぁ……ゆら。\\n ごめんね。ずっと辛い思いばかりさせて……」",
"371000811_14": "「ずっと闘病生活で寝たきりだったものね。\\n 最後に立って歩いたのは、何年前のことだったかしら」",
"371000811_15": "「でも……これからはまた、自分の足で歩けるのよ」",
"371000811_16": "「また、一緒にお買い物へ行きましょう?\\n ねぇ ゆら……」",
"371000811_17": "「……ッ! これじゃ、\\n あいつの身体を人質に取られたようなもんだろ……ッ」",
"371000811_18": "「……マ……」",
"371000811_19": "「……ッ!」",
"371000811_20": "「ママ……?」",
"371000811_21": "「あぁ……。\\n 違う声音でも、誰だか分かるものなのね……」",
"371000811_22": "「――ゆら、おはよう、気分はどう?」",
"371000811_23": "「――わたし、生き返って……」",
"371000811_24": "「フフ、約束したでしょう。\\n ママ、すっごく頑張ったのよ」",
"371000811_25": "「でも、今はそんなこと気にしなくていいわ。\\n さぁ……蘇ってまず、何をしたいかしら」",
"371000811_26": "「今日はなんでも言うことを聞いてあげるわ」",
"371000811_27": "「じゃあ……戻して、元に戻してッ!!」",
"371000811_28": "「……ゆら?」",
"371000811_29": "「ママ、言うこと聞いてくれるんだよね??\\n なら、この身体……返してあげてッ」",
"371000811_30": "「ちょっと……ちょっと待って。ゆら……\\n どうしてそんなことを言うの……」",
"371000811_31": "「わたし見てたよ、ママのこと……。\\n 魂になってからも、ずっと」",
"371000811_32": "「みんなが、ママのせいで困っているところも……」",
"371000811_33": "「ママ……ごめんね。わたし身体が弱いから、\\n ママを悲しませちゃった……」",
"371000811_34": "「わたしのことを思ってくれるママの気持ち、\\n わたしは本当に大好きだよ」",
"371000811_35": "「でもね……、\\n 誰かを傷つけるのは駄目だと思うの……」",
"371000811_36": "「だから……わたしを……わたしをこのまま死なせてッ!」",
"371000811_37": "「…………」",
"371000811_38": "「……娘の方が、よっぽど\\n 死というものを冷静に受け止めてたみたいだな」",
"371000811_39": "「ねえ、ママ――」",
"371000811_40": "「駄目よ、駄目よそんなのッ!\\n どうしてワガママばっかり言うのッ」",
"371000811_41": "「……ッ!」",
"371000811_42": "「だって、ゆら言ってたじゃないッ!\\n 研究棟に造ってもらった病室じゃなくて……」",
"371000811_43": "「また、昔みたいに一緒に暮らしたいってッ!!」",
"371000811_44": "「だからママ、死者の書を盗んでまで、\\n ここまでしたっていうのにッ」",
"371000811_45": "「どうしてッ!!\\n どうして喜んでくれないのッ」",
"371000811_46": "「でも……わたし……ずっと言ってたよ」",
"371000811_47": "「こんなこと、もうやめてって……。\\n だけど……」",
"371000811_48": "「あの声は幻聴じゃ……ッ!?\\n そんな……そんなはずないッ」",
"371000811_49": "「だって、私の娘なのよ……ッ!?」",
"371000811_50": "「私といつまでも一緒に暮らすのが、\\n 一番の幸せのはずなのにッ」",
"371000811_51": "「……見てらんねーな」",
"371000811_52": "「やっぱり、お母さんにとって\\n 娘って大事なものなんだね……」",
"371000811_53": "「だとしても、人の道を外れるのはまた別の話でしょ。\\n あの母親は明らかにやりすぎよ」",
"371000811_54": "「あ、あのッ! ゆらちゃんのお母さんッ!\\n 今ならまだ、間に合うデス」",
"371000811_55": "「島は滅茶苦茶になっちゃったデスけど、\\n 皆、まだ死んでないデス……ッ」",
"371000811_56": "「あぁ。死者の書をこっちに渡してくれ。\\n そうすりゃ、娘を悲しませずに済む」",
"371000811_57": "「フ……フフ……フフフフ……」",
"371000811_58": "「ママ……」",
"371000811_59": "「あなたの言いたいことはよく分かったわ」",
"371000811_60": "「よかった、じゃあ――」",
"371000811_61": "「あなた、死者の書のせいで\\n おかしくなってしまったのね」",
"371000811_62": "「……え?」",
"371000811_63": "「死者の書の力が足りないから、魂が濁ってしまったのよ……」",
"371000811_64": "「だってそうでしょ……あの可愛いゆらが、\\n 私の娘がそんなこと言う訳がないものッ」",
"371000811_65": "「マ、ママ、それは違うよ……ゆらはゆらだから……」",
"371000811_66": "「――でも安心して、ゆら。\\n こうなった時のために、ちゃーんと対策を用意してたから」",
"371000811_67": "「あ、あれ……!\\n クラスカード……」",
"371000811_68": "「盗られてたの!?」",
"371000811_69": "「ごめん……!」",
"371000811_70": "「解析できない部分も多いけど、\\n これには未知の力が秘められているようなの」",
"371000811_71": "「きっと、死者の書に力を与えてくれるわッ!」",
"371000811_72": "「待って……ッ!」",
"371000811_73": "「さぁ、死者の書よッ!\\n この力を取り込み、娘の魂を浄化しなさいッ」",
"371000811_74": "「だめデス……ッ!」",
"371000811_75": "「お、おい……なんか、ヤバくないか……?」",
"371000811_76": "「黒い霧が……一気に噴き出して――」",
"371000811_77": "「なッ!? 何をするの??」",
"371000811_78": "「わ、私は使用者よッ! ちゃんと言うことを――ッ!」",
"371000811_79": "「やだ、ママ……たす……け――」",
"371000811_80": "「シンフォギアのお2人!\\n 急いでバリア張ってくださいバリア」",
"371000811_81": "「はぁッ!?」",
"371000811_82": "「早くしてください!\\n さくっと さぁ」",
"371000811_83": "「こ、こうデスッ!?」",
"371000811_84": "「さっすがパーフェクトです!\\n 皆さん、絶対にこの障壁から出ちゃダメですよ」",
"371000811_85": "「あの霧に触れた途端、\\n 魂まるっと持ってかれちゃいますから」",
"371000811_86": "「……!」",
"371000811_87": "「おい、こりゃどーなってんだ。\\n 死者の書はあの母親が制御してたはずだろ」",
"371000811_88": "「恐らく、クラスカードという強大な魔術礼装を食べて、\\n お腹を下してしまったんでしょう」",
"371000811_89": "「まぁ、分かりやすく言うと完全に暴走していますねアレ」",
"371000811_90": "「うわ……周りが霧で真っ暗になっちゃった……」",
"371000811_91": "「さっきの母親も、死者の書に取り込まれたってこと?」",
"371000811_92": "「ええ、恐らくは」",
"371000811_93": "「……なんか、ちょっとだけ気の毒だったけど……」",
"371000811_94": "「これ以上罪を重ねさせないためにも、\\n 何とかしたいデス……ッ」",
"371000811_95": "「……はい!」",
"371000811_96": "「見て!\\n 霧が晴れてきた――」",
"371000811_97": "「<size=40>グォオオオォォオオォ……ッ!!!</size>」",
"371000811_98": "「って、えぇぇぇぇぇ!?\\n 大きくなっちゃった」",
"371000811_99": "「あれを止めなくちゃ、\\n 調は帰ってこないデス……ッ」"
}