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"370001011_0": "狂騒の果て",
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"370001011_1": "「諸君。特殊部隊APPLE隊長マリア・カデンツァヴナ・イヴは、\\n 命の限り、諸君らの故郷世界の復興に尽くすことを誓うッ!」",
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"370001011_2": "「わたしが、部隊設立憲章を放棄することなど、\\n 未来永劫起こりえないことだと信じてほしい」",
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"370001011_3": "「副隊長セレナ・カデンツァヴナ・イヴの名において\\n 隊長の言に倣いますッ!」",
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"370001011_4": "「俺たちも、もう二度と隊長たちを疑わないと誓いますッ!」",
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"370001011_5": "「私たち隊員一同も、隊長の命に従い、\\n 自分たちの故郷の復興に尽くすと誓いますッ!」",
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"370001011_6": "「<size=40>誓いますッ!</size>」",
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"370001011_7": "「結局、最初の発令書に付いていた動画はなんだったのですか?\\n これまでやってきたことを放棄すると言ってましたが……」",
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"370001011_8": "「もう……これ以上は無理なのよッ!」",
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"370001011_9": "「隊長ッ!今辞めたら、あたしたちのこれまでの努力が\\n 水の泡になるっスッ!」",
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"370001011_10": "「知らないわよッ!」",
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"370001011_11": "「そんなぁ……いくら隊長でも冷たすぎるっスッ!\\n なんとか考え直してほしいスッ!!」",
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"370001011_12": "「ナツミ、聞き分けなさいッ!\\n これは隊長命令よッ!」",
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"370001011_13": "「はぁ……あれは、いくら言っても片付けない\\n ナツミの研究室に貯めこまれたガラクタのことよ」",
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"370001011_14": "「ガラクタじゃないっスッ!\\n れっきとした発明品っスよッ!」",
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"370001011_15": "「今回の事件も、あたしの発明品のおかげで\\n 解決したっスよッ!」",
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"370001011_16": "「あんたもしつこいわね。\\n それで、今回の事件を引き起こしたのは?」",
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"370001011_17": "「……それもあたしの発明品っス」",
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"370001011_18": "「それは擁護できないねッ!」",
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"370001011_19": "「ナツミ・ヒメジマ技術班長ッ!」",
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"370001011_20": "「はッ!」",
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"370001011_21": "「今回の騒乱を引き起こした罰として、\\n 向こう1年間の、研究室及び甲板掃除を言い渡すッ!」",
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"370001011_22": "「そんなぁ……」",
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"370001011_23": "「今回の事は、簡単に信じちまった俺らにも責任がある。\\n みんなで手伝ってやろうぜッ!」",
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"370001011_24": "「おおーッ!」",
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"370001011_25": "「それで隊長……ワタシは、やはり廃棄される?」",
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"370001011_26": "「棄てられたくないなら、役に立ちなさいッ!」",
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"370001011_27": "「ララーダも必死ですね……」",
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"370001011_28": "「隊長、チェスでもいかがですか?」",
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"370001011_29": "「そうね……将棋なら考えてあげるわッ!」",
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"370001011_30": "「この度は、あたしのせいでS.O.N.G.のみなさんには\\n 本当にご迷惑をおかけしたっス」",
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"370001011_31": "「スミマセンでした」",
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"370001011_32": "「本当にお世話になったわ」",
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"370001011_33": "「マリアさん、セレナさん、ありがとうございました。\\n おふたりがいなかったらどうなっていたことか……」",
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"370001011_34": "「気にしなくていいわよ。\\n 新たに出会った仲間……と、そのうるさい姉だしね」",
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"370001011_35": "「何よ仲間の姉ってッ! しかもうるさいってッ!」",
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"370001011_36": "「分かったわよ。じゃああなたも仲間でいいわ」",
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"370001011_37": "「最初からそう言いなさいよ。素直じゃないわねッ!」",
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"370001011_38": "「変に遠慮なんかしちゃダメですよ。\\n いつまでも仲良くいてくださいね」",
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"370001011_39": "「はい。今回の事件で、わたしでもマリア姉さんの\\n 役に立てるって自信がつきました」",
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"370001011_40": "「あなたの存在は、マリアさんにとっての\\n 立派な支えになっています。あまり気負わないでくださいね」",
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"370001011_41": "「はいッ!」",
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"370001011_42": "「では、またいつか……」",
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"370001011_43": "「なにかあったら、すぐに駆けつけてあげるわッ!」",
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"370001011_44": "「あッ! そう言えば、\\n 他の並行世界の組織との協議はどうなるんですか?」",
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"370001011_45": "「計画は阻止したんだから、超長距離からいきなり\\n 砲撃とかやめてよねッ!」",
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"370001011_46": "「許可は貰ったって言ったでしょ?\\n 24時間だけ、猶予をもらってたのよ」",
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"370001011_47": "「各組織に連絡後、集合するだけでもそれくらいはかかるもの」",
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"370001011_48": "「マリア姉さん、プレッシャーを与えたくないからって\\n 詳細は黙ってたんですよ」",
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"370001011_49": "「24時間以内に阻止できなかった場合は、エアーキャリアーごと\\n 盗み出して、向こうの世界に渡るつもりだったけどね」",
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"370001011_50": "「つもりって……そんなこと出来るわけないでしょッ!?」",
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"370001011_51": "「できるわよ。\\n だってわたしたち……」",
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"370001011_52": "「<size=40>ファントムシスターズだ(です)からッ!</size>」"
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