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"368000511_0": "劇的な再会って、なに?",
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"368000511_1": "数十分前――",
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"368000511_2": "(怪獣が見える範囲は概ね探したが……。\\n 本当に操られているわけではないのか……?)",
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"368000511_3": "「――!?\\n 今、何かが――、向こうに!」",
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"368000511_4": "「……これは――」",
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"368000511_5": "(なんだ、これは……。\\n 時空が揺らいで……?)",
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"368000511_6": "(あの姿は……!)",
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"368000511_7": "「おい! 聞こえるか!」",
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"368000511_8": "(反応がない……。声は届いてないのか?\\n だが、アイツなら――きっと俺に気づいてくれるはずだ!)",
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"368000511_9": "「――風鳴翼! こっちを見ろ!」",
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"368000511_10": "(この空間の揺らぎは一体……)",
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"368000511_11": "(――ッ!\\n 向こうに、何かが――)",
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"368000511_12": "「――風鳴翼! こっちを見ろ!」",
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"368000511_13": "「な――ッ!?\\n 誰だッ!」",
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"368000511_14": "「聞こえるか? 俺の声が」",
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"368000511_15": "「その声、どこかで……。\\n 初めて見る者なのに、わたしはあなたを知っている……?」",
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"368000511_16": "「知っていて当然だ。\\n 俺は孤立世界で、お前と共に戦ったのだからな」",
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"368000511_17": "「共に戦った……?\\n ――まさかッ! その声、グリッドナイトなのかッ!?」",
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"368000511_18": "「久しいな――いや、今はそれどころではない。\\n お前の仲間たちが危機を迎えている。お前の力を貸してほしい」",
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"368000511_19": "「立花たちがッ!? そちらにいるのですかッ!」",
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"368000511_20": "「怪獣との戦いで窮地に陥っている。\\n 助けたいが、俺は今、戦う術を失っている」",
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"368000511_21": "「だから、お前の力が必要なんだ!」",
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"368000511_22": "「是非もありません。\\n しかし、どうやってそちらに――」",
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"368000511_23": "「この手を……取れ!」",
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"368000511_24": "(グリッドナイト、かけがえのない仲間を護る剣となるために\\n わたしを導いてくださいッ!)",
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"368000511_25": "「手を取ったぞ!\\n 一気に引き込む……!」",
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"368000511_26": "(この感覚には覚えがある……。繋いだ手から、\\n グリッドナイトの存在が流れ込んでくる――ッ!)",
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"368000511_27": "(受け入れてくれ。俺の力を――!)",
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"368000511_28": "「ここは……、\\n それに、この姿は――ッ!」",
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"368000511_29": "「……無事に世界を渡り、あなたとの融合も果たしたのですね。",
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"368000511_30": " それで、立花たちは――」",
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"368000511_31": "(街の方だ。まだ、戦っている)",
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"368000511_32": "「分かりました。すぐに助太刀に――」",
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"368000511_33": "「グエェェェェェッ!」",
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"368000511_34": "「なッ!? 空飛ぶ怪獣だとッ!?」",
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"368000511_35": "(焦るな。あれは俺たちの仲間、ゴルドバーンだ)",
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"368000511_36": "「わたしを運んでくれるというのか……。",
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"368000511_37": " 頼んだぞ、ゴルドバーンッ!」"
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