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"361000712_0": "「きゃあッ!」",
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"361000712_1": "「これがあの子の本気……」",
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"361000712_2": "「このオーディションが『女神の歌』に基づいているなら、\\n ここからはラストシーンのはず」",
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"361000712_3": "「本来であれば、女神たちが\\n 互いをたたえ合っているシーンのはずよ」",
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"361000712_4": "「互いをたたえ合うなんて、できるはずない……。\\n だって、選ばれた女神は1人だけ」",
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"361000712_5": "「選ばれた者に選ばれなかった者の気持ちなんて、\\n わかるはずがないッ!!」",
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"361000712_6": "「すッ……すごい力……ッ!」",
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"361000712_7": "「こんな力を持っていたなんて……」",
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"361000712_8": "「わたしたちも相手も舞台少女。\\n 根底にあるのは同じもののはず」",
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"361000712_9": "「なのに、どうしてここまで……?」",
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"361000712_10": "「わたしとあなたたちが同じ舞台少女?\\n その認識から間違っているわ」",
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"361000712_11": "「わたしは、選ばれし舞台少女なのよッ!」",
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"361000712_12": "「それは、この狂ったオーディションに選ばれた、\\n ということかしら?」",
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"361000712_13": "「こんなものは茶番劇にすぎない。\\n わたしが立つべき舞台はただ1つ」",
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"361000712_14": "「『女神の歌』の主役……ッ!」",
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"361000712_15": "「なのに……よりにもよって、メレテー役だなんて……。\\n 主催者たちの目は節穴なのッ!?」",
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"361000712_16": "「やはりお前は、\\n 井手……碧菜……」",
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"361000712_17": "「わたしは主役になるため、\\n ずっと努力に、努力を重ねてきた……ッ!」",
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"361000712_18": "「その努力が足りなかっただなんて、認めないッ!」",
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"361000712_19": "「…………」",
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"361000712_20": "「その努力が認められたからこそ、わたしは導かれたのよ。\\n 学校の倉庫の奥に眠る『黄金のリボン』のもとへ」",
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"361000712_21": "「それを手にしたとき、わたしは知ったの。ここで\\n 『キラめき』を競い合うオーディションが行われていることを」",
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"361000712_22": "「そして、このリボンの力をもってすれば、\\n そのルールを自由に書き換えることができるとッ!」",
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"361000712_23": "「リボンにそんな力が……?\\n それは恐らく……」",
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"361000712_24": "「いや、間違いなく聖遺物……ッ!」",
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"361000712_25": "「わたしがレヴューを行う理由はただ1つッ!\\n 我が障害となる舞台少女の『キラめき』を奪うためッ!」",
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"361000712_26": "「他の主役候補となる舞台少女の『キラめき』を\\n 奪い尽くしてやるのよッ!」"
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