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2019-01-19 14:04:48 -05:00

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{
"320000921_0": "「わたしたちの攻撃も効いてない……?」",
"320000921_1": "「巫女型ギアなのに、鎮められないデスかッ!?」",
"320000921_2": "「くッ……このままだと……」",
"320000921_3": "「そんな……どうしてこんなに……」",
"320000921_4": "「今までの数倍……いや、それ以上かッ!」",
"320000921_5": "「どっから出てきてるんだよ、こいつらはッ!?」",
"320000921_6": "「もしかして、天のオリオン座が関係してッ!?」",
"320000921_7": "「そんな……ッ!」",
"320000921_8": "「みなさん、聞こえますか?」",
"320000921_9": "「エルフナインちゃんッ!」",
"320000921_10": "「恐らくですが、今まで祓えた、鎮められたと思っていたのは、\\n 違ったんです。龍脈へは戻らなかっただけで、残っていた」",
"320000921_11": "「それが大地のオリオン座同様に門として開かれた天のオリオン座に\\n 繋がり、集積して大きな災いになってしまったと考えられます」",
"320000921_12": "「でも、それじゃどうしたらいいデスかッ!\\n 鎮めることもダメなんじゃ――」",
"320000921_13": "「……いえ。鎮めることはできるんです。\\n 本職の神職の人なら……」",
"320000921_14": "「宮司さん?」",
"320000921_15": "「はい。あの人が最初に祝詞と舞で鎮めた魔物は、\\n 他とは消え方に差異がありました」",
"320000921_16": "「あれだけが、正しく鎮めることができた例なんだと思います。\\n 心象変化したギアでは、完全ではなかったということです……」",
"320000921_17": "「関係ない」",
"320000921_18": "「……調?」",
"320000921_19": "「祓うとか、鎮めるとかなんて関係ない。……宮司さんを、\\n ウサギさんたちを、この神社を傷つけたアイツが許せないッ」",
"320000921_20": "「わたしが絶対に倒すんだッ!」",
"320000921_21": "「調ッ! くッ、切歌、セレナッ!\\n 調を援護してッ」",
"320000921_22": "「りょ、了解デスッ!」",
"320000921_23": "「月読さん、無茶はしないでくださいッ!」",
"320000921_24": "「立花ッ、小日向ッ、雪音ッ!\\n わたしたちも迎撃するぞッ」",
"320000921_25": "「はいッ!」",
"320000921_26": "「は、はいッ!」",
"320000921_27": "「ああッ!」",
"320000921_28": "「エルフナイン、さっきの話だけど、\\n わたしたちのギアじゃ無理なのね」",
"320000921_29": "「はい、恐らくは……。何が足りないのかはわかりませんが、\\n 本職の舞による鎮めとは何かが違うんだと思います……」",
"320000921_30": "「そ、そんなことはありません……」",
"320000921_31": "「宮司さんッ!?」",
"320000921_32": "「いやはや、みっともない姿をお見せしてしまいましたね……。\\n 年は取りたくないものですな」",
"320000921_33": "「あの子を……月読さんを呼んでいただけますかな。あの子なら\\n きっと、あの荒ぶる神にも心を届かせることができます」",
"320000921_34": "(許さない……絶対にッ!\\n 優しい宮司さんを、あの子たちを――ッ",
"320000921_35": "(この場所を、荒らす奴は絶対にッ!)",
"320000921_36": "「調ッ! 出すぎデスッ!\\n 無茶しすぎデスよッ」",
"320000921_37": "「落ち着いてください、月読さん」",
"320000921_38": "「――許さないんだからッ!!」",
"320000921_39": "「まだまだッ!」",
"320000921_40": "「――調ッ! 宮司さんが目を覚ましたわッ!」",
"320000921_41": "「え……?」",
"320000921_42": "「はああああッ!」",
"320000921_43": "「……調、宮司さんのところへ。\\n 話があるそうよ。わたしが抑えている間に早くッ」",
"320000921_44": "「う、うんッ!」",
"320000921_45": "「……こんなボロボロで失礼しますよ」",
"320000921_46": "「宮司さん……大丈夫ですか?\\n わたしがもう少し早く戻ってこられたら……」",
"320000921_47": "「そんなことはありません。その子たちもいましたからな。\\n おかげで命を拾うことができました」",
"320000921_48": "「…………」",
"320000921_49": "「宮司さんも、ウサギさんも、神社もこんなにして……。\\n やっぱり許せない……」",
"320000921_50": "「待っていてください。あんなのすぐ倒して、\\n 病院に連れていきますから――」",
"320000921_51": "「それではダメなのですよ」",
"320000921_52": "「え……?」",
"320000921_53": "「思い出してください。舞とはなんのためにあったのか。\\n 間違った心では、災禍を鎮めることなどできません」",
"320000921_54": "「災禍とはすなわち神からの試練のひとつ。魔と呼ばれようとも、\\n 総じて神につながるものです」",
"320000921_55": "「……大事なことは、感謝と尊敬です」",
"320000921_56": "「感謝と、尊敬……?」",
"320000921_57": "「その気持ちさえあれば、きっとあなたの心は届きます。\\n 怒りでも、悲しみでもなく、感謝を込めて災禍に抗うのです」",
"320000921_58": "「やってみます……」",
"320000921_59": "「素直ですな。あなたを見ていると、行方不明の孫娘を\\n 思い出します。私の言葉もよく聞く、素直な子でした」",
"320000921_60": "「こんな時まで神社ジョーク……?」",
"320000921_61": "「フフ、緊張は取れましたかな?\\n あとは、お願いしますぞ」",
"320000921_62": "「調、宮司さんは?」",
"320000921_63": "「安全なところまで下がってもらったよ」",
"320000921_64": "「それで、何か秘策でももらえたの?」",
"320000921_65": "「あれだけデカいのに、攻撃が効かないなんて反則デスよ」",
"320000921_66": "「わたしたちの巫女型ギアが全く通用しないなんて……」",
"320000921_67": "「……気持ちを教えてもらった。\\n 感謝と尊敬の気持ちさえあれば、届くからって……」",
"320000921_68": "「……それだけ?」",
"320000921_69": "「うん。でもやってみる」",
"320000921_70": "「……いいわ。なら、調に任せましょう」",
"320000921_71": "「ありがとう……」",
"320000921_72": "「その子たちもいるしね。\\n 調を信じてるみたい」",
"320000921_73": "「…………」",
"320000921_74": "「あれ? いつの間に……」",
"320000921_75": "「…………」",
"320000921_76": "「な、なんだかウサギさんたちが光りだしたデスよッ!?」",
"320000921_77": "「きれい……」",
"320000921_78": "「これは――ッ!?」",
"320000921_79": "(なんだろう、温かくて懐かしくて……この子たちの力?\\n わたしに流れ込んでくる……",
"320000921_80": "「し、調まで光りだしたデスッ!」",
"320000921_81": "「切ちゃん、大丈夫だよ。\\n この子たちが、力を貸してくれたみたい」",
"320000921_82": "「…………」",
"320000921_83": "「ありがとう。あとは任せてね。\\n セレナ、この子たちをお願い」",
"320000921_84": "「わ、わかりました」",
"320000921_85": "「調……?」",
"320000921_86": "「心配しないで、切ちゃん。\\n あの大きな災禍は、わたしがなんとかするから」",
"320000921_87": "「みんなも、この神社も、全部護ってみせるッ!」"
}