xdutranslations/Missions/main_ah02/382000632_translations_jpn.json
2022-12-28 12:03:17 +03:00

58 lines
5.1 KiB
JSON
Raw Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

{
"382000632_0": "「……ん。うぅ……」",
"382000632_1": "「……あれ? あたし、いつの間に眠って……」",
"382000632_2": "「というか、ここって……外?\\n もしかして、怪物クジラの背中――ッ」",
"382000632_3": "「……じゃない。S.O.N.G.の潜水艦の上か……」",
"382000632_4": "「どうしてこんなところに……」",
"382000632_5": "(何があったの……? エルフナインさんの手伝いをして、\\n それから眠ろうと部屋に戻って……",
"382000632_6": "(……ダメ。その後が思い出せない)",
"382000632_7": "「う……ッ!?」",
"382000632_8": "(頭が……割れそうに痛い……ッ!?)",
"382000632_9": "「と、とにかく、潜水艦の中に入らないと……」",
"382000632_10": "「な……ッ!?\\n イシムの眷属ッ」",
"382000632_11": "(なんてこと……。\\n ろくに動けない、この状況で囲まれるなんて……",
"382000632_12": "(このままあたし、こいつらに殺されてしまうの……?)",
"382000632_13": "「そんなの……絶対に嫌だ。\\n こんなところで、終わってたまるかッ」",
"382000632_14": "(あたしの命は、奏さんに救ってもらったものだッ!\\n だから――ッ",
"382000632_15": "「あたしは、生きるのを諦めないッ!」",
"382000632_16": "(本当にあたしの中に、イシムたちが恐れる力があるのなら……。\\n それを使って生き残ることができるかもしれないッ",
"382000632_17": "(――集中しろ、水流明日香。\\n 自分の中にある力を、制御するんだ",
"382000632_18": "(…………)",
"382000632_19": "【ドクンッ――】",
"382000632_20": "(……ッ! あたしの中に、なにかがあるッ!)",
"382000632_21": "(この感覚を手繰り寄せて、自分のものにすればッ!)",
"382000632_22": "「……あたしには、装者の皆さんみたいな才能はない。\\n エルフナインさんみたいな知識もない」",
"382000632_23": "「頼りになるのは、この身体の中の感覚だけ。\\n だから、この力を使いこなして……」",
"382000632_24": "「今こそあたしは――ッ!」",
"382000632_25": "(…………)",
"382000632_26": "「……ダメ。なにも起こらない……」",
"382000632_27": "「どうしてッ!? 何が足りないのッ!?」",
"382000632_28": "「あたしには……戦う力を手に入れることは、できないの……?」",
"382000632_29": "「あたしはこのまま、こんなやつらに……」",
"382000632_30": "「――なにしけたツラしてやがる」",
"382000632_31": "「え……? イシムの眷属が、一瞬で……」",
"382000632_32": "「ふん。歯ごたえのねぇやつらだ」",
"382000632_33": "「し……師範ッ!? どうしてここに……」",
"382000632_34": "「どうしてって、そりゃお前……あー、なんだ」",
"382000632_35": "「……最近、毎晩うなされてるようだったしよ。\\n ちょっとばかし、気になってな」",
"382000632_36": "「弟子の様子を見学に来てみたってわけだ。\\n もちろん、また不法侵入だがな」",
"382000632_37": "「え、それって……あたしを心配してくれたっていう\\n ことですか」",
"382000632_38": "「言わせんじゃねぇよ、バカ弟子が」",
"382000632_39": "「しっかし、虫の知らせってのは当たるもんだな。\\n 嫌な予感がしたが……なんだ、この状況は」",
"382000632_40": "「あたしにも、なにがなんだか……」",
"382000632_41": "「まあいい。とりあえず、こいつらはぶっ飛ばしとくとするか」",
"382000632_42": "「すぅぅぅ……オラァッ!」",
"382000632_43": "「イシムだかなんだか知らねぇが、\\n そんなもんかッ」",
"382000632_44": "(師範……やっぱり強い。\\n イシムの眷属が、あっという間に倒れていく……ッ",
"382000632_45": "【ドクンッ――】",
"382000632_46": "「……ッ!? 頭痛が……、一層激しく……ッ!」",
"382000632_47": "(ダメ……目がかすんで……)",
"382000632_48": "(し、<size=28>は</size><size=26>ん……</size>",
"382000632_49": "「……片付いたか」",
"382000632_50": "「ちッ、この程度の相手に時間かけちまうとはな。\\n 俺もまだまだ、修行が足りねぇ」",
"382000632_51": "「明日香に稽古をつけるついでに、鍛え直さねぇとな」",
"382000632_52": "「おい明日香。\\n お前も、これくらいの相手は簡単に倒せるくらいに――」",
"382000632_53": "「がッ、……は……ッ!」",
"382000632_54": "(何かが、腹を貫いてやがる……ッ!\\n これは……",
"382000632_55": "「……んな、バカな……ッ、てめぇは……ッ!」"
}