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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"389000331_0": "「助かりました、ありがとうございます」",
"389000331_1": "「当然のことをしたまでです。\\n それで……怪我をした方々の様子は」",
"389000331_2": "「幸い、重傷者は出ませんでした。\\n これも皆さんのおかげです。ただ……」",
"389000331_3": "「何かあったのデスか?」",
"389000331_4": "「人的被害は、皆さんのおかげでほぼありません。\\n ただ、先程の爆発でエンジンルームに被害が及んでしまい……」",
"389000331_5": "「エンジンにッ!?\\n それじゃあ……」",
"389000331_6": "「はい。\\n そのため、航行に支障が出ているとのことです」",
"389000331_7": "「……申し訳ない、<ruby=ひとえ>偏</ruby>にわたしたちの責任です」",
"389000331_8": "「この船を港まで\\n 安全に護衛しなきゃいけなかったのに……」",
"389000331_9": "「自分の未熟さを痛感するばかりなのデスよ……」",
"389000331_10": "「そ、そんなこと言わないでくださいッ!\\n 乗員も、美術品も無事だったんですよッ」",
"389000331_11": "「失礼覚悟でお伝えしますッ!\\n 全部がパーペキでなくても僕は平気なスタンスですッ」",
"389000331_12": "「……」",
"389000331_13": "「……あ、さっきの」",
"389000331_14": "「翼にこだわりのある乗組員さんデス」",
"389000331_15": "「や、やっぱり失言でした?」",
"389000331_16": "「フ……いいや、お前のそのお気楽さのおかげで、私たちは\\n いつも『完璧な仕事』の重圧から少しだけ救われているんだ」",
"389000331_17": "「そうだな……美術品たちを目的地へと無事届けることだけは、\\n 確かに完遂しなければ、してもらわなければならない。けれど……」",
"389000331_18": "「多少の危険も私たちの責務のうちです。\\n 皆さんに余計な心配をかけるのは本望ではありません」",
"389000331_19": "「実際、皆さんが奔走してくださっていたおかげで、\\n 私たちに欠員は誰人としていないんですから」",
"389000331_20": "「そうですよッ! エンジンも直接に攻撃されたというわけではなく、\\n 別の場所の爆発が影響したってだけですから。事故みたいなもんです」",
"389000331_21": "「最終的に、ニケたちが無事に\\n 美術展の壇上へ並べるよう、港に着けばそれでよし、ですよッ」",
"389000331_22": "「逆にセンセーショナルなニュースにでもなれば、\\n 僕が愛する翼たちもより多くの人目に触れられる……ッ」",
"389000331_23": "「フ、フフ……いや、失礼。\\n ありがとう、ございます」",
"389000331_24": "「……重傷者はいなかった。\\n そっか、良かった……本当に」",
"389000331_25": "「わたしたち、気負いすぎていたのかな」",
"389000331_26": "「……そうかもしれないな。\\n 護るべき人々に、逆に心を護られるとは」",
"389000331_27": "「でも、おかげで心が軽くなったデス。\\n とりあえずS.O.N.G.にホウ・レン・ソウをして――」",
"389000331_28": "「あ、あれ?」",
"389000331_29": "「どうしたの、切ちゃん?\\n 変な顔して……」",
"389000331_30": "「ちょっと、調の通信機を鳴らすデスよ」",
"389000331_31": "「え? う、うん。",
"389000331_32": " ……ええと、こちら、わたしです」",
"389000331_33": "「うんうん。アタシの通信機からもちゃんと聞こえるデスね……\\n それじゃあ、もう回S.O.N.G.へ通信を……」",
"389000331_34": "「…………」",
"389000331_35": "「S.O.N.G.への通信ができなくなってるデスよーッ!?」",
"389000331_36": "「な……ッ!?\\n どうして……」",
"389000331_37": "「……ッ!? なんだ、この心をざらつかせる、\\n 妙な感覚は……ッ」",
"389000331_38": "「外部への通信の遮断、いつもより強く感じるアルカ・ノイズ……\\n ここにきて更に、得体の知れぬ力ときたか……ッ」",
"389000331_39": "「モヤモヤなんだか気持ちが悪いのデスッ!」",
"389000331_40": "「この感覚、\\n 下の階……貨物室のほうからだよッ」",
"389000331_41": "「まさか、ニケに異変が……ッ!?」",
"389000331_42": "「アタシと調で見てくるデスッ!\\n 翼さん、ここをお願いしてよいデスかッ」",
"389000331_43": "「暁……ッ!?」",
"389000331_44": "「これすらもまた陽動の可能性があります。\\n 貨物室の様子はわたしたちがッ」",
"389000331_45": "「なるほど、承知した。\\n くれぐれも気を付けるのだぞ」",
"389000331_46": "「了解デスッ!」",
"389000331_47": "「行こう、切ちゃんッ!」",
"389000331_48": "「貨物室に近付く程、ざわざわする感覚が、\\n どんどん強くなっていく……ッ」",
"389000331_49": "「……ッ!?\\n 調、あれを見るデスッ」",
"389000331_50": "「――」",
"389000331_51": "「まるで空中に穴が開いてるみたいデスッ!」",
"389000331_52": "「どこまでも真っ黒な……丸い球……?」",
"389000331_53": "「壁や床が分解された……ッ!?",
"389000331_54": " じゃあ、これもアルカ・ノイズ――」",
"389000331_55": "「おおおうッ!? あ、危なかったデス、\\n 見た目から攻撃が想像しづらいデスよ……ッ」",
"389000331_56": "「切ちゃんッ!?",
"389000331_57": " ……ッ!! こっちにも来るッ!!」"
}